2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マッチポンプ?

朝、携帯本として河盛好蔵「回想の本棚」(中公文庫)を持って出る。1日早いがこれを4月の中公文庫本とする。 退勤後、本屋へ。 昨日1冊読み終わっているので、1冊なら買うことができる。 浦沢直樹×手塚治虫「PLUTO 003」(小学館) 巻末の解説で夏目…

「遅日小品展」と現代画廊。

朝、職場へ向かうバスの中にカチャ、カチャ、カチャ、ダンという音が響き渡る。びっくりして目を向けると、30代らしきビジネスマンが一心不乱にパソコンのキーボードを叩いている。その傍らに置いてある紙の資料を時折切れるのではと心配になるほど、パシ…

5代目襲名。

仕事終えてから、同僚3人と食事をしに行く。退職する同僚の送別とその同僚の代わりに仕事のパートナーとなってくれる新しい同僚の歓迎を兼ねて。これで女性のパートナーは5代目となる。いちいち名前をあちらこちらに覚えてもらう手間を省く為に「スケバン…

ハチ公とグルミット。

仕事を終えて渋谷へ。 アミューズCQNで「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」を観る。ここは新しくできた映画館らしい。bunkamura前にあるシネアミューズの系列館。平日ということもあってかその真新しい劇場に客は3分の1程度しか入っていない。こ…

はなグズグズと桜咲く。

職場へ向かうバスの中から、ふと眺めると沿道の桜並木がうす紅色の花をつけていた。 陽射しは暖かいが、陽がかげると途端に肌寒くなる。 昼過ぎまで野外で仕事。マスクをしているのだが、鼻が敏感に反応してしまう。このあと鼻グズグズの一日となった。 仕事…

寝床の中の「変身」

朝、目覚めて寝床の中で読みかけの「変身」を読む。 記憶していたよりもあっさりした印象。グレーゴルが死んでからもう少し長かったと思っていたのだが。最後は春を感じさせる3月のよく晴れた日に残った家族3人が郊外へ出かけるところで終わる。今読むのに…

「美の死」で偲び。

今日は半ドン。仕事を終えてから、神保町へ。 まずは腹ごしらえとキッチン南海に入る。たまには違うメニューをと思いながら、結局いつものカツカレーを食べてしまう。でも、満足。 書肆アクセスからスタート。 『いろは』4号 よしだまさし「姿三四郎と富田…

陰日向に泣く。

今日は、職場でこの1年一緒に働いてきた同僚のお別れ会。笑いのセンスがあり、踊れて、字もうまいという得難い人材であったが、残念ながら職場が彼女を生かすことができなかった。己がマイナスの影響を与えなかったかと心痛む部分も感じながら、簡素な送別…

なにが二人をそうさせたのか。

朝、目覚めてまず風呂へ。 小雨そぼ降る露天風呂でしばし放心状態。 バイキング形式の朝食を食べにレストランに行くと、思いのほか多くの泊まり客がいる。自分のことを棚に上げて、平日になんでこの人たちは仕事もしないでこんなところにいるのだろうと不思…

いわゆるひとつの。

本日は職場全体の一泊旅行。同僚の車で箱根湯本を目指す。 東名海老名サービスエリアでメロンパンを買い、それを食べながら先を急ぐ。高速を下りた頃から雨が降り出す。 ホテルに到着後、すぐに宴会が始まる。踊りあり、ビンゴあり、まあ、いわゆるひとつの…

銀河鉄道途中下車。

実家で目覚める。 WBCを車内テレビで観ながら父親の墓参りに。さすがにお彼岸ということで霊園は人でごった返していた。 墓参り後、駅で降ろしてもらう。電車で北千住へ。 ここで下車してカンパネラ書房に行く。 前回来た時は、まだ開店時間前であったので中…

落穂拾えず。

本日は仕事終了後、実家に向かう。 電車読書用に斎藤美奈子「あほらし屋の鐘が鳴る」(文春文庫)を本屋で調達してから駅へ。 面白く読み始めたのだが暖かな車内についうたた寝をしてしまう。五反野で途中下車して四季書房を覗く。何も買わなかったがこうい…

幸せな結末。

しっかり睡眠をとって起きる。 録画しておいた「タイガー&ドラゴン」の茶の湯篇を観る。ジャンプ亭ジャンプ(荒川良々)サイコー。 湯船につかって落語を聴く。立川談春「来年3月15日」から「紺屋高尾」を選ぶ。昨年の12月2日の高座だけにマクラで姉…

雨、ブックオフ、雨上がる。

午後遅くまで仕事。今日で何とか手書きの仕事に一区切りがつく。 仕事をしながら無性にブックオフに行きたくなる。仕事場を出て最寄の店まで歩き出すと、空から雨粒が。あわててコンビニで傘を買う。 久しぶりの「ブ」で1時間以上過ごす。 105円棚から。…

「しあわせ」は「かくてありけり」。

今日は1日会議に費やす。昼食抜きで夜になる。 退勤後、本屋へ。 開高健「最後の晩餐」(光文社文庫) 光文社文庫の〈食〉の名著復刊の2冊目。先月は吉田健一「酒肴酒」、来月は色川武大「喰いたい放題」だ。 この本を手に、トンカツ屋に入る。ロースカツ…

