2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

線路は続くよ古書までも。

仕事が早目に終わったので、地元にブックオフに寄ってみる。 偶然105円以外の活字本半額セールをやっていたのでこれらを選ぶ。 平岡篤頼「パリふたたび」(小沢書店) みうらじゅん「魅惑のフェロモンレコード」(文春文庫ビジュアル版) 「私の履歴書 中…

西宮球場の西日。

なんだか職場で自分が何の役にも立っていないと思わされるような場面がそちこちであり、どんよりした気分で退勤する。 こういう日は本のストレス買いをしてしまうことが多い。まず、新潮文庫の復刊“おとなの時間”の今月の1冊に松本清張「渡された場面」があ…

無理をする茄子。

職場に日生のおばちゃん2人が来る。1年前に来た茶髪の女性が昨年の秋にやめてしまったとのことで(理由は不明)、代わりの女性が来た。単なる挨拶かと思ったらそんなわけではなく、新しい入院特約ができたからそれに契約を変更しろという話。 当然、変更す…

情実の実は苦い。

突発的な会議が行われ、次の仕事までに終わらずに中座し、帰ってくると終わってしまったその会議によって発生した次の突発的な会議に呼ばれてまたそれが終わらず、中座して戻ってくると……。 何年も前にある人がかけた情けが、このように後に残った者たち(僕…

一葉を一葉見る。

職場で仕事中に机の上の書棚に積み上げていたファイルや書類が頭の上にズロロロギュルルルと崩れ落ちてくる。 周囲の同僚の動きが止まり、みんなの視線がこちらに集まる。あわてて雪崩の復旧工事。 退勤後、本屋へ。 こんなものを見つける。 『歴史読本』3…

麺・イン・ブラック。

常々人を使うのが下手だなあと自己分析してきたのだが、人から使われるのも下手であるということに今更ながら気づく。 退勤後、本屋で『ユリイカ』2月号と『一個人』3月号を購入。前者は特集“日本語は亡びるか”(水村美苗特集ですね)、後者は“人生、最高…

本を読みに行く神保町。

休日なので、本が読みたくなって電車に乗る。 行先はどこでもいいと言えばいいのだが、読書に集中するためには乗り換えなくずうっと座って行けるところでないとならないし、買いたい本もあるので大型書店があって人が混みあっていないところという条件を考え…

魔術師に気をつけろ。

寒い日。野外の仕事がつらい。 土曜なのでいつもより退勤が早いので、昨日入れなかった2番目に古い家系ラーメン屋へ行ってみると今日は入れた。 人気店だけに濃くパンチのあるスープなのだが、ちょっとしょっぱいかな。 本屋で「猫は魔術師」(竹書房)を見…

ラーメンとうどんの化かし合い。

仕事を終えてこの街で2番目にできた家系ラーメン屋に行くが、店内に待ち状態の客が並んでいるのを見てあきらめ、最初にできた家系ラーメン屋に行ってみてもこちらも同じ。 並んでまでラーメンを食べたいとは思わない。 サブカル系古本屋の100円棚から。 …

ウェッジのきいた本。

仕事が早く終わったため、ブックオフ、皮膚科とまわって無料餃子券の店で味噌つけ麺で夕食。 携帯本は浅見淵「新編 燈火頬杖」(ウエッジ文庫)。読んでいたら岩本素白のことを書いた文章が収録されていた。ウエッジつながり。 本屋で堀井憲一郎「青い空、白…

当分、冬眠。

仕事を終えて退勤。 TSUTAYAに柳家小さんCDを返してからサブカル系古本屋を覗き、その後同じ通りにあるラーメン屋に入る。 ここは、天然素材を使った醤油ラーメンが売りの店。このところとんこつベースの家系ラーメンが続いたのでそれを避ける。ここに入るの…

当分、冬眠。

足跡ラーメン。

7時半に起き、朝食のパンを食べてから、風呂で昨日の「らくだ」の続き。 歯医者で歯石をガリガリされてから職場へ。 今日もモヤモヤとした感じで仕事が終わる。 今晩はどこのラーメン屋に寄ろうかと考えた結果、昨年くらいにできた家系ラーメン屋に向かう。…

家の塩。

風邪のひき残りなのか、体は楽になったのだが、身体とメンタルの不具合とでもいうような状態で少々へこみ気味。 今晩の予定であった職場の部署の新年会が急遽中止になり、気晴らしとして期待していたのにそれもかなわず、いつものように本屋でストレス解消す…

遠赤外線と行くセール。

昼まで蒲団の中で過ごす。とりあえず睡眠を充分とってから起きる。 朝風呂は旅猫さんから貰った立川談志「風呂敷」を聴きながら。普通のサゲでは飽き足らずもう一つヒネらないといられないのが家元らしい。 午後にワイシャツをクリーニング屋に持って行くつ…

贅沢は先だ。

今日も風邪をひいているため、楽しみにしていた新年会を断ることに。 夕方仕事を終えて本屋に寄り、『本の雑誌』2月号を買ってから蕎麦屋で夕食。熱い蕎麦をすすりながら荻原魚雷「飲んだり読んだり」を読む。近田春夫「僕の読書感想文」(国書刊行会)を取…

