仕事納め。
机の上や引き出しの中の整理をするが、いくらやっても終わらず、カンペキにやるには大晦日までかかりそうなので、年明けに先送り。今年はどれくらいの物事を先送りにしてきたことかとしばしぼんやりしてしまう。ただ、先に送れる来年があると考えられることを幸せと思うことにして退勤。
夕方から仕事関係の葬儀に参列して自由が丘まで帰ってくる。駅を出てロータリー正面にある「FUJIYA」書店に寄る。東横線の新刊書店の中でも好きな店のひとつ。入って左手の文芸書の棚の適度な混沌と品揃えにいつも魅了される。地元の本屋にはなかったこれをレジへ。
【人と思考の軌跡】竹中労---左右を越境するアナーキスト (河出ブックス)
- 作者: 鈴木邦男
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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戦前の日本映画に興味を持ちはじめた頃に「日本映画縦断(1)〜(4)」(白川書院)を読んでその面白さに陶然とした。同じく名著の「鞍馬天狗のおじさんは 聞書アラカン一代」は文庫になっているのだが、この「日本映画縦断」は文庫化されていない。どこかで文庫にしてくれないだろうか。
- 作者: 竹中労
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/08
- メディア: 文庫
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書店で精進落としをしてから帰宅。