ギクとシャクの間に。


 今日は午前中の早いうちに仕事をこなして、後は夕方近くまで自分のペースで仕事ができる。ところが、夕方に急に入った会議で、色々とギクシャクする。


 気がつくと、そのギクとシャクの間に挟まれて、低反発の緩衝材のような役割にはまり込んでいた。別にこんなことやりたくないのだが、僕が投げてしまうともっと自分の居場所が居心地悪くなってしまうため、やらないわけにもいかないのだ。


 その後、所属する部署の歓送迎会に参加。司会担当となる。仕事の都合で遅れて行くと、お偉いさんの前の席が空いている。諸般の事情があってそこへ座ることに。
 アルコールが入ったお偉いさんは、管理職になるために大切なことを僕に話しかけてくる。興味のない話なのだが、無視するわけにもいかないので、右から左へ受け流しておく。


 司会役なんて好きではないのに、変にサービス精神を出したりする癖があるため、会終了後がっくり疲れる。


 地元に戻って本屋へ。先月号から置かれるようになったこの雑誌の最新号を入手。

  • 『Lmagazine』8月号

 特集“毎日が、ビール日和”。さっきまでテーブルの上にあったビールのピッチャーを思い出す。


 帰宅後、『Lmagazine』から山本善行さんの「天声善語」を読む。今回は金沢にある限定本作成販売の亀鳴屋の話。2001年に出版された「藤澤清造貧困作品集」がすでに売切れになったのを知り、ガックリする山本さん。
 その亀鳴屋が現在出している伊藤茂次詩集「ないしょ」も紹介されている。表紙・滝田ゆう、跋・川本三郎、帯文・天野忠とくれば山本さんならずとも欲しくなるのは必定。1冊注文してみようかな。


 今日のヴォーカルアルバムはこれ。

ワンス・アポン・ア・サマータイム

ワンス・アポン・ア・サマータイム