体重放心。

朝、久し振りに体重計にのってみる。予想したより3キロ重い。体重計の上でしばし固まる。ベスト体重からは5キロもオーバーだ。まずい。食生活を見直し、適度な運動を行い、まずは3キロほどの減量に取り組むことに決める。


本日も出張で野外仕事。しかし、昨日と違って今にも雨が降りそうな不穏な空模様だ。昼食に崎陽軒のシュウマイ弁当が配られる。このお弁当ご飯の硬さが好きだな。野外の労働による心地よい空腹感からあっという間に完食。自分で買ったわけではないから仕方ないよね、と自分に言い訳。なんとか本格的に降り出す前に仕事を終える。

帰りの電車で「回想の本棚」を読み継ぐ。
「文学者夢声」の章で河盛好蔵氏は三國一朗さんの「肩書きのない名刺」所収の文章での夢声評を卓見として引用している。その箇所が以前僕が引用したのと全く同じ場所。うれしい。(http://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/20060216


駅を出ると激しい雨。花散しの雨だな。今年も花見に行かないうちに桜は散ってしまうのだろう。


帰宅後、今夜読む本を部屋で物色。その最中に種村季弘池内紀(編)「温泉百話 東の旅」(ちくま文庫)を発見する。「yomunelの日記」で言及されていた田中康夫「伊豆山 蓬莱旅館」が入っていることを確認。絶版ちくま文庫をお風呂で読むだけの度胸がないので、加湿器をしまったため乾燥気味な部屋で後日読もうとキープ。
結局、いろいろ迷った末に岩阪恵子「木山さん、捷平さん」(新潮社)に決める。今月の講談社文芸文庫新刊である木山捷平長春五馬路」を読むための予習のつもり。4月の文芸文庫はこれに決定する。この新刊を買う為にも「木山さん、捷平さん」を読み上げてしまおうと読み始めたのだが、連日の早起きでいつの間にか読みながら意識を失うこと数度となり、全体の半分をこえたところで今日は店じまい。この本で初めて知ったのだが木山捷平は大正14年に東洋大学に入学している。その翌年には坂口安吾が学科は違うが同じく東洋大学の学生となっているのだ。ただし、安吾東洋大生となった大正15年4月には、木山捷平は病気療養で故郷に帰っているため、大学で2人が知り合うということはなかったらしい。
文庫だまりから木山捷平「大陸の細道」(旺文社文庫)を取り出してくる。巻末の年譜を眺めたりしながら、「長春五馬路」は「大陸の細道」の続編にあたるのでこちらを先に読むべきかについてしばし考える。


本日の読了本はないので買える新刊の数は変わらず。

【購入できる新刊数=3冊】