2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の過ち、秋の清算。

今日は休みの日であったのだが、昨晩かかってきた電話のため朝から職場へ行く。予想通り、職場へ行けばいろいろと仕事がふりかかってくる。 その一つとして必要経費の清算を行ったら、この春から夏までの立て替え分が20万を超えていることを確認する。書類…

何も変わらない夏。

仕事を終えて、銀行へ。ある必要があって8万円近くを千円札と硬貨に両替する。この作業によって自分の立て替え分が1万円戻ってくる事を知る。よし。 その後眼科へ。ここはいつも混んでいて待たされる。待合室で島村利正の文庫本を読む。「仙酔島」読了。 …

型番のない名著。

数日振りに真夏が帰ってきた。野外仕事にはこたえる。 仕事を終えて、川崎ミュージアムへ向かう。今日の仕事場所がミュージアムのすぐ近くであったので、ここで行われている“名取洋之助と日本工房”展を観にいこうと思っていたのだ。 まずは等々力緑地内にあ…

小麦色のステラ。

今日は曇りがちで過ごしやすい。野外仕事も楽だ。 2時過ぎに職場を出る。 東横、井の頭、中央線と乗り継いで西荻窪へ。 すでに3時を過ぎ、昼食をとっていない胃の腑は空腹を叫んでいた。そうだ、鞍馬でせいろの一枚もたぐっておこうと店の前に行くが昼の営…

段ボールでできた缶詰。

休日の今日は読書の日。 昼から小谷野敦「谷崎潤一郎伝」の続きを読み始める。 2時半まで読み、外出。 昼食と買物のため下界へと下りていく。 まずは吉野家で豚丼。食べる度においしくなっている気がする。 この間の京都に持っていって壊れてしまったブラウ…

三上寛と女子高生。

仕事を終えて、馬車道へ。 伊勢佐木モールを進み、先生堂を覗いてから新しくできたブックオフに入る。 地下1階地上4階と広い。 半村良「どぶどろ」(新潮文庫) 宮部みゆき「ぼんくら 上・下」(講談社文庫) 丹生谷貴志・四方田犬彦・松浦寿輝・柳瀬尚紀…

ガーナの約束。

昼過ぎに仕事を終えて、神保町へ。 さぼうる2でナポリタン。久し振りにこれが食べたかった。 満足。 書肆アクセスで以下のものを購入。 『modern juice』7 大島なえ「別冊ほんの手帖 ほんの日記」 山田稔「八十二歳のガールフレンド」(編集工房ノア) 畠…

銀座・上野経由入谷行き。

昼過ぎに仕事が終わり、銀座へ。 グリルスイスでカツカレーを食べてから、映画「太陽」を観る。 なんとも不思議な映画。イッセー尾形さんによる一人芝居を観に行ったので彼が演じるあの人を観られただけで満足なのだが、なんともやっかいな仕事を引き受けた…

重石がポロリ。

本日、この夏ずうっと肩に重石のようにのっていた仕事が終わる。 とりあえず、大過なくできたのでホッとした。 これで大手を振って読みたい本が読めるぞと喜びつつ、本屋へ。 古今亭志ん朝「もう一席うかがいます。」(河出書房新社) これは以前に出た対談…

チボー家とブックオフがある町。

本日は朝から出張。終日野外で過ごす。大量の汗を流した。 仕事帰り、出張場所から最寄の駅に向かいその町の商店街を歩いていると左手に「チボー家」という名の古い喫茶店が目に入る。向かい側となる右手にはブックオフが。 両方とも気になるが、締め切り仕…

物語は本屋にある。

今日は先週末に比べると暑さが和らいで感じた。ありがたい。 退勤後、本屋へ。 『サンデー毎日』 大戸屋で「炭焼き鶏と根菜の和風カレー」を食べながら、『サンデー毎日』の中野翠「満月雑記帖」を読む。“〈狐〉を悼む”という山村修さんの追悼文だ。血のつな…

どうもすいません。

休日なので、午前中から机に向かう。 チャイムの音で玄関に出ると、宅配便が届く。 「日本の古本屋」で注文してあった三國一朗「ことばのある風景」(新潮社)だ。 『小説新潮』に連載された言葉に関するエッセイ集。 仕事に差し障りがないように初めの1章…

狸と狐の暇乞い。

今日も野外仕事。 昨日より、暑さがこたえる。 1リットルの水分補給と首筋に当てた氷でなんとか乗り切る。 退勤後、本屋へ。 ジョージ・プリンプトン「トールマン・カポーティ(上・下)」(新潮文庫) iPodで古今亭志ん朝「化物使い」を聴きながらバス…

八月の自己主張。

今日は野外仕事。 京都や大阪の暑さに比べればこれくらいと思うが、八月の自己主張のような太陽にガツンとやられる。 退勤後本屋へ。 『小説すばる』9月号 種村季弘「食物漫遊記」(ちくま文庫) 種村本は帯に“名著復刊!”とある。こういう復刊ならいくらで…

モーツアルト頼み。

今日は仕事が休み。 午前中から机に向う。 昼食を買いにコンビニへ行ったら、余りの蒸し暑さにたじろぐ。 午後も机の前に。 「100曲モーツアルト」をとっかえひっかえ流しながら。 世間で言うようにモーツアルトが作業の効率を上げてくれることを期待して…

