2013-01-01から1年間の記事一覧

アン・サリーを聴きながら去りし年を思う。

早いものでもう大晦日だ。 気がつけば2ヶ月近くこの日記を書いていない。このままだと宿題を年越しするような気持ちがするので、簡単にこの2ヶ月を振り返っておこう。 11月は、一年前に病でこの世を去った友人の一周忌だった。命日は仕事の関係で墓参り…

ポンドの借りを円で返す。

今日、職場はイベントの日。 職場のホールには千人弱の人が集まっている。壇上からこのお客さんを前に自分のしている仕事について説明をするのが今日のおつとめ。ハア、なんどやっても慣れないよ。 その後は、質問コーナーで来客からの質問に答え続ける。こ…

散髪と活字。

今日は年に一度の営業業務の日。 午前中のデスクワークを終わらせ、昼食を食べてから同僚の車に乗り込む。午後を使って担当になった4軒のお得意さまに新しくできたパンフレットと菓子折りを持って回るのだ。 気候はまだ“秋”だと認めるのをぐずっているよう…

海辺の小さい本屋を抜けるとそこは雪国だった。

今日は朝から出張野外仕事。 仕事場は海辺の公園。ありがたいことに毎年ここでこの時期にあるこの仕事は雨に降られたことがない。今日もいい天気だ。というより10月も半ばだというのに暑すぎないか、ちょっと。仕事前のミーティングでも「気温が30度近く…

マイ・ブルー・ヘブン。

まずは昨日の話から。 昨日は一日イライラしていた。 職場で「思うように周りが動いてくれない病」になり、「なんでこの人はいつまで経っても打ち合わせもしなければ、仕事の段取りを確認しようとしないのだろう」とか、「なんでこの人は以前から何度も言っ…

紅と黒。

昼はシュウマイ弁当が出た。 このところ職場ではイベントが続いており、昼食だけ弁当が支給される。弁当を食べ、午後の仕事を少ししてから出張のため職場を後にする。 駅までの坂を歩き、電車に乗って横浜へ向かう。車内では携帯本の丸谷才一「星のあひびき…

雨音は遮断の調べ。

英国から帰宅して中一日で日帰り人間ドックへ行く。 行く先は例年通りの神保町近くの場所である。地下鉄神保町駅の出口へ向かうと、階段の壁に沿って人の列が。外は車軸を流すようなスコールだ。傘を持たずに出てきた人々が足踏みをしていたのだ。こちらは、…

バークリースクエアでナイチンゲール。

英国に来て1週間が過ぎた。ロンドンから車で2時間ほどの田舎町でホテル暮らしだ。昔のパブと宿屋(イン)がくっ付いたものが今はホテルと名乗っている。その名残がホテルの名称についたINNにあらわれているといった感じのところ。 英国は例年にない暑い夏…

夏の参列。

昨日は有給休暇を取って仕事を休んだ。 本来なら複数の関わらなければならない仕事が目白押しのこの日に休みを取るのは大ヒンシュクなのだが、今回はあちらこちらに頭を下げて我儘を通させてもらった。 先日、大学時代の友人のひとりから、昨年11月に他界…

積ん読以上読書未満。

先週、先々週と日曜日に休日出張が入っていたので今日は3週間ぶりの休日になる。 この間、目白のブックギャラリーポポタムで行われた“武藤良子虫干し展”の最終日にどうにか間に合い、最終日のイベント“雨傘”を聴き、大好きな茄子の絵を買って帰ってきたのが…

ノッティンヒルは恋人。

予報が雨から晴に変ってほっとした日曜の朝。 さて、では雑司ヶ谷のみちくさ市へと言いたいところだが、この日曜もご多分に漏れず出張野外仕事であるからそうはいかない。 県内各地から集まった人々でごった返す会場で一日を過ごす。比較的空き時間があるの…

