2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「孤独のグルメ」トレジャー

今日は昼から職場でイベントがあり、支給された弁当を食べた後ホールでやたらと数字が読み上げられる発表を聴かされる。寝不足の上に胃は重く、そこに無味乾燥の数字の羅列とくれば意識をつなぎ止めるのは至難の業。手から落ちた資料が床に当たる音でビクッ…

墓とカルピス

仕事帰りに本屋へ寄る。 丸谷才一「月とメロン」(文藝春秋) [rakuten:book:12889511:detail] 定番の丸谷蘊蓄エッセイの新刊。和田誠画伯によるカバーのメロンに浮かぶ兎がストレートでなんだかおかしく愛らしい。 レジで『本の旅人』6月号を貰い、そのま…

3倍速の朝。

今朝はいつもより30分ばかり早く出勤しなければならない。睡眠時間を確保するため、いつもと同じ5時半に起きて、いつもの3倍速で支度をして家を出る。 仕事を終えて本屋で『週刊文春』を買ってから帰宅。 ポストに『Monthly Takamitsu』137号が入って…

僕の冷し中華を否定しないで。

今日は朝ひと仕事終えてから出張へ。天気もよく、陽光燦々と降り注ぐ坂道を駅へと歩いて行く。じっとりと汗ばむ感触の中に昨年の夏の記憶が見え隠れする。 横浜駅で下車。出張先がこの近くなのだが、まだ時間に余裕があるため時間調整に西口の有隣堂に入る。…

ピットロッホリーの蜂。

締め切りが迫った仕事をあれこれと片付ける。残すは明日閉め切りのレポートなのだが、なかなか筆が進まず、家に持ち帰ることにする。 持ち帰りの仕事を抱えていても本屋に足が向いてしまう。 『國文學』6月臨時増刊号 特集が“漱石ーロンドン、中国などで何…

本屋に裏を返す。

今朝は早い仕事があるためいつもより急いで出勤する。 ある場所を開けに行くとすでに数人がドアの前で待っていた。解錠して受付業務。 自分の持ち時間を過ごしてデスクまで戻ると今日から僕が世話係をする研修生が待ち構えていた。朝食をとる暇も与えてくれ…

1万円のカビ。

ゆっくりと起きて、昼過ぎに出掛ける。雨がやんだのを弾みとして溜まった仕事を片付けに職場へ行く。 職場に着くと100人以上の机が並んでいるスペースに僅か4人しかいない。しかもそのうちの1人が僕の隣りの席だ。わざわざ休日出勤して、これだけスペー…

江戸っ子になれなくて。

宵越しの筋肉痛とともに出勤。 デスクワークをしながら、フッと意識を失うこと数度に及び、あきらめて持ち帰りとして退勤する。 本屋へ。 『ななじゅうまる』no.02 京阪神を対象としたこの雑誌が地元で手に入るとは思わなかった。前号は本屋特集で、京都のガ…

一瞬で筋肉痛になる。  

今日は仕事終了後、職場の同僚たちとソフトボールをやる。実は球技は苦手なのだが、メンバーが足りず外野を守る。2度のエラーで大量失点を呼び込んでしまった。 内野安打で何度か出塁し、3回ホームに帰る。おかげで普段使っていない足の筋肉のそちこちを使…

あのころのファンタ。

朝目覚めてTVをつけるとマンU対チェルシーのチャンピオンズリーグ決勝戦をやっている。どうも贔屓のマンUの分が悪そうなので、チャンネルを変えてニュースを見ていたらその番組内で優勝したことを知る。 仕事を終えて、家電量販店へ。最近調子の悪い自宅のPC…

遅延というスパイス。

昨日とうって変わった晴天の朝。 今日はいつもよりちょっとノンビリムードで仕事をする。気に入っているクッキーの“チョイス”を食べながらPCで文書作成に勤しむ。夜8時前には退勤。 いつもの本屋でみすず書房の棚からこんな新刊を見つける。ちょっと小振り…

傘たわむ風の戯れ。

今日は遅番の日なのだが、ワケあって早めに出勤する。 家を出ると雨が降る中を強い風が舞っている。75センチの3Lの傘は通常よりも風を受けやすく、グラスファイバーらしき傘の骨が面白いようにたわんでしまう。バス停には長蛇の列。 バスを降りて歩き出す…

明日の天気が気にかかる。

週明けは、蒸し蒸しとする湿度の高い朝から始まった。台風含みの不穏な空模様が気になる。 先週末からためていた仕事をあれこれと片付ける。 夕方、退勤して同じ部署の同僚たちとの懇親会に出席する。今年から我が部署に配属された新人君の言動が面白くて話…

「河岸忘日抄」を閉じて船をこぐ。  

今日も出張野外仕事。平塚へ行く。 電車での移動時間が結構あるため読書ができると喜んでいたのだが、途中眠気に勝てず「河岸忘日抄」を閉じて船をこぐ。 昨日に続き太陽光線を顔や腕にこれでもかと浴びたため、真っ赤に日焼けしてしまった。 仕事が終わった…

