2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

GWという名の日常

本日も終日出張で、野外仕事。 昨日と一転していい天気だ。前回のマスク焼けに懲りて日焼け止めを塗ってから家を出る。 数々のアクシデントがあったが、どうにか夜の8時に仕事終了。 帰り道、横浜駅西口の有隣堂による。先週も探した河出文庫の獅子文六「ち…

野外と谷中。

朝、天気予報を見ると数日前の予報より天気はいいようだ。今日は終日野外での仕事なのでうれしい。一箱古本市に参加する方々もほっとしているのではないか。 この春からスタッフに加わってくれた女性の同僚が、自分のポジションを見つけられずに居心地悪そう…

揺るぎなきコスモス。

本日退勤後に職場の飲み会があり、それに参加する。 飲み会では、必ず泣く人が泣き、絡む人が絡み、セクハラする人がセクハラし、2次会に行く人が2次会に行く。なんで、飲み会というのはこんなに予定調和な世界なのだろう。日常の中でここまで揺るぎのない…

黒い空間。

朝、雨の中を職場に行き、一日こつこつと仕事をする。結果は思わしくなくとも、ずりずりと先に進む。「今日はここまで、ここを過ぎず」と酒のボトルにダイヤモンドの指輪で線を引いていた刑事コロンボの犯人みたいに、仕事に区切りをつけて、退勤。 本屋へ。…

読むものとしての写真。

歩いて職場へ。 いろいろな同僚から昨日の事を聞かれる。同じ話を何度も繰り返す。繰り返すことですり切れて不鮮明なものになればいいのだが、そう簡単なものではない。ある女性の言った「トラウマになりますね」という言葉にドキッとする。 退勤後、本屋に…

門の中に月。

今日は遅番で、歯医者に寄ってから職場へ向かう予定であったのだが、いろいろとやることが溜まっていたため、予約をキャンセルする。 家賃を振り込み、紅茶を仕入れてから職場へ。 夕方、野外の仕事である事件に遭遇。その件で警察の事情聴取を受ける。 事件…

除籍雑誌を貰う。

今日は、職場に備え付けられている雑誌の処分が行われると聞き、貰いに行く。 当然のごとく、文芸誌などはないのだが、出版社のPR誌が何誌かあったので、「ちくま」の昨年度分を中心に10冊ほどを貰う。「ちくま」の他には「本」(講談社)を数冊。坪内さん…

文庫目録の引き出物。

本日は休日出張。 雨を予想して傘を持っていく。仕事が予定外に早く終わったので、使わずに済んだ。 横浜の有隣堂を覗いてから、地元の本屋へ。 銀座の教文館前や神保町の書泉グランデ前などに並んでいる廉価版DVDシリーズのコーナーが新しく設置されている…

二次会まで数時間。

仕事を早めに切り上げて、原宿へ。 東郷記念館で知人の披露宴に出席する。 久し振りに年下の知り合いたちと再会し、楽しい時を過ごす。映画のメイキングビデオの監督をしている新郎の師匠にあたる映画監督が編集した新郎新婦の軌跡を描いたビデオが流れる。…

フォトジェニック&フォトジェンダー

今日も突然の仕事に追われ、バタバタと夜を迎える。 自分のリズムで動けないストレスをうまくうっちゃれないままに退勤。 本屋へ。 『散歩の達人』5月号 “吉祥寺・三鷹”特集だ。目次を見ると「岡崎武志師匠の古書コショばなし」というページがあることを発…

本好きではだめですか?

不思議な天候の一日。 職場で写真を貰う。楽しくもないのになぜだか笑っている自分の姿を見出し、すぐに元の封筒に戻す。 今日はゆっくり自分の仕事ができるはずであったが、会議後、嵐のように急な仕事が舞い込み、それに振り回されて、気がつけばガス欠。…

ぬえの舞う日はおそろしい。

何事もなく仕事を終え、退勤。 同僚に頼まれた本を探しに地元の古本屋による。探索本の姿は棚にあったのだが、思っていたより本の程度が良くない。明日状況を説明した上で、購入するかしないかを確認することに。 新刊書店にて。 『週刊読書人』4月21日号…

河原ギター。

今日は遅番なので、出勤前に歯医者へ行く。余裕をみて行ったのだが、診療予定時間を過ぎてもなかなか名前が呼ばれない。坪内祐三「一九七二」(文春文庫)を60ページほど読んだところで診療室へ。診察台に寝かされてもなかなか先生が来てくれず、やっと来…

打ち切りですか…。

昨晩、鼻炎の薬を服用して寝たためか、起きた後もなんだかモーローとしている感じ。朝風呂で目を覚まそうとするが、湯舟でコックリコックリしてしまう。 出勤するやいなや上司のマイナス感情に直面し、一日鬱屈した精神状態で過ごす。やれやれ。 退勤後、本…

表と裏、外と中。

朝、一度目覚めてまた寝る。二度寝の幸せを味わう。 風呂で落語を聴こうと先日買っておいた中古CDのケースを開けて驚いた。ケースには三遊亭圓生「汲みたて/樟脳玉」となっているのだが、中に入っていたCDは「盃の殿様/猫定」であった。古本屋に売る前に持…