豚よ、とんよ。

今日もぼんやり風邪をひいている。熱が出るわけではないが、咳が出て手足や体がだるい。 それでも一応の仕事を終えて退勤。 本屋へ。『野生時代』を手に取って古処誠二作品のページを探す。タイトルにかぶって豚の横顔が。煤け汚れたいい面構えの豚。“イラス…

どがちゃがどがちゃが。

どうも風邪の初期症状があらわれてきた感じ。早めに職場を出る。 昨日混んでいて行けなかったラーメン屋でつけ麺を食べる。ラーメン屋レポートにはラーメン次郎系であると書いてあったが、その次郎に行ったことがないのでこれが次郎風なのかなと思うだけ。そ…

お台場明日のお楽しみ。

職場の同僚にラーメン好きの若者がいて、時折彼お手製のラーメン屋レポートを見せてくれる。今日はその2009年版を見た。するとこの街には思いのほかラーメン屋が多くあり、自分の知らない店の存在に気づく。 退勤後、いつも行くつけ麺屋の並びにつけ麺を…

居抜きで讃岐。

遅番の日。 朝風呂で金子さんからもらった談志CDを聴く。 歯医者へ。浅見淵「新編 燈火頬杖」を読みながら順番を待つ。 職場でうれしいニュースを聞く。どこか最近変わったのではないかと思っていた2人がやっぱりそうだったことが分かり、昨年以来自信をな…

ウエッジが街にやって来た。

9時起床。よく寝た。 朝風呂に入りながら、昨日旅猫の金子さんにもらったselected by K.KANEKOの立川談志「二階ぞめき/鼠穴」のCDを聴く。談志のCDを聴いて悦に入っているなんて書くとまた俗説好きと言われてしまうんだろうな。 先日ブックオフからメールが…

俗論ふんぷん。

4時半起きで仕事に出る。外に出るとまだ明けきらぬ夜空の濃紺と明けようとする朝焼けのオレンジの二層が、冷え冷えと澄んだ朝の空気に鮮やかに目に映える。始発のバスで仕事に出る気持ちの辛さを一瞬和ませてくれる。 午後2時過ぎまで寒い野外で仕事をし、…

冬市から外市へ。

午前中は職場で仕事をし、午後は明日の仕事の準備で新横浜へ。野外の仕事のため吹きっさらし状態。しかも風がとてつもなく寒い。 仕事を終え、とりあえず体を温めようとラーメン屋に入り、熱いラーメンをかきこんで一息つく。新横浜の駅ビルにある三省堂で佐…

忘れられた新書。

仕事を万障繰り合わせて早めに職場を出て電車に乗る。 日比谷で降りてファーストキッチンで腹ごしらえ。隣りが女性の二人組で、困った同僚の話題で盛り上がっている。「できないのに、『大丈夫、大丈夫』と言って、土壇場になってなにもできていないから、結…

雪の首都圏。

職場を出ていつもの本屋へ。 谷口ジロー「冬の動物園」(小学館) 冬の動物園 (ビッグコミックススペシャル)作者: 谷口ジロー出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/03/28メディア: コミック購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (19件) を見る 先日…

口の中の富士。

仕事を終えて歯医者に行く。年末に歯の詰めものがポロリと取れてしまったのだ。 ぽっかりと開いてしまった穴にセメントを詰めていく先生と助手の歯科衛生士との会話が耳に入る。 (先生)「『富士』を持ってきて」 (助手)「『富士』の22号ですね」 (先…

揚げものだらけの新年会。

退勤して電車に乗り、目白で下車。今日はわめぞの新年会が目白駅にほど近いポポタムであるのだ。 まだ時間があるので、目白のブックオフへ。 岩本素白「東海道品川宿」(ウエッジ文庫) 「作家が綴る新潟見聞記」 佐藤哲也「コーヒー入門」(カラーブックス…

更新へのパスポート。

仕事帰りにTSUTAYAに寄る。期限の切れたTカードの更新をするためだ。実は先日行った時に身分を証明するものをなにも持っていなかったので、店員の女の子に「保険証など本人確認できるものをお持ちください」と言われたため今回は保険証持参だ。 ところが、僕…

読みたい時がうまい時。

昼過ぎまで仕事。今日は風もそれほどなく暖かかったので助かる。 職場に近いブックオフで“文庫本・新書半額セール”をやっているという告知メールがあったので歩いて行ってみる。 日曜ということもあるのだろうが、文庫売り場のある2階は混んでいた。半額棚…

走る読書室。 

新年の仕事始め。ただし、今日は顔見世程度。 あまり暖房の効かない部屋にいたのでどこか暖かい場所で本を読みたいと思い電車に乗る。最寄駅から出る始発電車に乗れば暖房の効いた車内で座って読書ができるし、そのまま乗り換えなしで神保町へ行けるのだ。 …