2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

回想の小林信彦。

今日は、仕事終了後に職場の有志で集まり、職場の施設を借りて飲み会をする。おでんに始まり、水炊きになり、そこにうどんが入り、〆は雑炊。プリン体の国からプリン体を広めにきたような宴会だな。とりあえず、美味しく楽しいのでよしとする。 昨日、ブログ…

都市空間論のアイドル。

いやぁ、あったかい朝なのでびっくり。ヒーターを入れっぱなしで寝たのかと思ったくらい。 8時過ぎに職場を出て、同僚といつもの料理屋で食事をしてから帰宅。 ポストに、“海月書林 冬の古本市”を知らせる葉書が入っていた。場所は荻窪のひなぎく。昨年も、…

クーッとくるやろ?

またあたらしい一週間が始まった。やれやれ6割、さあ4割といった頭と体を職場へと運んでいく。ほぼそのような割合で物事が進み、8時半に退勤する。 今日職場で、立て替えていた経費が戻ってくる。大口とその他。大口は銀行口座入れるとして、その他はサイ…

村上春樹、半ばでございます。

9時半に目覚める。 そのまま寝床の中で「大東京ビンボー生活マニュアル」を最終の5巻まで読む。最終話で唐突に旅に出て(人の依頼によるものだから“出される”と言った方がいいか)あっけなく終了。確かに4巻あたりから以前に出てきたサブキャラクターの再…

“東京者”と「東京百話」。

朝から慌ただしく仕事をし、1時過ぎに慌ただしく職場を後にして出張へ出かける。昼食を食べる暇もなかったので、出張先がある駅のキオスクでパンを買い、地上に向かうエスカレーター上で急いで口に入れる。 少し遅れて指定された会議室へ。ちょうど始まった…

赤パンダの目。

今朝も赤パンダ状態の目で出勤する。午前中の仕事に空きがあったので外出の手続きをして眼科へ。診療時間より10分以上前に着いたのに待合室にはすでに5、6人の人が順番を待っていた。これまで使っていた目薬を新たに買うのに、色々と検査をされて待たさ…

「川崎長太郎選集」とは何か。

確か、以前の「東京brary日乗」(id:brary)で前川つかさ「大東京ビンボー生活マニュアル」の話が出ていてとても懐かしい思いがした。学生時代に唯一購読していた漫画雑誌『週刊モーニング』に連載されていたこの作品を楽しみに読んでいた記憶が浮かび上がる…

洲之内徹の読み残し。

今日は、実家に日帰りで帰省。 電車で2時間ほどかかるので、車中に何を読もうかとそこらを物色すると先日整理した本の山の一番上に洲之内徹「セザンヌの塗り残し」(新潮社)が見えた。以前に3分の1ほど読んでなんだかもったいなくなってそのままにしてあ…

エンヤはエンヤ。

朝から鼻がぐずついて風邪気味の雰囲気を体が醸し出している。要注意だ。新型インフルエンザはもうそこまできているのだから。 そんな有様でなんとか1日を乗り切って9時過ぎに退勤。 本屋に寄って今月は見送る予定であったこの雑誌を買う。 『東京人』12…

個室で『サンデー毎日』。

職場でいつも使用するトイレが清掃中のため、別の階の来賓用トイレに行く。来賓用と言っても使用しているのは主にこの階にいるおエライさん達なのだが。我々のトイレと違ってスペースもゆったりとられており、なにより洗面所に温水が出るのがこの季節にはあ…

十二月文庫と珈琲。

いつもの日曜日。遅く起きて洗濯してお風呂で落語。今日は三遊亭円遊「堀之内/花見小僧」を聴く。とてものんびりした語り口でぐたっと湯船にハマっているには丁度いい。 昼から出かける。いつものサンデー古本散歩コースだ。 まずは神保町の東京堂へ。 井伏…

馬車道→伊勢佐木→馬車道。

仕事で600人のお客さんを前に5分の予定で説明をする。当日になって説明する項目を追加された上に、「お客さんがメモをとるからゆっくり話して」と上司から言われ、終わってみれば15分以上かかってしまう。別の項目を説明する後の2人の同僚が帳尻合わ…

「荻窪風土記」を求めて。

ああ、寒い。今シーズン初めてハーフコートを着て職場へ。 明日、大勢のお客さんの前で5分ほどあることについての説明をしなければならず、原稿作りに励む。なんとか原稿を仕上げて9時に職場を出る。 昨日の小山清ショックの影響で井伏鱒二「荻窪風土記」…

ぐっと胸をつかまれる。

今朝はいつもの時間に起床する。やればできるじゃないか。一度、4時に目が覚めてビックリしたけど。 遅番のところを朝から出勤して昨日のケアをする。午後から仕事が立て込み夕方までノンストップで仕事が続く。仕事が途切れたところを見計らい、すっと退勤…

二番煎じ。

朝、目覚めて愕然とする。枕元の目覚ましは7時半をさしているではないか。まるで昨日のリプレイを見ている感じ。同じ1日が毎日繰り返されるなんて今時もうはやらないSF小説のようだ。2日続けて2時間寝坊するとは、自分の中で何かが壊れたのではないかと一…

