book meets girl。


 朝バスに乗っていると部署の女性が欠勤との連絡があり、一挙に週のスタートが慌ただしさを増した。


 ここからノンストップでバタバタと一日が忙しく過ぎて行く。夜、職場にアマゾンからの荷物が届く。仕事の本に混ざって頼んでおいたこの雑誌が入っていた。



 特集は“本屋の逆襲!”。『Meets Regional』の別冊は地元でも手に入るのだが、本体の雑誌の方は入ってこないのだ。


 『Meets Regional』を鞄に詰めて退勤。


 地元の本屋に寄る。


大きなハードルと小さなハードル (河出文庫)

大きなハードルと小さなハードル (河出文庫)



 佐藤泰志の死後に出版された短編集の文庫化。解説は堀江敏幸氏。



 いつもの中華料理屋で五目つけ麺を食べながら堀江解説を読む。



 帰宅して『Meets Regional』に目を通す。京阪神の新刊・古本の書店があれこれ載っていて楽しい。ガケ書房×恵文社一乗寺店×Calo Bookshop & Cafe×トンカ書店の4人の店長による座談会は豪華でいいね。京都嵐山のLondon Booksは青のひさしが眩しくて、こぎれいな店構えがいい。中学時代にこんな店があったら修学旅行の自由時間に絶対行っているはずなのに。
 総体的には男性店主が多いとは思うが、女性店主の割合もずいぶん高くなっている気がする。書店の女性店員を前面に出したページもある。岡崎武志さんの名著「女子の古本屋」もちくま文庫になるしね。


 そういえば、一昨日横浜駅西口の古本祭を覗いた時、制服姿の女子高生2人組がおじさんたちに混じって熱心に棚を見ていた。彼女たちは10年後に古本屋にとっても新刊書店にとってもありがたい本ガールになっていることだろう。