朝、バスの中で原田知世「早春物語」を聴きながら職場へ向かう。
コンビを組んでいる同僚と仕事の件で打ち合わせをしたいと思っているのだが、諸々の用事が入ってきてなかなかゆっくり話すことができない。週に一度木曜の昼過ぎに設定しているミーティングの時間も、上司からの依頼で仕事関係で使うの物品のセールスマンと会わなければならなくなり、また延期に。やっとセールストークから解放されてみると机に同僚の姿はない。まるで「君の名は」状態だ。
夜8時に退勤して本屋へ。今日も「新・文學入門」を探すも空振りに終わる。やはり、東京堂の3階で買えということなのだろうな。
- 作者: 坂口安吾
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
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Lmagazine (エルマガジン) 2008年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 京阪神エルマガジン
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 雑誌
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「明治開化安吾捕物帖」は京極夏彦氏が選んだ角川文庫おすすめの6冊のうちの1冊として復刊された今月の新刊。冬樹社全集版、ちくま文庫全集版も持っているのだが、気軽に読めるこの角川文庫を買っておく。角川文庫の今月の新刊にはフィッツジェラルド「夜はやさし」の他復刊ものが多い。今後もこの路線を続けてほしいものだ。
『Lmagazine』は特集“カフェが変わった!?”。表紙は僕も行ったことのある大阪・南船場の古本屋さんcolomboが新たに出したカフェの様子がどーんと出ている。この特集に出ているのはこの1年でオープンしたばかりの店ばかりだというのだが、ずいぶんたくさんあるもんだ。なんだか世界はカフェであふれているような気分になる。そういえば、新宿紀伊国屋アドホック店ちかくにあったジャズ喫茶「リフレイン」がなくなって以来、自分の行きつけと言えるカフェを一度も持っていないことに思い至る。寂しいことだな。
帰宅して『Lmagazine』から山本善行さんの「天声善語」を読む。新しくできた古本屋に初めて行って小林信彦晶文社本を500円で手に入れてしまうなんてさすがゴッドハンド。
山本さんと言えば、岡崎武志さんとの共著「新・文學入門」出版記念のために東京でトークショーを行う告知をあちこちで見かける。三省堂とコクテイルでトークショーが行われる7月5日(土)は外市の初日とぶつかる。聴きに行きたいのは山々なのだが、外市に出品する身としては動けそうもない。