エアー大惨事。


 朝、駅で同僚と待ち合わせ。同僚の運転する車で甲府へと向かう。


 中央高速にのると16キロの渋滞。思うように進まない。やっと渋滞をすり抜け、サービスエリアへ。
 トイレ休憩を済ませ、車に乗り込もうとした時、後輪のタイヤからシューっという音がもれているのに気づく。タイヤのバルブから空気がもれている音だ。みるみるうちにタイアがぺっちゃんこになっていく。あわてて目の前にあったガソリンスタンドでバルブを交換してもらう。
 晴天でかなり気温が上がっていたために、タイヤ内の空気が膨張し、劣化していたバルブのゴムを破ってしまったのだ。もしこれが、高速走行中であったらと背筋が寒くなる。よくとれば我々はツイているのだと納得する。


 昼過ぎに甲府に着く。電車で来たスタッフと合流し、明日本番となる仕事会場の下見へ。諸手続きと明日の準備を済ませて会場を後にする。


 甲府は盆地のため、予想以上に暑い。会場内の体感気温は35度をゆうに超えていた。これが明日の仕事に影響を与えなければいいがと思う。


 甲府駅近くのホームセンターに寄って、明日の仕事に使う物品を購入。これで明日の準備は完了する。後はよい結果を待つだけだ。


 今日の宿となる石和温泉へ。夜遅く大浴場へ向かう。誰もいない露天風呂で「突然の贈り物」を歌いながら、気持ちいい夜風に吹かれていると明日の好結果が約束された気になってくる。


 明日に備えて早めに床に着く。