悪魔とオリンピック。

夕方退勤して、本屋へ。

  • 茶木則雄「帰りたくない!」(知恵の森文庫)
  • 中野翠「今夜も落語で眠りたい」(文春新書)
  • 散歩の達人MOOK 中央線BOOK』

「帰りたくない!」は「[本]のメルマガ」vol.240で荻原魚雷さんが褒めていたのと、サブタイトルの“神楽坂下書店員フーテン日記”にそそられて。
中野本は『GQ』と『和楽』の連載を中心としてまとめたもの。そんな連載をしていたとはツユ知らず。
『中央線BOOK』は明日、高円寺の古本酒場コクテイルでのイベントに行くので、周辺地域の予習のために購入。“中央線古書古書ばなし”というコーナーで沿線の古本屋さんの店主データファイルが載っている。西荻音羽館店主である広瀬洋一さんのお顔を初めて確認する。そうかあの方がご主人だったのか。これでこの方は店主なのかバイトなのかを悩まないですむことに。
帰宅すると、古書現世目録『逍遥』71号が届いていた。早速、目を通すと欲しい本があちこちに。どう見ても人気商品なので、もう既に売約済みであろうと覚悟しつつ、メールで注文を入れる。どうなりますか。
テレビでサッカー日本代表フィンランド代表の試合を観る。申し訳ないけど、フィンランドの選手はでかいだけだなあ。中盤で小野があれだけ自由に遊べるんだから。2−0で勝ったが、この相手にはもっと点を取らなきゃね。久保が点を入れてよかった。出番のなかった長谷部を観てみたい。
NHKを観ると、トリノオリンピック番組にデーモン小暮閣下がゲストで出演している。悪魔とオリンピック。どういう組み合わせだ。“平和の祭典”を名乗る政治的・経済的ショーに対する皮肉のつもりだろうか。まさかね。
では、これから明日に備えて「気まぐれ古書店紀行」の続きを読むとしよう。