ホワイトデーと赤いホリディ。

 仕事帰りの駅ビルで、明日職場で配るホワイトデーのチョコなどを購入。

 

 もちろん本屋にも寄る。

 

-別冊太陽「探偵小説の鬼 横溝正史」(平凡社

-宮内悠介「スペース金融道」(河出文庫

 

探偵小説の鬼 横溝正史: 謎の骨格にロマンの衣を着せて (313;313) (別冊太陽)

スペース金融道 (河出文庫 み 35-1)

 

 

 などを購入。

 

 前者は表紙の写真でノックアウト。これは買うしかないという気にさせるポートレイト。巻頭言が小林信彦というのも僕にはうれしい。

 

 後者は“SF作家・宮内悠介の出発点”と呼ばれる作品の文庫化。タイトルは漫画「ナニワ金融道」からとられたと解説にある。雑誌『モーニング』に連載されていた「ナニワ金融道」を愛読してた身としては見逃せない。

 

 

 帰宅して、この冬の定番となった白菜と鶏団子の鍋を作り、食べる。またぞろウォーターサーバーの水の段ボールが山積みとなって来たので水を使う鍋はどうしても定番となる。

 

 食後に、最近買った村上春樹「デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界」(文藝春秋)の影響でレコード棚からデヴィッド・ストーン・マーティンがカバージャケットのイラストを描いたビリー・ホリディの“All or Nothing at all”(Verve)を取り出して聴く。

 

デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界 (文春e-book)

 

 晩年の録音だが、急がず淡々と歌うホリディが魅力的で、赤に包み込まれる彼女の顔のイラストだけでなく、内容もよくて好きなアルバムだ。

 

All Or Nothing at All-Hq- [Analog]