大泉洋でしょう。

昨日の暑さに懲りて、今日は麻のジャケットと夏物のズボンで職場へ。 仕事をつつがなく済ませて退勤。 本屋へ。先日からずうっと探していた本を見つける。 大泉洋「大泉エッセイ 僕が綴った16年」(メディアファクトリー) 大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ…

祭は終わった。

昨日は、午前・午後と疲れるイベント2連発。自分のしている仕事は人と会ったり、話したりするのがその中心となるものであるが、このイベントの度になんでこんな苦手なことを仕事にしているのかと真剣に疑問を感じる。「向いてないよ、お前」と己に言ってみ…

北風と太陽。

寒のもどりと呼びたくなるような肌寒い朝。家のドアを開けて出勤しようとしたら、玄関前のコンクリートの上に桜の花びらが速水もこみちが手づかみで振りかける胡椒のように雑然と落ちていた。 冷たい風の中を野外仕事。職場周辺の桜も半分近く花を散らしてし…

パンダ鮭って。

午後遅くに反町へ。 とは言ってもこの地にある神奈川県古書会館の展示即売会に来た訳ではない。 自分の担当しているセクションで急遽新しい人員を補充しなければならなくなったため仕事で人探しに来たのだ。 目的の場所で山のような履歴書に目を通す。その中…

100冊はもう来ていたんだな。

職場も4月からの新体制に向けてどたばたと動き始める。 それに呼応するように職場を去る人の送別会。幹事のひとりとして裏方仕事に徹する。ただし、会費分はしっかり食べた。 本屋に寄ってから帰宅。何故か地元の本屋でヘリコプターの模型が売っていた。誰…

アンソロジーの夜。

今日は昨日と打って変わって気温が下がる。しかし、昨日の置き土産のような風と花粉は相変わらず。たまらず、ストナリニSで鼻水を止める。 おかげで鼻水は止まったもののいつも以上に頭がぼんやりし、あくびをかみ殺すのに苦労する。退勤時間を待ってとっと…

たらちね。

この週末の急に気温が上がり、よく風の吹く気候は野外仕事の体にガツンガツンと花粉をぶつけてきて、マスクとメガネとティッシュが手放せない状態になった。 昨日は「日曜日はトンデモナイ量の花粉が飛びまくる」と聞いていたので休日出勤しなくてもいいよう…

本好きの通り道。

年間で一番厳しく忙しい期間が先週で峠を越えた。風邪やインフルエンザをひたすら恐れ、びくびくおどおどと過ごす必要のなくなったことはうれしいのだが、この半月ばかりの日々を振り返っても仕事をやり遂げた充実感というようなものはほとんどない。昨年し…

時期遅れの一草粥。

今日は職場の臨時休業。僕も休みのはずだった。しかし、雪は降る、客は来る、人が要るということで休日返上で呼び出されて職場へ。 思っていたほどの雪にならず雪かきはさせられなかったが、暖房のない室内で午前中受付業務を命じられる。 来客は昼で途絶え…

猫と白鳥。

今日から職場は年間を通じて一番大変な時期に突入する。インフルエンザにかかって仕事を休むなんて訳にはいかないので、防菌スプレーをかけたマスク装着で出勤する。 いつもは大勢の人間でごった返す職場も、“関係者以外立ち入り禁止”の看板が立ち、ピリピリ…

朝マックより夜月9。

また月曜日の朝が来た。朝マックするわけでもないから、月曜が楽しいという気分にはならない。 職場でもうまいコーヒーを飲もうと、家から携帯用ミルと昨日買ったコーヒー豆を持って行った。これまでは挽いた豆を買って持って行っていたのだが、密閉容器に入…

永遠なる助走。

目が覚めて洗面所に立つ。磨りガラスはまだ解け切らない隣の庭の雪を写して白で覆われている。まるで雪国で迎えた朝のようだ。 午前中は寝床の中にいてぼんやりTVを観て過ごす。ちょっと風邪をひきそうな予感があるので、今日は遠出はせずのんびり過ごすつも…