三度読む坪内祐三。   

 朝起きると少し頭が痛い。いつもより多めに水分をとってから出勤。


 先送りにしてきた仕事を、ちょこちょこと片付ける。気がついた時にはもう夜の9時半を過ぎ、職場に残っているのは僕ひとりだけ。


 閉店間際の本屋へ。

 特集“本とロックが人生だ”。特集巻頭を坪内祐三さんの文章が飾っている。連載の読書日記も載っているので坪内さんが2度楽しめる。


 夜10時過ぎのバス停は、次のバスが来るまでの待ち時間が長いので、二つの坪内文を読んでしまう。


 帰り道のコンビニで『週刊文春』を買って帰る。


 帰宅後、『週刊文春』から坪内祐三文庫本を狙え!」を読む。今週は当然のことのように戸板康二『思い出す顔』(講談社文芸文庫)が採り上げられている。三度目のツボちゃん。


 本日、往来座の瀬戸さんから現金書留が届いた。5月の外市の売上げと残った本の買い取り金を送ってくれたのだ。売れた本のスリップも同封してくれていた。売れた本は20数冊。後から追加した中公文庫(肌色文庫)も2冊しか売れなかったようだ。ちょっと寂しい。