2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

如月さらり。

早いもので今日は2月最後の日。 如月がさらりとすり抜けていった。 仕事を終えて本屋へ。 昨日「『本』に恋して」を見た棚にこの本が並んでいた。 永江朗「本」(プチグラパブリッシング) 本の作り方を色々な面から紹介している。面白そう。装幀もシンプル…

漢方とジャズとアレルギー。

今週は仕事が早く終わる週なので、退勤後に眼科に行く。 切れてしまったアレルギー用の目薬をもらうためだ。 いつもは混雑している待合室はなぜか閑散としていた。 坂崎重盛「『秘めごと』礼賛」(文春新書)を読みながら順番を待つ。 呼ばれて視力や眼圧の…

これ以上ない休日。

目覚めると11時。こんな時間まで寝たのは久し振り。 せっかくの日曜日をもう半分消費してしまったのかと愕然とするが、睡眠充分の心地よさの方が勝る。 洗濯と風呂。 先日、風呂で桂吉朝「地獄八景亡者戯」を聴こうとして74分という長さから中断していた…

段ボール、いらっしゃいまし。

夕方、仕事を終えて退勤しようとしているところへ友人からメールが来る。いつものようにいつもの料理屋への誘いだ。待ち合わせ時間まで地元の古本屋を覗く。 遠藤一夫「おやじの昭和」(中公文庫) 矢野誠一「落語長屋の四季の味」(文春文庫) 前者は100…

雨の夜のあまのじゃく。

退勤後、職場もちの飲み会。 とりあえず、餃子と焼きそばをたらふく食べる。 散会後、本屋へ。 一食分浮いたので、それを本に換える。 JAZZピアノ・トリオ名盤500 (だいわ文庫)作者: 寺島靖国出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2006/02/09メディア: 文庫購入…

新人類、最後の旧人類と邂逅す。

退勤後すぐに池袋へ。 本日は、ジュンク堂で岡崎武志さんと坪内祐三さんのトークセッションがあるのだ。 5時半過ぎに池袋着。 まずはサンシャインシティへ向かい急ぎ足で古本市をのぞく。 その後、ジュンク堂へ。 楽しい時間を過ごす。 終了後、向井透史さ…

週刊新潮とアサヒ芸能。

退勤後、本屋へ。 『別冊週刊新潮 昭和31年「創刊号」完全復刻版』 やっと入手。 帰宅後、買ってきた雑誌を眺める。やっぱり谷内六郎画の表紙は怖いよ。巻末の“「連載小説」全リスト”と“「連載コラム」全リスト”が興味深い。昭和50年の欄に次のような連…

ほぼ日手帳とこれだけ手帳。

9時近くに職場を出る。 本屋へ。 ほぼ日刊イトイ新聞・山田浩子(編著)「ほぼ日手帳の秘密」(幻冬社) 先日、ほぼ日手帳を買ったので、他の人がどのような使い方をしているか興味があり、思わず買ってしまう。内容は、ほぼ日手帳ユーザーのインタビュー記…

ニアミス、ニアミス。

雨の月曜日。 退勤後、本屋へ。 『クイック・ジャパン』vol.64 その他、カウンターで『本の話』3月号をもらう。 バス待ちで『本の話』に目を通す。文藝春秋3月の新刊をチェックする。 志ん朝一門「よってたかって古今亭志ん朝」 山口文憲「団塊ひとりぼっ…

私がルールブックだ。

いつものように風呂で落語。今日は桂吉朝「地獄八景亡者戯」を聴く。全部で74分もあるため、六道の辻でお経を買いに行くところまで。それ以上風呂にいたら“どざえもん”になってしまう。 昼過ぎに部屋を出て、東横、井の頭、JRと乗り継いで、荻窪・ささま…

悪魔とオリンピック。

夕方退勤して、本屋へ。 茶木則雄「帰りたくない!」(知恵の森文庫) 中野翠「今夜も落語で眠りたい」(文春新書) 『散歩の達人MOOK 中央線BOOK』 「帰りたくない!」は「[本]のメルマガ」vol.240で荻原魚雷さんが褒めていたのと、サブタイトルの“神楽坂下…

赤面してもひとり(もしくは一人で古本市)。

本日も2時過ぎより出張。今日で3日連続だ。 横浜駅から徒歩で出張場所まで。夕方には無事終了。 この出張の会議によって今年の休日出勤がほぼ決まる。4月の日曜日はほとんど休日出張となることが決定。特に4月29日と30日には一番重要な出張が入って…

解説のない名著。

本日も3時より出張。横浜駅よりバスに30分ほど乗り、出張場所へ。 先日、iPodが壊れたため、聴くものもなく、本も読めず、ただ目を閉じて眠りが我が身を誘ってくれるのを待つのみ。 仕事が終わり、また帰りのバスも頭を垂れて、ひたすら時をやり過ごす。…

春の日に「北の国から」。

午後から出張。いつものオーバーではなく、スプリングコートにしたのだが、それでも汗ばむくらい暖かい。 4時過ぎに仕事が終わる。神保町へ。 書肆アクセスで、この1冊。 岡崎武志「気まぐれ古書店紀行」(工作舎) 荻原魚雷さんがいらっしゃっていた。畠…