太陽のマスク。

本日は出張で、終日野外で仕事。時折、陽射しがさすものの風は冷たい。 この時期、檜の花粉のせいか、咳が出やすくなってしまうため、外ではマスクをしているのだが、仕事を終えてトイレの鏡の前でマスクを外した自分の顔を見て驚く。顔を赤く焼いていった太…

メモっ手。

朝、テレビのニュースを見ないようにして支度をしたらいつもより20分以上早く職場に着く。朝の過ごし方を考えなければいけないかな。 後ろの席に座っている女性の新人さんが自分の手にボールペンで何かをメモしているのを発見する。そのまま帰るつもりなの…

「天才」の用例。

ちょっと周りに振り回され気味の1日が終わり、やれやれと退勤。 本屋へ。 『本の雑誌』5月号 おまささん(id:mittei-omasa)のところで巻頭に「早稲田古本屋日録」の書評が載っていると知った。バス待ちで目を通す。『インビテーション』の岡崎さんのもの…

筋もスリムもなく無駄だけがある部屋。

雨で仕事の予定が変わり、終日デスクワーク。自分のペースで仕事をしたので、いろいろとはかどったはずなのだが、現状にさしたる変化は見られない。 上司に呼ばれ、夏の海外出張はなくなる。ホッとしたような、残念なような。 退勤後、本屋へ。 『インビテー…

何者かが歩けと言う。

職場を出て雨の降る中を歩き始めると、すぐそこのバス停にバスの姿が。慌てて走り出すもドア前5メートルでバスは発車してしまう。運転手はぜったい横目でこちらの姿を見つけていたはずなのに。これも歩けと言う何者かの意志であろうと駅まで歩く。 本屋へ。…

声をひそめて。

歩いて職場へ。朝の空気を少し肌寒く感じていた体が30分も歩いているとじんわりと汗をかいてくるのが心地よい。 職場の先輩から「何か面白い本はないか」と聞かれたので久世光彦「卑弥呼」をすすめる。 「どんな本なの?」と問われ、「若い編集者の女性が…

さあ来い、講談社文芸文庫。

睡眠不足を解消しようとぐっすりと寝て、グズグズと起きる。 寝床で新聞を眺めながら朝食。読書欄“本よみうり堂”に向井透史さんの「早稲田古本屋日録」の書評が載っている。評者は松永美穂(早稲田大学教授)さん。なんだか真面目で素直な学生の読書感想文み…

最後の客。

今日は職場で使っているパソコンのデスクトップやマイフォルダの中を整理する。小一時間かけてスッキリした。仕事をしやすい環境を作っただけなのに、なにか仕事をした気になっている。 天気予報を信じて傘を持っていったのだが、昼の雷雨はあっという間に来…

文芸誌は雑誌。

今日は仕事終了後、職場の食堂で立食パーティーがあり、1食分浮く。しめしめ、今日は文芸誌の発売日ではないか。 退勤後、本屋へ。 『新潮』5月号 『文學界』5月号 『新潮』には出口裕弘「坂口安吾 百歳の異端児」(310枚)が一挙掲載。後日単行本化さ…

幸福な王子。

今日も職場の机周りの整理をする。余分な事務用品などを今年入った新人さんにいろいろあげる。あげるものがなくなったので、退勤。 本屋へ。 『考える人』2006年春号 坪内祐三さんの連載が最終回。最後を飾るのは福田恆存氏だ。堀江敏幸氏の短篇が読める…

中学生以上、中学生以下。

今日は雨。2日ぶりにバスで職場へ。 乱雑になった机周りの整理などをする。思い切っていろいろと捨てると気分がすっきりした。 退勤後、本屋へ。 小熊英二「日本という国」(理論社) “よりみちパン!セ”シリーズ発刊時からリストアップされていたこの本が…

ルール無用の悪党。

本日も歩いて出勤。野外で仕事をしているとあちらこちらから散った桜の花びらが南風に乗って飛んでくる。 仕事を終えて池袋へ出る。今日で最終日となるリブロの古本市を覗く。思ったより本が多い。 三宅艶子「ハイカラ食いしんぼう記」(中公文庫) 松崎てる…

どんな風にも散らない桜。

減量のため、今朝は歩いて職場まで行く。途中いつも開花を楽しみにしていた桜の木が無くなっているのを知る。その敷地にあった建物が取り壊され、新しくマンションのようなものが建設されているのはバスから遠目にうかがっていたのだが、やはり切り倒されて…

体重放心。

朝、久し振りに体重計にのってみる。予想したより3キロ重い。体重計の上でしばし固まる。ベスト体重からは5キロもオーバーだ。まずい。食生活を見直し、適度な運動を行い、まずは3キロほどの減量に取り組むことに決める。 本日も出張で野外仕事。しかし、…

古本と雑誌は別腹。

今日は出張で野外仕事。朝から天気がよく気持ちいい。 出張先への行き帰りに河盛好蔵「回想の本棚」を読む。広津和郎を扱った「やさしいひと」という文章の中によく引用されるフレーズを見つける。 《私は梶山季之君編集の『噂』という雑誌を毎月愛読し、現…