2012-01-01から1年間の記事一覧

師走のしわ寄せ。

昨日が年内最後の仕事。職場で一日かけて僕が来春幹事をやる職場関係の会の案内状づくり及び発送を行う。雨の降る中、ポストに200通近くの葉書を入れて仕事終了。 ホッとするとともに仕事のしわ寄せで自分の年賀状をまだ出していないどころか書いていない…

二本の橋。

今日は休み。 天気予報は最高気温6度とのたまっているので、まるでトレッキングに行くような格好で家を出る。もちろん、山には行かない、映画に行くのだ。 10時過ぎの回なのだが、初めてのネット予約のため現地で発券をしなければならず、やり方を知らな…

生島、文庫でよめるってよ。

今日も朝から野外仕事。とにかく風が冷たい。ネックウォーマーやユニクロのウォームアップパンツなどで厳重に武装して北風に立ち向かう。 午後、野外仕事着からスーツに着替え、都内へ出張。今日は親会社的な所でとある講演会があり、子会社的な我が職場にも…

慰撫のすべて。

今日は休日出勤で午前中から野外仕事。昼過ぎに屋内に戻り、机周りや資料室の整理などをして過ごす。年末の山場は去り、忘年会も終わり、冬の昼下がりにほんのつかの間陽が当たってホッとできるような時期に入った。ただ、北風が冷たい外の仕事は30日まで…

現金書留から本。

昨晩、この冬はじめてのコタツを出した。それに伴い部屋の片付けをしていると、以前に外市などで売った本の代金が入っていた現金書留の封筒がでてきた。僕の記憶では中身はすでに本を買うための軍資金として使い切ってしまったことになっていたのだが、念の…

天才は湯気とともに消える。

今日は休み。 いつものようにグズグズとした午前中を過ごす。朝風呂のBGMは「コイズミ シャンソニエ」(ビクター)。 Koizumi Chansonnier(初回盤)アーティスト: 小泉今日子出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2012/10/24メディア: CD購入:…

亀と菓子。

今日は職場の年に何度かある大きなイベントの日。特に忙しく動くわけではなく、むしろそれなりの時間じっと静かに気を張っていなければならない仕事の日だ。 特別な日のため昼は弁当が出る。折り詰め弁当の“いできはじめの祖”と呼ばれる老舗のこの弁当が好き…

十五目の夜。

先週の土日がそれぞれ別の場所での出張野外仕事で休みがなかったため、週末が近づくとともに疲労がたまりそれが頭痛というカタチで存在をアピールし始めたため少し早めに退勤する。 本屋へ。 丸谷才一「快楽としてのミステリー」(ちくま文庫) 川崎洋「悪態…

渇くものと乾かないもの。

今日は休める日曜日。 溜まった洗濯をするが、予報通り昼前から雨となったので部屋干しも仕方ない。 湯船につかってゆっくり朝風呂に入る。BGMは八代亜紀「夜のアルバム」。小西康陽プロデュースのジャズアルバムだ。このジャケット写真といい、Emarcyレーベ…

穴八幡大菩薩。

本日は職場のシステムメンテナンスのため休業。 ただし、午前中は職場を離れた場所で野外仕事をしなければならない。海沿いの私鉄の駅に立つと、台風19号の影響を感じさせる風が強く吹いているが、陽射しは夏を思わせる快晴となった。雨の野外仕事を覚悟し…

洗濯物が乾くまで古本でも買いに行こう。

今日は仕事が休み。 目覚まし時計のベルに起こされない朝のしあわせ。 台風一過で空が青い。洗濯をして干す。 昼前に家を出る。電車に乗って神保町へ向かう。 車内では積ん読になっていた稲泉連「復興の書店」(小学館)を読む。第一章『本は「生活必需品」…

さよなら冷中の日。

今日は遅番。 やっと秋らしい風が感じられるようになった。おろしたての茶のスラックスに足を通し、しばらくぶりにブラウンのリーガルシューズを履き、家を出る。クリーニング屋に寄り、数枚の半袖ワイシャツを貯めておいたサービス券と一緒に出す。半袖をク…

マスタードの代わりにベージュ。

先週末の3連休も3日連続出張野外仕事という溜め息しかでない日々を過ごし、今週を迎える。 今日は遅番の日。いつもの遅番の朝同様、「おはよう忍者隊ガッチャマン」に間に合うように起床。窓の外は雨が降っている。パンとバナナオレの朝食をとってからシャ…

余生にしては忙しい。

昨晩は夜9時まで出張野外仕事。 ナイター照明の向こうの空には雷光がきらめく不穏な雰囲気のなか虫除けスプレーを多用しながら仕事を終える。ふう、9月に入っての仕事初めの1週間がやっと終わった。 今日は休みなので午前中はゆっくりする。いつものよう…

お茶漬けは飲み物です。

京都2日目。朝、ホテル近くのマエダ珈琲本店でモーニングを食べる。 僕の記憶が確かならこの店は以前はこの近くのビルの地下にあったはずなのだが、通りから少し引っ込んだところの立派な路面店になっていた。なぜかブレンド珈琲に“龍之介”という名前が付い…