我が青春の矢吹駆。

今日は朝から夕方まで出張野外仕事。 天気もよく、日に焼ける。 仕事を終え、地元に戻る途中でブックオフに寄り道。 「吉本由美[一人暮し]術 ネコはいいなァ」(晶文社) 小沢信男「犯罪紳士録」(講談社文庫) 植草圭之助「わが青春の黒沢明」(文春文庫…

三度読む坪内祐三。   

朝起きると少し頭が痛い。いつもより多めに水分をとってから出勤。 先送りにしてきた仕事を、ちょこちょこと片付ける。気がついた時にはもう夜の9時半を過ぎ、職場に残っているのは僕ひとりだけ。 閉店間際の本屋へ。 『本の雑誌』6月号 特集“本とロックが…

カップルに好かれるタイプ。

夕方から仕事関係で船上パーティに出席する。 以前から、港を見下ろすレストランなどで行われた会の席上で、あの船でに乗ってナイトクルージングしながら、みんなで飲み食いできたらいいねと言っていたのだが、それが実現したのだ。 ところが、出港時間間際…

ストレスを塩で揉む。

幾つかの仕事が錯綜し始め、日々疲労とストレスが溜まりつつあるのを感じる。 職場の年配の先輩の「ラーメンの汁を飲むなんて塩の固まりを飲んでいるようなもんだ」という言葉を頭で反芻しながらも、退勤後によったつけ麺屋でご飯につけ汁をかけて食べてしま…

桃色の肌。

本日遅番。8時まで睡眠をとる。 肌寒い朝なので暖かい湯舟につかって眠気を覚ます。 歯医者へ行く。予約時間より30分ばかり早目に着く。天井が高く明るい待合室でゆっくり読書をするためにあえて早く来たというわけ。ここで「河岸忘日抄」を読み進む。 職…

中庸なる散髪。

月曜日の朝はやはり気だるく眠い。 仕事の出だしも今ひとつ低調な感じ。 冬物のスーツを着ているのだが、外を歩いたりしていると肌寒さがしみてくる。 昼に野いちご烏龍茶を入れて食事をとる。 週末に散髪をしたことに対して周囲の反応のひとつに「中途半端…

一箱がボックスになる。

8時起床。もう少し寝ていたいところだが、今日はいくところがあるので目覚まし時計で起きる。 肌寒い朝だ。このところ朝はシャワーで済ませていたのだが、今日はお湯を湯舟にためてつかる。BGMは中山うり「ドレミファ」。 携帯本に堀江敏幸「河岸忘日抄」(…

ご飯がすすむ文庫。

雨が降り始めてしまったために野外仕事の予定が狂う。まあ、体が楽なのはうれしいのだが。 やっと久しぶりに休める日曜を迎える週末だ。少し、くつろいだ気分になれた。 本屋へ。 講談社文芸文庫とちくま文庫の新刊が並ぶ。それぞれから1冊ずつ。 戸板康二…

新刊という名の復刊。

今日も今日とて仕事を終えて、新刊書店と古本屋を覗いてから帰る。今日の収穫はなし。 その代わり、ブログ散歩の途中で6月の文庫新刊リストを知ることができた。これが今日の収穫。 塚本邦雄「百句燦燦」(講談社文芸文庫) 舟橋聖一「悉皆屋康吉」(講談社…

書を読んで羊を待つ。

今朝は朝イチから野外の立ち仕事。そこへ通りかかった同僚から路上でお茶を渡される。乾燥したくこの実や柑橘系の果物が入ったもの。中国産らしく怪しげなパッケージに包まれており、端からはクスリの売買現場に見えるのではないかと思えてしまう。 昼に先程…

コイン握って文庫を買って。

初夏を思わせる朝。 昨日iPodに落としたアン・サリー+PanCake「はらいそ」と中山うり「ドレミファ」を聴きながらバスに揺られて通勤する。 突然、忘れていた500円を返される。そう言えば連休前に貸したことを思い出す。サイフも持たない状況で渡されたた…

ミスと上司の夢を見た。

GW最後の一日も仕事に出かける。天気もよく、乾いた北風が心地よい。 午後1時半まで野外仕事。その後デスクワークを。慢性的な寝不足状態のため、集中できず。それでも何とか予定していた仕事を済ませて職場を後にする。 駅ビルのCD屋でこれを買う。 DoReMi…

焼肉屋のベジタリアン。

本日も5時半起きで昨日と同じ仕事場へ。 午前、午後とハンドマイクで人を呼び出す仕事。 夕方仕事を終えてから、10人ほどで焼肉を食べに行く。キャベツにごま油ドレッシングをかけただけのサラダがおいしくて止まらなくなり、結局全員で20数人前を平ら…

名も知らぬてんとう虫。

昨日でたった1日のGWが終了し、本日は5時半起きで仕事に行く。 終日野外仕事。晴れて日が差して暑くなってきたかと思うとすぐに曇ってミストのような薄い雨が降って肌寒くなるというヘンな天気だ。 ハンドマイクで人を呼び出す仕事をしているとき、青いマ…

往来堂から往来座へ。

朝、起きると思いのほか強い雨音が聞こえてくる。やんでいてはくれなかったかと思いながら、支度をして家を出る。中公文庫のみ89冊を詰め込んだキャリーバッグをゴロゴロと言わせながら電車に乗り、千駄木に向かう。 車内では「okatakeの日記」の影響で加…

往来堂から往来座へ。