2011-01-01から1年間の記事一覧

スマホに年を知る夜かな。

午後になってから重い腰をあげて部屋を出て実家に向かう。 車中は生島淳「箱根駅伝」(幻冬舎新書)を読みながら。毎年恒例の母親と見る箱根駅伝に備えてちょっと勉強。 駒澤大学の大八木監督が往路重視から復路重視に発想を転換し、駒大黄金期を作り上げその…

海なくて舟が残る。

久しぶりの休日。気がついたら10時まで寝ていた。 起きるタイミングを見計らっていたようにドアチャイムが鳴る。 仕事の関係等で再配達を依頼していた荷物が届いたのだ。荷物は古書現世の目録「逍遥」で注文したもの。今回は頼んだ4点すべてが当たってい…

仕事は先送りできても本屋は見送りできない。

仕事納め。 机の上や引き出しの中の整理をするが、いくらやっても終わらず、カンペキにやるには大晦日までかかりそうなので、年明けに先送り。今年はどれくらいの物事を先送りにしてきたことかとしばしぼんやりしてしまう。ただ、先に送れる来年があると考え…

こたつエコ。

昼過ぎまで野外仕事。 退勤後、歩いて知人のパン屋へ行き、頼んでおいたケーキを入手。2週間は日もちする上に、出来立てよりも多少時間が経った方が味が熟成するタイプのものなので、大晦日に実家に帰る時の土産にするつもり。 無印良品に寄ってバーゲン品…

ポイントは還元します。

出張後、初出勤。 氷点下の国から戻ってきたからこちらの寒さはへっちゃらかと思ったがこちらはこちらなりに寒い。 昼過ぎまで野外仕事をやって退勤。 内地に戻ってきたら行くべき場所はやはり今年最後の神保町か。 出張していた数日間はすべての費用は職場…

食事をめぐる冒険。

北海道に来ている。 四方を雪で囲まれたホテルにもう数日宿泊している。昼はスキーを履いてあちこちを見て回るのが仕事。板を脱いでホテルに戻れば比較的自由な時間が多い。そこで、長編小説を読もうと鞄に村上春樹「羊をめぐる冒険」を入れて来た。この小説…

師走に見る英国。

今日も師走は“イッチニ、イッチニ”と掛け声をかけながら走っていく。 この一週間くらい風邪気味でそれをだましだましながら日々の勤めを果たしている。あまり風邪薬など飲みたくないのだが、鼻をかんでばかりいては仕事にならないのでとりあえずパブロンを飲…

暮れの走読。

いつの間にか師走がスタートし、気がつけば周囲がせわしなく走りはじめており、つられるようにこちらもバタバタと足音を立てながら日々駆けずり回ることになる。 毎年の恒例行事のようなものだが、この忙しなさにはいつも面食らう。今日も忙しく仕事に追われ…

晴れたらいいね。

11月20日(日)に雑司が谷で行われるみちくさ市に伴健人商店として参加する予定なのだが、天気予報は雨。晴れてくれないかな。 昨夜本を詰めた段ボール箱をみちくさ市宛に送った。 その中に入れたもののリストを下に挙げておきます。 この他に、英国映画…

二度あることは三度ある。

休日。 昨日TSUTAYAで借りた小野リサのCDを聴きながら風呂に浸かる。日本の歌を歌ったカバーアルバム。もちろん、すべてボサノバ調。それにしてもいつもののんびりした小野リサがボサノバ調で歌う「翼の折れたエンジェル」って。 ジャポンアーティスト: 小野…

二食で本屋。

仕事を終えて夕方退勤。 本屋へ。 富岡多恵子編「大阪文学名作選」(講談社文芸文庫) 『本の雑誌』12月号 大阪文学名作選 (講談社文芸文庫)作者: 川端康成,折口信夫,宇野浩二,武田麟太郎,小野十三郎,織田作之助,山崎豊子,庄野潤三,河野多惠子,野坂昭如,阪…

師走を前に七草粥。

帰宅してネットで検索したら12月の新刊文庫が載っていたので気になるものをピックアップしておく。 荒川洋治「忘れられる過去」(朝日文庫) 四方田犬彦「李香蘭と原節子」(岩波現代文庫) 古今亭志ん朝「世の中ついでに生きてたい」(河出文庫) 庄野潤…

家でチンする5秒前。

休日なのでぐっすり寝ていられるのだが、なぜか7時前に目が覚めてしまう。もっとぐだぐだ寝ていたいのに体が寝てくれない。別に疲れが取れているような感じでもないのに。 仕方がないので洗濯開始。2回まわして干したら昼近くなる。夕方から雨の予報なので…

秋のクラリネット。

今日は午前中に内向けの仕事を終え、午後からは外来者を相手に外向けの仕事という2種類をこなさなければならないため体力よりも精神的にハードな1日だった。 夕方退勤。本屋へ。 戸塚真弓「じゃがいもびいき」(中央公論社) じゃがいもびいき作者: 戸塚真…

日曜日の百人組手。

今日は昼から仕事。おかげで朝ゆっくりできたのだが、同僚からの電話で仕事モードに戻される。 昼前に家を出て、電車に乗りみなとみらいへ向かう。車内では沢木耕太郎「ポーカー・フェース」(新潮社)を読む。「バーボン・ストリート」、「チェーン・スモー…

