休日の今日は読書の日。
昼から小谷野敦「谷崎潤一郎伝」の続きを読み始める。
2時半まで読み、外出。
昼食と買物のため下界へと下りていく。
この間の京都に持っていって壊れてしまったブラウンの電気剃刀の外刃を買いに家電量販店へ。
替え刃が2500円もするのにビックリ。新品の電気剃刀が6000円で買えることがわかり、この機会に買い替える事にする。もう7、8年使っているのでそのうち内刃も替えなければいけなくなることを考えるとそのほうがよいと判断する。
本屋へ寄ってこれを買う。
- 『WiLL』10月号
巻頭コラム「天地無用」の筆者が谷沢永一さんではなくなったのではないか。
帰宅後、「谷崎潤一郎伝」の続き。夜7時過ぎ読了。
大学4年の時、演習で谷崎潤一郎の「盲目物語」の発表をしたことを思い出す。その時、友人のお父さんから「盲目物語」の初版本をお借りした。その口絵がこの本のカバーに使われていることに気付く。どこかで見た絵だと思っていたのだが、そうかあの時見たのだな。それにしても、発表の内容は小谷野氏が指摘するような松子神話にどっぷり浸かったものであり、教授の受けも今ひとつだった。
夜、友人にあげる本を段ボールに詰めて送る。
備忘録として入れたもののリストを以下に挙げておく。
- 綱淵謙錠「斬」(文春文庫)
- 藤沢周平「霧の朝」(新潮文庫)
- 藤沢周平「竹光始末」(新潮文庫)
- 隆慶一郎「柳生刺客状」(講談社文庫)
- 井上ひさし「不忠臣蔵」(集英社文庫)
- 山田風太郎「エドの舞踏会」(文春文庫)
- 宮部みゆき「ぼんくら 上下」(講談社文庫)
- 半村良「どぶどろ」(新潮文庫)
- ガルシア・マルケス「予告された殺人の記録」(新潮文庫)
- パトリシア・ハイスミス「11の物語」(ハヤカワ文庫)
- サラ・ウォーターズ「半身」(創元推理文庫)
- ウィングフィールド「クリスマスのフロスト」(創元推理文庫)
- ウィングフィールド「夜のフロスト」(創元推理文庫)
- ギルバート・アデア「ラブ&デス」(角川書店)
- 久世光彦「卑弥呼」(新潮文庫)
- 澁澤幸子「イスタンブールから船に乗って」(新潮文庫)
- 真保裕一「ホワイトアウト」(新潮文庫)
- 高野文子「るきさん」(ちくま文庫)
- 久住昌之・谷口ジロー「孤独のグルメ」(扶桑社文庫)
- 田中政志「ゴン 1〜5」(講談社)
- 池波正太郎「池波正太郎の銀座日記[全]」(新潮文庫)
- 佐藤隆介(編)「池波正太郎・鬼平料理帳」(文春文庫)
- 三島由紀夫「永すぎた春」(新潮文庫)
本の他に、成瀬已喜男「浮雲」のビデオとYonda?clubで貰った手提げ袋を入れた。
自分なりのおもちゃの缶詰といったところか。
今日の4000番台。
- アーティスト: ティナ・ブルックス,アート・テイラー,ケニー・ドリュー,ジャッキー・マクリーン,ブルー・ミッチェル,ポール・チェンバース
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/08/25
- メディア: CD
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ジャケットや番号まで決まっていたのに実際には当時発売されなかったのがこの4052番。なにがいけなかったのだろう?たぶん、リーダーのティナ・ブルックスの知名度があまりなく売り上げが期待できなかったからではないか。たしかになにか新しいことをしているわけではなく、別段とんがったところのないアルバムだが、それだからこそほんわかじんわりと楽しめる味わいのある1枚だと思う。このアルバムがこうして日の目をみたのは日本のレコード会社の後押しらしい。本国アメリカに負けないジャズに対する思いを持ったこの国のジャズファンとレコード会社に感謝。