2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

古本と立方体。

職場のとても偉い人が出した一枚の紙のおかげで職場に驚愕が走る。今後の影響がちょっと恐ろしい。 仕事を終えて9時過ぎに退勤。本屋で仕事の本を3冊まとめ買い。 帰宅するとポストに『ちくま』5月号が届いていた。枯れた文庫がずらっと並んだ林哲夫さん…

神保町を封鎖せよ。

休日出勤で野外仕事。気持ちよく晴れて、風も心地よい。 午後3時前に仕事終了。電車に乗って神保町へ向かう。 今日の携帯本は松岡正剛「白川静」(平凡社新書)。50ページほどを読んだだけだが、なるほど白川漢字学について興味を持たせるうまい紹介ぶりであ…

明後日に向かって撃て。

相変わらず仕事はバタバタと過ぎて行く。 人影も少なくなった職場で休日をはさんだ明後日に向かってメールを送る。明後日の朝にPCを開いた同僚たちのうんざりした顔が目に浮かぶ。 本屋に寄る。『ユリイカ』のクリント・イーストウッド特集が気になる。「チ…

見知らぬ街に住む。

今日は遅番。 山菜おこわを買って職場へ。 夕方から野外仕事。急に冷たい風が吹き始める。 また夜9時まで。 自分の意識が自分の中に型どおりのストレスを作っていくことに気づくが、なかなかそれを解消できない。「わかる」と「できる」は違うんだよな。 と…

紫煙の蔵書印。

休日出張野外仕事。 昨日と打って変り晴天なれども風強し。いや、強いなんてもんじゃない。びゅー、びゅー吹いてくる。花粉症持ちにとっては恨みたくなる一日だ。 仕事の空き時間に休憩所で坪内祐三「ストリートワイズ」(講談社文庫)を読む。原辰徳、戦後…

太宰の地図。

今日はしゃべくり仕事。花粉の影響で喉がよくないところへ何時間もしゃべり倒したため午後にはかすれ声になってしまった。 夕方雨のやまない中を退勤。 本屋で。 太宰治「地図 初期作品集」(新潮文庫) 地図 初期作品集 (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メー…

落語で養生。

今日は8時半に退勤できた。 本屋へ。 『エスクァイア日本版』6月号 Esquire (エスクァイア) 日本版 2009年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: エスクァイア マガジン ジャパン発売日: 2009/04/24メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を…

カプセル怪獣としての自分。

今日も気がつけば夜9時になる。 自分のような人間はこの世にひとりいれば充分だと思っていたのだが、仕事が混線しているためあと2、3人は欲しくなる。 とりあえず、本屋でひと息つく。 『エルマガジン・アート』 京阪神アートブック―L magazine art (える…

ゴールラインで止まるを得ず。

なにやら仕事が混線状態で今何を優先してやらねばならないのか自分でもよくわからなくなっている。抱えている種類の違う複数の仕事がほぼ同じ時期の締め切りに向かってゆっくりとしかし着実に歩を進めていく。気がつけばマラソンの40キロ過ぎとなってもス…

うどんのないうどん屋。

職場の窓が開いている。最近気温が高くなったせいで、同僚が窓を開けるのだ。この建物は結構新しく、最新の空調設備を誇っていたはずなのだが、あちこちで窓が開いている。そのため、室内にいても野外にいるのと同じような花粉の攻撃を感じつつ過ごさねばな…

そこかいクインシー。

昨日一日野外で過ごしたため花粉のダメージがしっかりと体に残っている。どこかぼうっとした感じで過ごす。 退勤後、本屋へ。 『モンキー・ビジネス』vol.5 松岡正剛「白川静」(平凡社新書) 『モンキー・ビジネス』は“対話号”。ずいぶん厚いと思ったら巻頭…

かまぼこを遠く離れて。

休日出張で野外仕事。小田原なので新幹線で行く。 小田原駅で降りるとホームにキオスクが。近づくとウエッジ文庫が並んでいる。素白本や洲之内本はあるが「書痴半代記」はない。 ホームからエスカレーターで下に降りると大きな売店に大きめのウエッジコーナ…

野呂と亜呂無のミステリー。

本日出張野外仕事。 今日の携帯本は小谷野敦「『こころ』は本当に名作か」(新潮新書)。題名を見ると漱石「こころ」論かと思うが、そうではなく小谷野さんの目で選んだ名作案内の本である。 天気もまずまずで、仕事の合間も多少あり、そこで読書も出来た。…

甘納豆の昼と夜。

今日は職場で会議。自分の主催するものなので資料などいろいろと準備する。到来物の甘納豆の詰め合わせがあったので紙皿にあけてテーブルに並べた。おいしいと好評。司会進行をしてなんとか会議が無事終了する。気がつけば甘納豆は僕が食べる前になくなって…

賢者が街にやって来た。

なんだか頭が痛い。比喩ではなく頭痛である。これは心身の疲労の兆候。こんな日は早く帰るに限る。 サブカル系古本屋を覗いてから本屋へ。 坪内祐三「ストリートワイズ」(講談社文庫) ストリートワイズ (講談社文庫)作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 講談社…