義理も泣かずば貰えまい。

本日は聖バレンタインズ・デイであります。 職場にいる女性がなんだか浮き足立って見えるのは気のせいでしょうか。いつもは見かけない紙袋を持った女性たちが職場のデスクのあちこちを回っているではありませんか。わが机の上にも退勤までにはいくつか包みが…

鮟鱇の肝まで入れて無事帰宅。

今日は退勤後に職場の会があり、神田駅近くの鮟鱇鍋の店へ行く。吊るされた鮟鱇が職人の手によって解体されるのを見ながら、チーズの塊のようなアンキモを食す。鍋の残り汁に生のアンキモをすり潰して入れた後、ご飯を投入し、仕上げは溶き卵。なんと濃厚な…

赤いドレスの女。

休日。 風呂で志ん朝「三軒長屋」を聴く。先日、談春版を聴いたので、おさらいのつもり。 部屋で読書。大村彦次郎「時代小説盛衰史」を読み終わる。時代小説の通史であり、ゴシップ集であり、作家辞典でもある。好著だ。 雑誌『小説倶楽部』の編集者であった…

シベリアからは連絡なし。

昼過ぎまで休日出勤で仕事。 春らしい陽気に誘われて、散歩も兼ねつつ、最寄のブックオフまで歩く。「ブ」近くのモスバーガーで昼食をとる。 105円棚から。 安岡章太郎(編)「私の文章作法」(文春文庫) 中丸美繪「嬉遊曲、鳴りやまず 斎藤秀雄の生涯」…

休憩の効果。

今日でストレスのたまる仕事が一段落した。案の定ストレスにまみれて退勤。気分転換をしたくなったため、休んでいたブログを今日から再開することにした。 別に深い理由があって止めていたわけではなく、ブログをやらなければ、もっと本が読めて、もっと本を…

退勤後、本屋へ。 篠田一士「三田の詩人たち」(講談社文芸文庫) 吉田健一「酒肴酒」(光文社文庫) 『STUDIO VOICE』3月号 「酒肴酒」は、以前に光文社文庫に入っていた「酒肴酒」と「続・酒肴酒」を合本にして再編集したものだった。装幀は、林哲夫さん…

退勤後、職場関係のお通夜へ。 帰りに同僚と鄙びたラーメン屋でタンメンを食べる。 地元に戻り本屋で。 『文學界』3月号 『ダ・ヴィンチ』3月号 『ダ・ヴィンチ』の付録『別ダ』からグレゴリ青山「もっさい中学生」、伊藤理佐「りさ'ずばー」などを読む。…

仕事を終えて急いで銀座へ。立川談春独演会だ。 4丁目交差点に出たのが7時5分前。銀座の歩道を走る。 ヤマハホールはビルの4階にあり、階段を駆け上ることに。へろへろとなって5階にある2階席まで行く。 2階の最後尾の席。椅子が小さくて狭い。入口の…

昨日の代休なのだが、午前中仕事に出てから新宿へ買い物に行く。 LoFTでほぼ日手帳と丸善の値札はがしを購入し、ワンフロア上のジュンク堂へ。 正宗白鳥「世界漫遊随筆抄」(講談社文芸文庫) ジュンク堂PR誌「書標(ほんのしるべ)」を初めて貰う。 早稲田…

休日出勤。某オンライン書店からポイントを貰えることになった。 何を買おうか悩む。 とりあえず、本日の候補としてこれを選出する。 原弘 デザインの世紀作者: 原弘出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2005/06/18メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含む…

寒い野外の仕事を終えてから、午後神保町へ。 書肆アクセスで。 海野弘「私の東京風景」(右文書院) 『彷書月刊』2月号 『フリースタイル』vol.3 海野本はサイン本。うれしい。 悠久堂書店で。 今東光「東光金蘭帖」(中公文庫) 高橋啓之「落語登場人物辞…

暖かい昼の陽気が、夕方から寒風の吹き荒れる冷たい夜に変わった。本屋で講談社文芸文庫の新刊を見る。「丹羽文雄短編集」と篠田一士「三田の詩人たち」。片や早稲田派の重鎮と目された小説家の短編集と慶応出身の詩人たちを扱った評論集が仲良く並んでいる…

遅番なので風呂で林家正蔵(もちろん先代です)の「柳の馬場」を聴く。最初はあの独特の口調が聞き取りづらかったのだが、噺が進むうちに気にならなくなってくる。さすが、名を残す人だけあるなと思う。本屋で。 三宅周太郎「文楽の研究」(岩波文庫) これ…

石原千秋「国語教科書の思想」(ちくま新書)読了。聖智文庫より目録「ぶらり しょうち」が送られてくる。 林哲夫さんの絵をちりばめた素敵な目録だ。今日買ったアルバムを聴く。 ブッカー・リトル・アンド・フレンズアーティスト: Booker Little,Booker Lit…