起きて三条、寝て三条。

この夏ずうっと心身を拘束していた仕事が今日の午後に終わった。 この仕事のためにこの夏は映画、ライブなどにも行けず、先週の日曜日に相生橋のたもとでおこなわれた「あいおい古本まつり」をちょっと覗いたのが唯一の楽しみというような日々だった。 今度…

どこにも行けない。

世間は三連休だそうである。「へ〜ん、ばあろぅ、なにが連休だよ」と昨日も通常通り仕事をし、今日は朝から出張野外仕事をしながら心の中で思いつつ過ごす。 ここ数年通りの梅雨とは名ばかりの晴ときどき集中豪雨の日々を過ごしているうちにもうすっかり梅雨…

フォー・クワイエット・リーダーズ。

時折吹く強い風にあわあわしながら過ごす。 仕事の忙しさに心と体が置いて行かれるような疾走感の毎日。疾走感なんて言うとかっこ良く聞こえるがただ何もできずぼうっとしてしまう時間が多いということに過ぎない。 久しぶりに夕方には退勤する。 ここ数日は…

人生をツケで買う。

今日は午後から都内へ出張。 数時間会議室に籠って会議。この仕事はいわば親会社に出向しているような扱いになるため別途の日当のようなものが出るらしい。これは予想外の収入だ。期間は今年の暮れまでなのでそこそこの金額になる。となれば本を買うしかない…

線と言葉の神隠し。

今週は先週までの慌ただしさに比べれば平穏と呼んでよい週だった。 昨日は仕事帰りに本屋でこれらを買った。 ブルース・チャトウィン「どうして僕はこんなところに」(角川文庫) 岡本綺堂「三浦老人昔話」(中公文庫) どうして僕はこんなところに (角川文…

雑巾かと思ったら僕だった。

今日明日と雑司ヶ谷では外市が行われているが、両日とも野外仕事のため行くことができない。仕事に追われて本の出品もかなわず。残念。 というわけで今日は一日野外で雨に打たれる。苦行僧かと己に突っ込みを入れたくなるくらいに雨よけのポンチョの中までぐ…

この御本が目に入らぬか。

昼前に出張のため職場を出る。 昼食はまだとっていない。横浜の某所へ資料を取りに行って夕方までに戻ればいいという小学生のはじめてのお使いのような仕事。心はどこで昼食を食べるかに傾いている。 思っていた通りに仕事は秒殺で終了。某所からきびすを返…

イタリア、ドイツ、アジアをはさんでスウェーデン。

日曜日。 来週からは2週続けて日曜が仕事で潰れるから今日の休みは貴重だ。ただ、天気は不透明だから洗濯は避ける。ぐずぐずと午前中を過ごし(これが何よりの贅沢)、友人からの依頼に関する断りのメールを書く(これは気が重い)。 昼過ぎにクリーニング…

粉か豆か。

むしゃくしゃすることがあり、知人へかなりきつめのメールを送る。 そのことがまた軽い後悔の念となってむしゃくしゃがまた募る。 むしゃくしゃが募れば本を買ってすっきりしたくなる。 だから今日も本屋へ行く。 片岡義男「言葉を生きる」(岩波書店) 堀江…

バッド・ライトイヤー。

5時前に職場を出るなんていつ以来だろう。 このところの胃の痛くなる日々の中でエアポケットのような一日だ。今年に入ってから続いている耳の不調を診てもらうため5時まで受け付けている耳鼻科に急ぐ。 待合室のソファーは人々で埋まっていた。空きを探し…

主要著作一覧の中の愉しみ。

肌寒さを感じながら野外仕事を終え、いつもより1時間くらい早く退勤する。 明日は出張野外仕事のために朝が早いことと、今日は本屋にちくま文庫が並んでいるだろうという気持ちが退勤を後押ししている。 本屋へ。 小林信彦「非常事態の中の愉しみ」(文藝春…

ぼくが電話を受けている場所。

しばらく前に職場に電話がかかってきた。初めての人からだった。仕事に関する営業の電話だ。営業の内容はこの時期には他社からも繰り返しかかってくるようなごく普通のものであったのだが、突然電話の向こうから「古本はお好きですか?」と質問が飛んできた…

June bright。

出張先から夜8時過ぎに戻る。 地元の本屋で文庫1冊を買ってから帰宅。 加藤節雄「大人のロンドン散歩」(河出文庫) 大人のロンドン散歩 ---在英40年だから知っている魅力の街角 (河出文庫)作者: 加藤節雄出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/05/08…

週末をベトナムで。

昨日は朝から仕事。連休中とあって職場の人影もまばらだ。夜7時になると自分しか部屋にいないことに気づく。自分のためだけに電力を消費するわけにもいかず灯りを消して退勤。 9時前に友人と待ち合わせて駅前のベトナム料理屋へ。友人の再就職の祝いを兼ね…

入門書入門。

昨日は野外仕事のため朝4時半に起きて準備をしていると大雨洪水警報が発令されていた。30分近く天気予報の画面を眺めながら思案し、本日の野外仕事の中止を決定する。その後6時過ぎまでかけて20人以上にその旨の連絡を回す。 窓の外の雨の音を聞きなが…