2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

100分の70。

朝から緊急の仕事が入るが、なんとかこなして夕方まで働く。 同僚の女の子から「何か面白い小説はないですか」と尋ねられる。「ジャンルは?」 「別になんでも」 「どんな作品が好きなの?」 「あまり長くない長編小説で、結末が曖昧ではなくてはっきりして…

色あせた世界。

いつものように職場へ行き、いつものように本屋に寄ってから帰宅。 今日、ここ数年自分の中で大事に育ててきたものが、パチンと小さな音を立てて弾けた。 恥ずかしい言い方をすれば、それは僕の希望であり、ささやかなプライドのようなものであった。 それが…

100分の5。

今日も朝から蒸し暑い。 レモンイエローの半袖シャツにオリーブグリーンのレジメンタルタイをしめて職場へ。 すれ違った同僚(男性)にシャツとタイの色合いの良さを褒められた。こんなことを言われるのは久し振りなので、ちょっとうれしい。 トラブルが発生…

息抜きを考えながら働く。

また、夏のような日だ。ここ何週も水曜日はこんな晴天ばかりのような気がする。 忙しくて休みが取れない日々が続いているため、いろいろと息抜きを考えながら働く。今度の日曜も朝から出張のため、出張場所近くにあるラーメン通の同僚一押しの店に寄る企画を…

汗腺の蛇口。

このところ疲れたがたまっているため、遅番でいつもより睡眠時間がとれてうれしい。 クリーニング屋と銀行に寄って家賃を振り込んでから職場へ。 職場への坂道を気をつけてゆっくりのぼったにも関わらず、首筋、肩、背中と汗が吹き出てシャツに染みてしまう…

ギクとシャクの間に。

今日は午前中の早いうちに仕事をこなして、後は夕方近くまで自分のペースで仕事ができる。ところが、夕方に急に入った会議で、色々とギクシャクする。 気がつくと、そのギクとシャクの間に挟まれて、低反発の緩衝材のような役割にはまり込んでいた。別にこん…

その文庫、乱丁につき。

朝、5時起きで出張へ。 昨日とうって変わって怪しい雲行き。昼前に雨になる。 待ち時間に傘をさしながら座っていて何度も眠りそうになってしまう。グラッと傾く傘を腕に感じてハッと目覚める。 夕方6時に仕事終了。 横浜駅までバス。有隣堂へ寄る。 文庫の…

谷内六郎とラッキー・ストライク。

これって夏だよね、梅雨じゃないよねと己に問いかけたくなるような日。 職場でのイベントの準備に朝から動き回る。 イベントのプロデューサー役であるのだが、他のスタッフはみんなイベントに出てしまうため、実質裏方ができるのは僕だけしかいない。そのた…

坪内祐三の味の玉手箱や。

久し振りに梅雨らしい日。紫陽花の青が映える日だ。 幾つもの仕事がこの一日に集中してくる。ひとつひとつの仕事が他の仕事の人を待たせ、すべてが少しずつ遅れながらそれでもなんとか進んでいく。 夕方やっと明日のイベントの準備だけに集中できる環境に。…

いかんドラム煉獄。

梅雨であることを忘れてしまうような日が続く。路傍の紫陽花もなんだか埃っぽい。 今日はひょんなことから素人バンドやダンスの審査員をやることに。音楽に関してはまったくの素人なので偉そうなことは言えないのだが、どうしてもドラムに耳が行ってしまう。…

ホワイト・マジック。

今日も朝から暑い。湿度は70%もあるとお天気お姉さんが告げている。 昨日はブルーストライプのシャツを着ていて汗が目立ってしまったので、今日は白の半袖シャツにする。多少汗が染みていても白のマジックが周囲の不快感を軽減してくれるだろうと勝手に思…

そうだ、確かに僕たちはあそこにいた。

遅番で寝床にいる僕に朝の陽光がカーテンを透かして起きろ、起きろと言ってくるが、知らないふりして8時前まで横になっている。 銀行と郵便局に寄り、おこわを買って職場へ。 職場への坂道を強い陽射しを受けながら歩いていくうちに汗をびっしょりとかく。…

不携帯につき途中下車。

出張でたまった仕事を片付けるため、いつもより30分ほど早く職場へ行く。 昨日のショックが職場に来たことによってまたじわじわとこみ上げてくる。同僚たちが好意的に受け止めてくれているので助かる。 夕方から、横浜のホールで行われるイベントの手伝い…

日曜日のメッキ。

朝5時半に起きて、朝風呂。体を清めて今日の好首尾を祈念する。 7時に宿を出て、仕事会場へ向かう。風は湿度もなく心地よいのだが、すでに陽光は力強く降り注ぎ、今日も暑い一日になることを伝えている。 本番前の準備を済ませ、後は結果を待つばかり。こ…

エアー大惨事。

朝、駅で同僚と待ち合わせ。同僚の運転する車で甲府へと向かう。 中央高速にのると16キロの渋滞。思うように進まない。やっと渋滞をすり抜け、サービスエリアへ。 トイレ休憩を済ませ、車に乗り込もうとした時、後輪のタイヤからシューっという音がもれて…

