シンク、シンク、シンク。


 今日は午前中に出張仕事があるため、同僚と待ち合わせて駅前で朝マックをしてから、出張場所へ。
 予定時間より30分ほど早いため、向いにあったターリーズコーヒーでお茶をしてからまた出直す。


 昼過ぎに終わり、職場へ戻る。午後は職場で7時まで仕事をして退勤。


 本屋へ。

 とりあえず、いつもの。


 三度目の正直で、駅前のつけ麺屋へ。今日は入れた。味玉つけ麺とごはんを頼み、つけ麺を食べた後のつけ汁を御飯に適量かけて、そこに半熟の味玉を潰してかきこむ。う〜ん、満足。


 帰宅すると先日受けた人間ドックの診断結果が届いていた。恐る恐る開けてみると総合評価Aでホッとする。身長も昨年の178センチ台から179センチへ復帰。脂肪肝傾向の文字も消えた。あんなに、ストレスまみれだったのに分からないもんだな。


 『文學界』に目を通す。今回の目玉は都甲幸治「村上春樹の知られざる顔」という評論のようだ。さわりをちょっと読んでみる。村上氏のデビュー作「風の歌を聴け」と第2作「1973年のピンボール」の2作品が外国では出版されておらず、実質上存在しない作品となっているとのこと。英訳は講談社英語文庫のみで、氏の主要作品の英訳本を刊行している海外の大手出版社からは出ていないのだそうだ。それも村上氏の意志に基づいて。
 ふ〜ん、そうだったんだ。確か、講談社英語文庫の「風の歌を聴け」をもっていたっけ。ある意味これはレアな本ということになるのかな。


 今号から小谷野敦氏の「上機嫌な私」が掲載されていない。雑誌には先月号をもって連載終了の注意書きがあった。これは実質連載打ち切りということらしく、その顛末を小谷野氏はブログで書いている。それを読むと小林信彦「うらなり」を批判的に取り上げる文章を書いたら、その掲載を拒否され、それが連載打ち切りにつながったらしい。氏による「うらなり」批判は、ブログに掲載されているので読んで見た。幾つかの表記や言葉の使い方の不備とうらなりの内心の描写が「坊ちゃん」を読んで想像するものとほとんど変わらず、作品をなぞっているだけだという点を指摘している。それから、小林氏は小説がヘタであるとも書いてあるのだが、短い文章なのでその理由まではつっこんで書かれていない。やはり「上機嫌な私」の1編としてもっと長い文章で読んでみたかったな。自社の出版作品を批判した文章は載せないなんていうのはやめにして貰いたいな。


 今日帰りにドラッグストアで、ドイツから来た新素材のスポンジを買う。洗剤いらずの水洗いで驚くほど汚れが落ちるとのこと。それではと、このところ気になっていた流しのシンクを掃除する。腰が痛くなるくらいシンクを磨く、磨く、磨く。スポンジ片手にシンク、シンク、シンク。
そのかいあってずいぶんキレイになった気がする。


 今日のBGMはこれ。