今日も朝から暑い。湿度は70%もあるとお天気お姉さんが告げている。
昨日はブルーストライプのシャツを着ていて汗が目立ってしまったので、今日は白の半袖シャツにする。多少汗が染みていても白のマジックが周囲の不快感を軽減してくれるだろうと勝手に思い込む。
水曜日はちょっと事情があってブルーになりやすい日なのだが、そこに友人からメールが来る。このブログを愛読してくれているといううれしいコメント。どこかで今日の自分を見られていたのではと思うようなグッドタイミング。ありがとう、気分が洗い立ての白いシャツのようになりました。
夕方から、野外仕事。風が強く砂埃の舞う中をスコップ&猪八戒仕事。汗が作業着のTシャツに染み込む。
職場に戻り、着替えて帰り支度。ネクタイをするのが面倒でつけないで退勤しようとすると同僚が「おっ、クールビズ」と聞いてくる。「いえ、ネクタイを締めてないだけです」と芸のない答え方をして退勤。建物を出たところでも「クールビズですね」と別人から言われる。クールビズという言葉は《=ノーネクタイ》というレベルで定着してしまったようだ。
駅までの坂道を歩いて上る。クールビズだろうが、ノーネクタイだろうが、汗が首筋を流れてくることに変わりはない。
本屋へ。
- 菊池信平(編)「昭和十二年の『週刊文春』」(文春新書)
今月の文春新書の新刊。昭和8年に菊池寛によって創刊された月刊雑誌『話』から、昭和12年の記事を編集して再録した本。編者の菊池信平は、菊池寛と池島信平をミックスした架空の人物であろう。広告を見た時点ではてっきり坪内祐三さんの変名かと思ったのだが、わずか1ページの編者謹白でしか出てこないのでどうもそうではないらしい。
クリーニング屋で洗濯物を受け取り、コンビニで夕食を買って帰宅。
まずは、シャワーを浴びて砂埃と汗を流す。冷し中華とごぼうのサラダからなる夕食を済ませて読書タイム。
「昭和十二年の『週刊文春』」から巻末の石田陽子氏の「付記」と「『新らしき土』主演の原節子」を読む。隣りの小津安二郎「車中も亦愉し」も斜め読み。
吉行淳之介「懐かしい人たち」(ちくま文庫)から「石川淳氏との一夜」を読んだ。
今夜もアン・サリー「Best of Best」を聴いている。