同僚によると今日の僕の運勢はあまりよくないらしい。
そのせいかは知らないが、夕方の退勤時にはぐったりと疲れていた。
本屋でこの2冊を買って帰宅。
源さん刑事―ヨシイエ童話 (上) (竹書房文庫 (GY-04))
- 作者: 業田良家
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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源さん刑事―ヨシイエ童話 (下) (竹書房文庫 (GY-05))
- 作者: 業田良家
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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ポストを覗くと郵便物が3種類入っていた。
(1)『出版ダイジェスト/白水社の本棚』
(2)「ちくま文庫解説傑作集」
(3)『Monthly Takamitsu』121号
(1)では、池内紀訳のカフカ「変身」が早くも白水Uブックスに入ること、そして4月には「失踪者」、その後月ごとに「審判」、「城」、「流刑地にて」、「断食芸人」、「ノート1 万里の長城」、「ノート2 掟の問題」と出版されることを知る。
(2)がついに届いた。確かに解説執筆者のメンバーを見ると絢爛豪華だ。非売品に贅沢言っては何だが、やっぱりカバーを付けて欲しかったな。それもオリジナルのレアなヤツを。
(3)今回は2005年度収穫回顧号。ライブ、ギャグ、映画、書籍・雑誌、CD、テレビ番組などの項目ごとに昨年の収穫が列挙されていて壮観だ。 やはり、書籍・雑誌篇に反応してしまう。買っている本がかなり重なっている。文字通り僕は買っているだけなのだが、岡町さんはそれらによく目を通されているからすごい。“哲学書を読む成田三樹夫”(「脇役本」)っていうのに痺れる。読まなきゃ。あと、ギャク篇の春風亭昇太師匠の《小牧長久手の合戦以来》というのがツボだった。最後に「晩鮭亭日常」という文字が出てきてびっくり。おほめいただき恐縮です。
その後、業田良家「源さん刑事(上・下)」を読む。下の最後の短篇「言葉の完成」が面白かった。
今日のピアノトリオ。
- アーティスト: ロイ・ヘインズ,フィニアス・ニューボーン,ポール・チェンバース
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: CD
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- アーティスト: マッコイ・タイナー,スティーヴ・デイヴィス,レックス・ハンフリーズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2003/04/23
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2枚あわせて4人の黒人ミュージシャンにこっちを見られるとちょっとたじろぐ感じ。
前者に関して寺島氏はLPの表はダメで裏がいいと評価。つまりCDでいうと1〜3曲目と4〜6曲目までにあたる。申し訳ないが僕にはその違いがわからない。1曲目の「リフレクション」からけっこうキャッチーにきていると思うのだが。
後者は、コルトレーンカルテットで重厚なイメージのあるピアニスト・マッコイが思いのほか“軽い”ピアニストであることがわかる1枚。「ラウンド・ミッドナイト」や「ブルー・モンク」といったセロニアス・モンクの曲をやっても全然くどくない。ある意味、そこが物足りないかもしれない。もう一味欲しい気がする。