六角橋整地。

朝から雨。出張野外仕事へ。 雨シフトの服装ではあるけれど、ずうっと雨に打たれているとじんわりと肌に雨がしみてくる。 あ〜あ、今日は一日雨かよとうんざりしていたら昼に突然晴れあがり、強い陽射しが照りつける。仕事現場のあちらこちらから雨が水蒸気…

珈琲給する準備はできていた。

今朝は久しぶりに「おはよう忍者隊 ガッチャマン」を観てから出勤。 駅までバス。バスを下りたらいつもは駅前のスターバックスに寄ってサーモスのマグにホットコーヒーを入れてもらうのだが、昨日職場で洗ったマグをそのまま置いてきてしまったので今日はお…

3、4がなくて5もいらない。

昨日は久しぶりに母校で講義。と言ってもただ学生の話を聞いただけだけどね。 途中、神保町で下車し、さぼうる2でナポリタン。混んでる時にはサービスが悪かったり、強引な相席を強要したりするけどやっぱりここのナポリタンは好きだな。 ついでに東京堂書…

アースがいるんだ正規のM WAVE。

昨日に続き仕事は休み。完全な連休なんていつ以来だろう。 ただ、明日までにやっておかなければならない持ち帰りの仕事があるため遊びにはいけない。原則家に籠ることに。 朝食はもちろん昨日のパン。洗濯機を回している間に朝風呂に入る。今シーズン初めて…

パン等回収劇。

今年もノーベル文学賞の季節が終わった。恒例の村上春樹祭も何年も続くとさすがに盛り上がりにかける感じ。 今日は休日出勤がなく休みなのだが、昨日出張場所から職場へ戻る途中に知人のパン屋で買ったパンの包みを机に忘れてくるというチョンボをしてしまう…

モヤモヤから青空へ。

出張で午前中に海岸沿いの私鉄の駅に降り立つ。 駅周辺を歩いていたらまさかこんなところでという光景を目にしてしまう。朝からモヤモヤとした気分になる。 しかし、仕事現場は天気もいいし、海もかがやいているしで久しぶりにほんわかと仕事を終えることが…

じみに。

今日も休日出張野外仕事。 秋の風なので日が当たる野外で座っていてもあまり苦にならない。空き時間は携帯本の荻原魚雷「本と怠け者」(ちくま文庫)を読む。この本は、『ちくま』に不定期連載されていた「魚雷の眼」を中心に編集された文庫オリジナル。怠け…

文庫にしやがれ。

午前中は職場で働き、午後から出張。 風が涼しいので隣駅まで歩く。駅前のCoCo壱番館で昼食。ココイチに入るのはたぶん大学生以来。20年以上振りなのでささみカツに大盛り野菜と奮発する。涼しくてもカレーを食えば汗は容赦なく流れるのだな。 夕方まで出…

腰パン・デイズ

本日、休日出勤。 午前中の仕事を終える。疲労からくると思われる頭痛を朝から感じていたため午後の仕事はキャンセルして退勤。 風が涼しい。秋であったことを思い出す。歩いて知人のパン屋に向かう。途中でブックオフへ寄り道。 貴田庄「原節子 あるがまま…

ライ麦パンでつかまえて。

今日の仕事は休み。 ただ、朝6時には起きていなければならない事情があって睡眠が充分とれないのがつらい。 朝食は昨日もらったライ麦パンを2つに切ってスライスチーズを挟んで食べる。チーズやハムといったその国の食文化と密接に結びついたものと食べる…

カナブンと印鑑。

気がつけば9月も半ば過ぎである。 アン・サリー&畠山美由紀“ふたりのルーツ・ショー”を日経ホールに聴きにいった喜びの一夜からもすでに1週間余りの時が過ぎている。アン嬢が黒澤明監督作品のファンであると語り、「生きる」で志村喬が「ゴンドラの唄」を…

小銭を集める。

雨かと思っていたら晴れていた。 朝ゆっくりでよかったので洗濯をする。ただ、午後からの雨がこわかったので室内干しにして家を出る。 今日の仕事は、夏に行ったイベントの収支決算と残金の返却のための準備。集めた参加費よりも大幅に安く実施出来たため、…

四国陶然。

ふと気づくともう8月も終わろうとしている。 小学生の頃からこの時期になると今年の夏も何もできなかったなという寂しいようなもどかしいような気持ちになる。今年も仕事以外に旅行に出ることもなく、映画館にもコンサートホールにも行かなかった。 家を出…

自炊よりつまみ食い。

朝、書類にミスを見つける。 とても単純なミスであるが、とても重要なミスでもある。すでにその書類はデータとしてはメールで、書類としては郵便で相手方へ発信を済ませてしまっている。急いで連絡をとるが相手が捕まらない。どうにか話が出来たのは昼過ぎだ…

キッチンとホークス。

昼過ぎに仕事を終える。 今日は午後4時から「あいおい古本まつり」で行われる古書現世店主の向井透史さんのトークショー“理想の低い古本屋入門”の予約をしているため、いそいそと職場を出る。 昼食もまだだし、トークショー開始の4時にはまだ時間があるた…