9月でいっぱいの8月。

仕事に行き、つけ麺を食べてから帰る。 本屋で。 『ダカーポ』590号 リニューアル号だからというより、“眠れないほど面白い本111冊”という特集で購入。 「ナンダロウアヤシゲな日々」で紹介されていた『小説すばる』9月号を探すが、まだ8月号が並ん…

失われたコシを求めて。

仕事を終えて本屋へ。 『クイックジャパン』vol.67 パラパラと見るに今号は内容が濃い印象。 仕事帰りに前から気になっていた讃岐うどんの店に入るが、“讃岐”と言うにはコシのないうどんにちょっとガッカリ。 一度、本場に行って讃岐うどんを食べてみたい…

歩いたから出会った。

仕事を終えて、本屋へ。 『ダヴィンチ』9月号 『本の雑誌』9月号 大戸屋で食事をとりながら、『本の雑誌』から「坪内祐三の読書日記」を読む。小林信彦「うらなり」の激賞から始まり、《古本って、こうやって歩かないと見つからないものだよね、アヤシゲ君…

進々堂の山田稔。

京阪滞在最終日。 ホテルをチェックアウトし、京都駅へ。大きな荷物をコインロッカーにあずけてバスで下鴨へ向かう。 当初の予定では神戸の古本屋を回るつもりであったが、おととい「エエジャナイカ」の北村さんから口笛文庫が夏休みでやっていないと聞き、…

大阪再訪。

京都から阪急電車で大阪に向かう。 梅田駅に着く。まずは御堂筋線で緑地公園駅へ向かう。ここにあの有名な天牛書店本店があるのだ。とてつもなく暑い陽射しのしたを歩きながら外装工事中の店になんとか辿りつく。 1階と2階のフロアを持つ、図書館のような…

下鴨から大銀のドアを開けてガケ書房に到る。

下鴨納涼古本まつり初日。 開始時間の10時に会場に行くと岡崎武志さんや山本善行さんの姿がすでにあった。 スタートのアナウンスが流れ、各店のシートが取られ戦闘開始。 山本さんが消えていった百円均一台のテントがもの凄いことになっているのが見える。…

左京と京都。

仕事を終え、慌ただしく新幹線に乗り込む。小松左京「SF魂」を読みながらの二時間の旅。 六時過ぎに京都着。四条のホテルに荷物を置いて出かける。 新京極のスタンドで夕食。仕事上がりのビールを楽しんでいるおじさんたちの横で洋風カツ丼を食べる。 横浜…

三都主と古本三都物語。

台風含みの不穏な天気の中を職場へ。 今日は受付の女性たちから手料理の昼食をご馳走になる(うちの職場には彼女たちが使える台所があるのです)。茄子の味噌炒めと夕顔の煮物。どちらも好物で、しあわせ。 退勤後、本屋で仕事の資料とともにこの2冊を購入。…

冷や奴、ゴマ。

本日はフリー。ゆっくりと起きる。 雨が降っているので、抱えている仕事をしながら部屋で過ごすことにしよう。 午前中は2時間ほどパソコンに向かっているうちに過ぎた。コンビニで昼食と夕食を買ってくる。雨があがり、昨日の猛暑が嘘のように過ごしやすい…

パソコンに冷えピタ。

出張の事後処理をしに職場へ。 昼過ぎに終了し、退勤。 いやぁ、暑い。山から下りてきたばかりなので、まだ体が慣れない。本屋へ。 『文學界』9月号 『東京人』9月号 『ダカーポ』589号 『文學界』は伊藤たかみ氏の芥川賞受賞第1作が目玉。 『東京人』…

38番末次。

出張最終日。朝、4時半に起床。5時過ぎには宿を出て早朝の仕事をこなす。その後、遅めの朝食を。 朝の食堂にも有名スポーツ選手の姿が。やはり、どことなく他の客とは異なる雰囲気を醸し出しているのを感じる。 その後、宿を引き払い、バスに乗って横浜へ…

夏の昼寝。

出張四日目。昼休みに使用している会場の使用料を払いにいく。そのついでに近くのペンションで売っているソフトクリームを買って食べながら帰る。 汗をかきながら宿に戻る。ごろりと寝転んでiPodで古今亭志ん朝「酢豆腐」を聴きながら昼寝。この噺は、夏に直…

寒天の八月。

出張三日目。 連日の好天で野外の活動もやりやすく助かる。まあ暑いのは困ったものだが。仕事をしている会場では音響設備の点検のために音楽が流されるのだが、昨年の大黒マキに代わってバックストリートボーイズがかかっていた。 歌の雰囲気や内容に関わり…

三膳世界の烏を……。

出張二日目。 天気はすこぶる良好。今日は昼に3時間程自由時間があったので資料を読み始めるが、睡魔に襲われてダウン。 iPodで古今亭志ん朝「明烏」を聴きながら一時間近く昼寝する。夕食はバイキング。涼しいので食が進む。「明烏」の若旦那がおこわを三…

山へ。

朝7時に横浜をたち、午後2時に出張場所へ到着。 山の中なのに横浜より暑いのは何故。 夕食後、同僚たちと亀田家世界戦を観る。判定の結果が流れると「ウソ〜」の声が。明日の朝も早いのでそそくさと寝る。