珈琲給する準備はできていた。

　今朝は久しぶりに「おはよう忍者隊　ガッチャマン」を観てから出勤。

　駅までバス。バスを下りたらいつもは駅前のスターバックスに寄ってサーモスのマグにホットコーヒーを入れてもらうのだが、昨日職場で洗ったマグをそのまま置いてきてしまったので今日はおあずけ。

　夜８時、仕事を終えて外へ出る。

　ずいぶんと涼しくなった。駅へ向かう坂を歩いて登っても汗をかかなくなったくらい。いい季節だ。

　本屋へ。

　『モンキービジネス』もついに休刊か。最終号は柴田元幸訳「トム・ソーヤの冒険」一挙掲載。この作品を読んだことがないからこれで読んでみようかな。

　『CASA BRUTUS　COFFEE BOOK』は前から気になっていたのだが、今夜買ってみた。最近になって昔住んでいた白楽においしい自家焙煎のコーヒー豆を売る店ができたと知り、今週末に行ってみようと思っているので久しぶりに自分の中のコーヒー熱が再燃したようだ。

　帰宅するとポストに善行堂に注文しておいた『旅と本のコラム』（DECO・CHAT）が届いていた。冊子の入っているビニール袋には“ありがとうございました　善行堂　山本善行”という手書きのカードが入っていた。この心遣いがうれしい。

　知っている人いない人の旅と本に関するコラムが詰まった冊子。巻頭の金子彰子さんの「旅」という詩に続いて山本善行さんの「車に本を積んで旅に出よう」というコラムが始まる。

　久しぶりに台所の棚を開け、埃をかぶっていたKONOのドリッパーとサーバーを取り出し、洗って使えるようにする。月兎印の赤いホーローポットにもお湯をさしておく。ミルは残っていたひき残りのコーヒー粉末をきれいに落として準備完了。後は週末のコーヒー豆を待つだけだ。

　それまでは『COFFEE BOOK』を眺めながら妄想を膨らませるとしよう。