寝不足気味の朝と夜に。


 どうやら梅雨入りらしい。曇りがちの朝。

 なぜか、朝4時前に目覚めてしまい、その後なかなか寝付かれず、寝不足気味で起きる。 


 職場へ行き、まずはインスタントのブラックコーヒーをいれて飲む。


 午前中は時間を自由に使え、自分のペースで仕事。


 午後からはスケジュールがぎっしり詰まって相手ペースの仕事になる。


 夜7時過ぎに、シュレッダーのある小部屋に籠り、仕事で使用済となった書類をひと山処分する。自分しかいない部屋で黙々とシュレッダーの口めがけて紙を滑り込ませていく。あっという間に紙くずがいっぱいになり、手でプレスしてはまた作業を再開する。30分ほどかけて大きな袋に2袋分の紙ゴミを出して終了。ゴミを出し、資源を無駄にするのが自分の仕事のようでちょっと気分がブルーになる。


 8時過ぎ、雨の降る中を退勤。

 駅ビルで今週末に控えた甲府への宿泊出張のための買物をしてから、本屋を覗いて帰宅。


 部屋でコンビニで買ってきた『週刊文春』を読みながら夕食。坪内祐三文庫本を狙え!」は吉行淳之介「懐かしい人たち」(ちくま文庫)を紹介。この手の文壇交友録を取り上げる時の坪内さんのちょっと高揚した感じがいいな。


 ブログ散歩をしていると岡崎武志さんが「okatakeの日記」で井上究一郎ガリマールの家」(ちくま文庫)を取り上げて激賞している。以前にも何人かの人がこの本を褒めていた記憶があり、以前から気になる本のひとつであったが、こうなると俄然読みたくなるな。


 「ガリマールの家」はないので、代わりに今年の春に京都ガケ書房の善行堂で買った井上究一郎「幾夜寝覚」(新潮社)を引っ張り出して、さわりを読んで急場をしのぐ。


 その他、近代ナリコ「どこか遠くへ ここではないどこかへ 私のセンチメンタル・ジャーニー」(ディスカバー)から冒頭の「観光ごっこ」を読んだ。


 今日のBGMはこれ。夜にコーヒーを飲んでしまうと眠れなくなってしまうので、代わりにこれを聴く。


 

ブラック・コーヒー

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  • 出版社/メーカー: MCAビクター
  • 発売日: 1999/11/03
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