甲府い。

朝、雨があがっている。 白い半袖シャツで出かける。夏に向かうに従ってだんだんと服装がシンプルになっていく。こういう感じは悪くない。 出勤するとのんびりコーヒーを飲む暇なく、仕事に追われる。急に横から飛び込んでくる仕事もあってなんだかせわしな…

寝不足気味の朝と夜に。

どうやら梅雨入りらしい。曇りがちの朝。 なぜか、朝4時前に目覚めてしまい、その後なかなか寝付かれず、寝不足気味で起きる。 職場へ行き、まずはインスタントのブラックコーヒーをいれて飲む。 午前中は時間を自由に使え、自分のペースで仕事。 午後から…

晴れのウェンズデイ。

どうやら梅雨入り前最後の晴天らしい。とてもいい天気。 幾つかの仕事が重なり、それぞれを右から左へ受け流しつつ片付けていくうちに夜になる。 昨年作ったあるイベントの企画書の《長州小力風に》という箇所を《タカアンドトシ風に》と書き換えながら今年…

優しさが怖い。

遅番の日。 朝から強い陽射しが部屋に差し込んでいる。 洗濯物を干してから家を出る。上着を置いて半袖シャツだけの上半身がとても軽やかだ。 コンビニでおにぎりと野菜の煮物を買ってから職場へ。 封を開けたばかりのマンゴーティーをいれて昼食。暑い日に…

恐るべし月山。

休日出張あけの月曜日はやはりどこか頭も体もぼんやりしている。 同僚の女の子が棚に置いてあるガラスの置物を見て、「これってナメクジに見えるんですよね」と言う。それを聞いて10年ほど前仕事で行った山形の月山で、朝散歩をしていた時に出会ったナメク…

水責め、陽責め。

今日も5時起きで出張野外仕事。 雨を予想していたのだが、太陽さえ顔をのぞかせているではないか。幸先がいい。 しかし、昼前に雨が落ちてきたと思ったら、あっという間に雷をともなった豪雨となる。横浜に大雨洪水警報が発令されたとの知らせが届く。しか…

日テレ、シン。

朝5時起きで出張野外仕事へ。 出張先の全体打ち合わせで、責任者の人が声をひそめて我々スタッフ以外に聞こえないように「今日は日テレの取材が入りますのでご承知置き下さい」と言う。何の番組のためのどのような取材なのかは知らされず。結局ものものしく…

シンク、シンク、シンク。

今日は午前中に出張仕事があるため、同僚と待ち合わせて駅前で朝マックをしてから、出張場所へ。 予定時間より30分ほど早いため、向いにあったターリーズコーヒーでお茶をしてからまた出直す。 昼過ぎに終わり、職場へ戻る。午後は職場で7時まで仕事をし…

筑摩書房がやって来た。

朝イチから仕事が入っているため、いつもより早く家を出て職場へ向かう。 バスの中で大貫妙子「突然の贈り物」、「彼と彼女のソネット」などを聴く。昨日のNHK「SONGS」の影響だ。 仕事で筑摩書房社員の女性と会う。僕がPR誌の『ちくま』の充実ぶりに触れる…

つけ麺からトンカツへ。

今日も天気はいい。 昼にはアジアンフルーツウーロンをいれる。 疑心暗鬼の午前とあきらめの午後を過ごし、夕方から野外仕事。 今日もスコップと猪八戒。昨日よりは楽に作業が進む。 8時過ぎに退勤。本屋へ。 『たのしい中央線4』(太田出版) 巻頭特集が“…

委員長のパンチパーマ。

本日遅番。洗濯をしてから職場へ。 途中のコンビニでおにぎりと根菜のキンピラを買っていく。 昼は今シーズン最後のファーストフラッシュをいれて食事。やはり美味しい。 夕方からは野外仕事でひさしぶりにスコップを持つ。地面を掘り返し、猪八戒の持ってい…

ナンシーを根拠に。

あたらしい1週間のはじまり。天気はよし。 同僚の女性が消しゴム版画をやると聞き、「ナンシー関って知ってる?」と尋ねると「知ってます」という返事。 うれしくなって数分間「ナンシー関が天才である理由」について熱く語ってしまう。 その後、夜9時に退…

ダブリのダブリン本。

今日が今月最後の日曜休日。来週から3週連続日曜出勤となる。折角の晴天だし、昼前に出かける。 向かうは最近行っていない中央線沿線の古本屋だ。行きの車内では中村伸郎「おれのことなら放つといて」を読了。僕の立っている前の席に座っている女の子が気持…

ゼリーにまみれてバリウム飲んで。

今日は健康診断を受けに駿河台へ行く。 車中は中村伸郎「おれのことなら放つといて」(ハヤカワ文庫)を読む。あの小津映画でおなじみのちょっと硬質で冷静な声とどこか自分を突き放したような物腰の人物を演じている中村氏らしく、その文章もまたそういった…

6月の手綱。

6月である。 状況はあまり変わらず、ちょっとしたことで自分の感情が暴れ馬のように暴走するため、とりあえず振り落とされないようにしっかりと手綱にしがみついて落ち着くのをひたすら待つしかなさそうだ。 明日は、健康診断で半日人間ドックに行く予定。…