職場の落語、家の落語。

夜7時過ぎ、仕事を終えて帰ろうかと思っていたら隣の席の同僚が落語について聞いてきたので思わず長話になる。同僚は立川志らくが好きだという。真面目な印象の同僚がそんなに落語を好んでいるとはと驚いていると、どうも同僚は落語を単なる趣味だけにとど…

アカシアが雨に打たれて。

花粉と仕事に追われる。 雨の降る中を退勤し、本屋へ。 『ミーツ・リージョナル別冊 東京ひとりめし』 駅ビルのうどん屋で「ひとりめし」しながら読もうと思ったら満席であきらめる。 バスで「豪さんのポッド」を聴きながら帰る。3月で終了した「ストリーム…

寝る前に「ねたあとに」。

今週も始まったと思ったら、バタバタとあれやこれやが押し寄せてきてとりあえず目先のものから片付けているうちに夜になる。まだ目先にものがたくさんあって向こう側が見えない感じ。 今日も会議中に急に鼻血が出てきて手で鼻と口を押さえてトイレに駆け込む…

日曜日はダメよ。

今日も出張野外仕事なのだが、明日までにどうしてもやっておかなければならない仕事があるため、同僚に頼んで職場へ行く。 途中クリーニング屋へ。4月から営業形態が変わったことを知る。ここでのクリーニング作業をやめて別の場所でやるようになったという…

見えないウォッチメン。

本日は出張野外仕事。初夏を思わせる日差し。花粉も多い。 仕事の合間に松岡正剛「多読術」(ちくまプリマー新書)を読む。 午後になると花粉の影響でコンタクトを入れた目に違和感が生じ、左目がかすんで見えにくくなる。マスクをしていてものどがヒリつき…

揚げ物で花びらを。

仕事を6時で終え(というか放り出して)、花見に出かける。机の上のピンクの付箋じゃ満足できない。 渋谷で副都心線に乗り換える途中の東急フードショーでつまみを買う。まずは水泳の北島康介選手の実家である西日暮里の北島商店が出張販売をしていたので、…

ストレスは赤い色。

この春初めてコートを脱いで職場へ。春もののグレーのポール・スミスのジャケットが暖かな春の空気を軽く感じさせてくれる。これで花粉が飛んでいなければね。どうやらスギからヒノキに変わったらしくこちらもくしゃみから咳に変わってきた。 いろいろ仕事が…

苦情に花を咲かせましょう。

毎年この時期はいろいろと新しいことが始まり、疲れるような浮ついたような不思議な感じ。 あれこれととりとめもなく仕事が舞い込み、あれあれと思う間に夜になる。 花咲き時分とでもいおうかみんなちょっとずつハイになっているのか、ある人の話が長くて何…

債権としてのズボン。

朝、駅までのバスで前の席に座った人が本を読みながら太いピンクのマーカーペンで豪快に線を引きまくっているのが気になりつい見てしまう。ページのレイアウトからみるとHOW TO本(生き方系)らしい。“悔いのない死より、悔いのある生を選べ”というような小…

春はカレーに乗って。

今日は朝から一日バタバタと過ごす。仕事に追われるというやつですね。 早く帰るつもりがいつも通りの時間になった。 本屋とCD屋に寄ってからそば屋で春野菜カレーつけそばで夕食。そばが来るまで高島俊男「お言葉ですが…? ちょっとヘンだぞ四字熟語」(文春…

人生とは斜面に敷かれたレジャーシートである。

今日も出張野外仕事。 比較的午前中はヒマ。誰もいない休憩場所でマックスコーヒーを飲みながら天牛新一郎「われらが古本大学」(ブレーンセンター)を読む。戦前の天牛書店の広さに驚く。 午後の仕事中に携帯が鳴る。仕事現場の近くで知り合いが花見をして…

粋な信号。

今日は朝から出張野外仕事。そのため月の湯には行けず。 天気はいいが花粉はすごい。途中曇って急に肌寒くなったり、夕方には小雨がぱらついたり落ち着かない一日だった。今日の出張場所には桜の木がいっぱい。花見客もいっぱい。 帰りは吉村昭「私の文学漂…

落語が落語を連れてきた。

職場で机の移動を控え、引き出しの中やロッカーの中を整理する。シュレッダーに大量の紙を食わせ、台車を押してゴミ捨て場を往復しているうちに6時になる。 いかん、7時から西荻窪で「だいこんの会」があるのだ。急いで支度をして職場を出る。恒例のプレゼ…

違いのわかる野人。

昼前に家を出て池袋に向かう。 池袋駅の雑踏を抜けて風は強いが陽射しが心地よい中を歩いて往来座へ。 瀬戸さんに挨拶をして持って来た月の湯用の本を渡す。本とともにu-senさんへ渡してもらうものを託す(u-senさん、これをお読みでしたらお時間のある時に…

チャイナタウンのアニタ・オデイ。

仕事を終えて横浜中華街へ向かう。 今夜は仕事がらみの送別会が行われるのだ。車中の友は「ダブリナーズ」。本は面白いのだが寝不足に勝てず本を床に落としてしまいその音で目が覚める。 平日の小雨そぼ降る中華街はそんなに人も出ていない。集合時間まで少…