地震あったもご存じない。

寝坊する。起きたら7時半。2時間の寝坊だ。慌てて支度をして家を飛び出す。始業時間5分前になんとか滑り込む。同僚から「今朝の地震で起きなかったの?」と聞かれ初めて地震があったことを知る。 退勤後、初めて入るラーメン屋でつけ麺を食べる。これまで…

かわいい猫はどこ行った。

昨晩、黒糖梅酒をマスカットソーダで割って飲むという下品なことをしたせいか、朝目覚めると頭がモーローとしている。しゃきっとせねば、1週間が始まるのだ。職場に着くと立て続けに珈琲を2杯飲む。 なんとか仕事を終えて、本屋へ。地元のこの店にも講談社…

腰痛にご用心。

ゆっくり目覚める。休日はいいな。 風呂で三笑亭可楽「富久」を聴く。語り口が心地いい。ただ、一筆書きのような淡白さで、あまり語り込むことなくあっさり終わる。 昼から、オイルヒーターを使用できるように部屋の本の整理を始める。山を崩し、とりあえず…

反則(販促)。

夕方まで仕事。木枯らしが身に沁みるようになってきた。 自宅にも暖房が必要な時期が刻々と迫ってきているのだが、部屋のオイルヒーターの上にはいつの間にか本が平積みになっている。これをどかさなければ僕の快適なウインターライフは訪れない。さて、どこ…

スイートスポット。

明日の土曜日は通常半ドンの職場なのであるが、特別なイベントがあるため終日出勤となる。その代わり本日は午後2時過ぎに退勤となった。 この機を逃してなるものかと、神保町へ地元では手に入らない新刊を買いに行く。まず今日は日本特価書籍から始める。 …

丘を越えて。

7時に起床。本日遅番のため1時間半ほど寝坊ができてうれしい。洗濯機のスイッチを入れ、半分ほどお湯を張った湯船に身を浸す。今日のBGR(バックグラウンド落語)は、三笑亭夢楽「高田馬場」。この噺は志ん朝バージョンしか聴いたことがないのでその違いを…

失うもののない幸福と不幸。

カバンに携帯本を入れ忘れる。 帰り道、本屋に寄って1冊選ぶ。 赤瀬川原平「名画読本 日本画編」(知恵の森文庫) 数年前必要があって親本のカッパブックスをブックオフなどで探したのだが見つからなかった思い出あり。今月の新刊で文庫になったので購入。…

惰性『文學界』。

仕事帰りの本屋でいつものやつを買う。 『文學界』12月号 今号は“文學界新人賞発表”のため特集もなく、つまらない。それなら買わなければいいようなものだが、習慣のようなものなので惰性で買ってしまうのだ。相変わらず、立ち読みで混んでいる雑誌棚の前…

雨の日曜と晴れた月曜。

雨上がりの暖かい朝。風邪の治りかけの身にはうれしい限り。 昨日クリーニングに出したシャツを受け取るため早めに職場を出る。時間に少し余裕があるので地元の古本屋を覗く。 永井龍男「幸吉八方ころがし 真珠王・御木本幸吉の生涯」(文春文庫) アーウィ…

ゆるしてちょうダイナ。

風邪ひきにはうれしい休日。10時近くまで寝ている。 湯船に浸かりながら桂小南「いかけや」と「運廻し」を聴く。名前は知っていたが噺を聴くのは初めて。しゃべり方から関西出身の噺家だと分かる。「いかけや」は「真田小僧」と「小言念仏」をミックスした…

スイングしなけりゃ意味ないね。

昨夜は、「極私的東京名所案内」を読むつもりが、視野に入った小林信彦「オヨヨ大統領の悪夢」(角川文庫)を手に取り、その第一部「不眠戦争」を再読。これまでに10回以上読み返しているが、読む度に面白い。私小説のパロディを思わせる作者自身による一…

またぞろ。

昨晩は「東京少年」を読了して就寝。風邪をひいているため他のことをすべてあきらめて読書に集中できるので、風邪もまたよしという感じ。 朝は、睡眠時間をいつもよりとったため気分よく目覚めたのだが、昼が近づくにつれてまたぞろ風邪の症状が出始める。仕…

神田古本まつり。

午前中、仕事に出る。このところ風邪気味であったのだが、今日は特にひどい。鼻が出て、くしゃみも頻発。なんとか仕事は終えて電車に乗る。予定通り神田古本まつりに向かうのだ。 地下鉄を出て、すずらん通りに入り、まずは昼食。牛丼屋で定食350円。古本…

未来予想図。

退勤後、神田須田町に向かう。そこに転勤していった同僚の親族が経営する美味しい鳥料理屋があり、今日はその同僚を囲んだ飲み会があるのだ。 移動の車中は、草森紳一「随筆 本が崩れる」(文春新書)を読む。風呂場以外、脱衣所に至るまで本で埋め尽くされ…

つるかめつるかめ。

仕事を終えて、本屋に寄り、何も買わずに帰ろうとした時にカウンターの上に見慣れない表紙のPR誌があるのを見つける。 それを入手するために気になっていたこの1冊を買うことにする。 西原理恵子「営業ものがたり」(小学館) 支払いを済ませてカウンターの…