あのころ。

職場でWBCの日韓戦の結果を知る。黙々と書類に判子を押し続ける。 降り出しはじめた雨を避けながら急ぎ足で帰宅。 昨日、「密偵おまさの市中視回り日録」で「タイガー&ドラゴン」の再放送を知り、録画しておいた「饅頭こわい」篇を観る。ここらへんの回…

続続・貰ったものと買ったもの。

職場で行われている同僚の蔵書処分もそろそろ終わりそうな気配なので、三たび出かける。 森銑三「井原西鶴」(吉川弘文館) 清水勲「風刺漫画人物伝」(丸善ライブラリー) 徳富猪一郎「蘇翁夢物語−−わが交遊録」(中公文庫) この他に友人にあげるための隆…

ホワイトデイは二度寝る。

先週末からの寝不足がたたって、二度寝をしてしまう。 目が覚めたのは始業の10分前。当然、間に合わない。 ここはまったく使っていない年次有給休暇を使うことにする。 とはいえ、出勤はして仕事もするわけだが。 年休なのに退勤時間までいるのは業腹なの…

ゴディバにはゴディバを。

朝起きてテレビをつけるとWBCの日本対アメリカが始まるところ。家を出るときは3対1だったのに、職場近くのパン屋で朝食を買った時には同点となり、職場で仕事中に同僚からさよなら負けを告げられる。黒星スタートか。やれやれ。今日は午後から出張。電…

風がページと……。

朝、6時半に起床。朝風呂へ。3時間しか寝ていないので頭はモーローとしている。 同僚の車で職場へ。 同乗していた5人とも休日出勤で仕事をする。働き者だな。3時過ぎまで仕事をして職場を後にする。 本屋へ。 出久根達郎「風がページをめるくと」(ちく…

温泉地に梅が咲いていた。

今日は職場の部署の一泊旅行。 気のおけない仲間と温泉&カラオケで過ごす。 部屋での三次会が終わったのが午前三時。 もう寝ます。

誕生日だと日記には書いておこう。

今日は机仕事と歯医者で日が暮れる。帰り道の本屋で、昨日の「東川端参丁目の備忘録」(id:thigasikawabata)を見て是非読もうと思っていたこの雑誌を入手。 『文藝春秋』4月号 もちろん、お目当ては村上春樹「ある編集者の生と死−−安原顯氏のこと」と特集“…

配達された3通の郵便。

同僚によると今日の僕の運勢はあまりよくないらしい。 そのせいかは知らないが、夕方の退勤時にはぐったりと疲れていた。 本屋でこの2冊を買って帰宅。 源さん刑事―ヨシイエ童話 (上) (竹書房文庫 (GY-04))作者: 業田良家出版社/メーカー: 竹書房発売日: 20…

続・貰ったものと買ったもの

昨日に続いて職場で本を貰う。 正岡容「日本浪曲史」(南北社) 宮脇俊三「旅は自由席」(新潮文庫) この他に、歴史小説好きの友人にあげるために文庫を3冊ほど選ぶ。 「日本浪曲史」は“正岡容”の名前に惹かれて手に取ったのだが、明治から昭和にかけての…

貰ったものと買ったもの。

今日は職場で関係者の蔵書整理があり、欲しい本を持っていっていいということなので、数冊いただく。 長谷川如是閑「ある心の自叙伝」(筑摩叢書) 内田百閒「先生根性」(福武文庫) 宮部みゆき(編)「松本清張傑作短篇コレクション 上・中・下」(文春文…

花粉と書評の虜。

どうやら本格的に花粉症の虜になったらしい。 これまでのようにアレルギー用の目薬や軟膏を使っても眼の周りの赤い腫れがなかなかひかず、風邪のような気だるい頭痛までする始末。 それでもなんとか仕事をこなし、マスク装着で本屋へ。 『論座』4月号 『ダ…

道真と古本屋。

ゆっくりと起きる。 寝床で坂崎重盛「『秘めごと』礼賛」読了。 桂文楽「星野屋」を聴きながら風呂に入る。先日読んだ中野翠「今夜も落語で眠りたい」でこの噺が取り上げられていたのと、坂崎本によく出てくる妾宅を舞台としているのでこれを選ぶ。 噺が終わ…

デザートだけのコース。

3時過ぎに仕事が終わる。 電車に乗って神保町へ。地下鉄から地上へ出ようとすると、階段を下りてくる坪内祐三さんとすれ違う。すずらん通りに出ると、マスクをしている小遊三師匠らしき人物ともすれ違った。 書肆アクセスの店頭に立つ。 ワゴンの中にフリー…

歯医者にご用心。

仕事帰りに歯医者へ行く。 本当はもっと前に行かなければならなかったのだが、あれこれ理由をつけているうちに2年の月日が流れていた。もう先延ばしはできないと諦める。 予想通り、しばらくは通わなければならないようだ。 ピンク色の粘土状のもので上下の…

乱歩と散歩。

帰宅すると、ポストに包みが二つ届いていた。 一つは、東芝EMI“BLUE NOTE CLUB”の会誌とジャズのサンプラーCD。 もう一つは、オンライン書店から届いた本。 まず、サンプラーを聴く。寺島靖国氏オススメのピアニスト、ビル・チャーラップが…