回想の小林信彦。

今日は、仕事終了後に職場の有志で集まり、職場の施設を借りて飲み会をする。おでんに始まり、水炊きになり、そこにうどんが入り、〆は雑炊。プリン体の国からプリン体を広めにきたような宴会だな。とりあえず、美味しく楽しいのでよしとする。
昨日、ブログ「正式の証明」で爆笑問題の番組に小林信彦氏が出ていたことを知り、それを見逃していたことを知る。しかし、本日の「退屈男と本と街」で、関東地方は金曜日の25時半から「爆笑問題のススメ」という番組は放映されることを知る。つまり、まだ見逃してはいなかったのだ。こうとなれば、見ないわけにはいかないな。
そういえば、今から20年近く前、僕がまだ学校に通っている頃に、京王線の車内で小林信彦氏と思しき人を見た記憶がある。ドア付近に立っているその人の容姿は、写真で見たことのある小林氏によく似ていた。見かけたのは明大前から下高井戸へ向かう車内であったから、氏の住居のある杉並区にも近い場所だ。僕は今でも小林氏であったと思っている。
今日聴いたアルバム。

I Remember Clifford

I Remember Clifford

アート・ファーマーが吹くフリューゲルホーンのように」と村上春樹作品に比喩として登場する哀愁のトランぺッターとジャズメッセンジャーズの音楽監督として「ブルース・マーチ」などの曲を提供し、グループを一躍有名にした熟練のメロディ・メーカーであるベニー・ゴルソンによる双頭コンボ。前半をマッコイ・タイナー、後半をシダー・ウォルトンがピアノを担当する。このアルバムでゴルソン・メロディの有名どころをいろいろと聴くことができる。これらの曲を知らしめたアルバムの演奏と比較しながら聴くのも楽しい。リー・モーガンの吹いていない「クリフォードの想い出」、アート・ブレーキーがドラムを叩かない「ブルース・マーチ」、マンハッタントランスファーが歌わない「キラー・ジョー」、トロンボーンカーティス・フラーではない「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」があってもいいじゃないかという気分になる。