2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本でアイロン。

停滞している。職場の机の上に積み上げられた紙達の氾濫。未処理の書類を入れたクリアファイルや扱いを決めかねる小冊子も机に作りつけられた書棚の本の上で崩れやすい春先の雪山のような不気味な高さを形成している。 一日忙しく作業をしたものの何かが片付…

春樹の山。

午後から渋谷への出張があったので、用件が済んでから池袋に出て往来座へ寄る。昨日送った段ボールに入りきらなかった文庫本を10冊ほど持ってきたのだ。瀬戸さんが独りで店番をしていた。30日・31日の外市に顔を出せそうもないので、池袋駅で買った札…

石ころと一緒に。

いつもより30分早く起きて家を出る。今日は職場が提携している施設での年に一度の人間ドックの日。東京へ向かう電車はとてつもなく混むのでそれを避けて6時台の電車に乗り、神保町で下車。コンビニ以外開いていないような閑散としたすずらん通りを過ぎる…

CR中公新書

昨日、今日と野外仕事。日照り攻めの次は水攻めとなかなかハードな2日間だった。 2年前甲府に散った夢よもう一度と準備をすすめていたのだが、一番恐れていたことが今日の午前中に起こる。昨日の手ごたえがよかっただけに、何かもてあそばれているような感…

皿皿皿と菊。

昨日は知人がとってくれたチケットで巣鴨のスタジオフォーに立川志の輔独演会を聴きに行く。定員80人の志の輔師匠いわく「自分のやっている中で一番小さな会場」ですぐそこに現在の落語界を支えている大看板が落語を語っているのはまさに感動ものであった。…

ルーティン・サンデー。

休日出張のない日曜日。なにもする気が起きない。 9時に目覚めてテレビをつけ、「ドラゴンボール改」、「ワンピース」、「クロスゲーム」と3本連続アニメを観てしまう。疲れによる退行現象ですかね。 三遊亭円生「永代橋」を聴きながら風呂に入り、少し前…

ロンが撮るロンドン。

朝から出張野外仕事。 いつもと違う人たちと組むので勝手が違って戸惑う。「スタッフはこれをかぶってください」とファンシーな色をしたキャップを渡される。あからさまに嫌そうにしている人がいて面白い。いまさらカッコつける歳でもないので唯々諾々とファ…

白い花から赤い花。

休日出張のない日曜日。9時半まで寝ている。 洗濯をし、洗濯物をクリーニング屋へ出してから職場へ。休日に仕事をしに行くなんて仕事の虫などと呼ばないでいただきたい、そうしないと明日からがつらいのです。 コンビニで買って来たおにぎりで昼食をとり、…

B型の死角。

初夏のような日。 夕方まで野外で仕事。仕事着からスーツ姿に着替えて退勤。 本屋へ。文春文庫の新刊が出ていた。 小林信彦「昭和のまぼろし」(文春文庫) 天野ミチヒロ「放送禁止映像大全」(文春文庫) 小林本は「本音を申せば」シリーズの1冊。2005…

映画の品格。

昼過ぎまで仕事をして退勤。 電車に乗って日比谷を目指す。丸の内ピカデリーでやっている映画「グラン・トリノ」を観にいくつもりなのだ。 最初は松岡正剛「白川静」を読んでいたのだが、眠気でぼんやりしてしまい字が目に入ってこないので、iPodで春風亭昇…

森繁とともに風呂へ。

昨日今日と仕事。眠い目をこすりつつ松岡正剛「白川静」(平凡社新書)を読みながら出張場所へ向かう。 昨日うれし涙を流していた女の子が今日は悔し涙を流しているのを見ながら、婦女子というのはよく泣くものであるなあと思う。その点、男はいいカッコしい…

先発転向。

今日は自分の所属する部署の懇親会だ。なんだかんだとバタバタしながらも無事に開催にこぎつけ、それなりによっぱらいの2、3人も作り出し、男女の微妙な関係がちらほらと垣間見え、自分的にはただただ最後の雑炊を堪能した会だった。 2次会に行く人々と別…