息抜きを考えながら働く。


 また、夏のような日だ。ここ何週も水曜日はこんな晴天ばかりのような気がする。


 忙しくて休みが取れない日々が続いているため、いろいろと息抜きを考えながら働く。今度の日曜も朝から出張のため、出張場所近くにあるラーメン通の同僚一押しの店に寄る企画を立て、仲間を募る。また、来週の月曜は、午前中の仕事をこなしてしまえば、後は僕がいなくても支障がないため、有給にして昼前に退勤し、ささやかな休暇を楽しむことにする。


 夜8時半過ぎに退勤。本屋へ。

 今度は若草色だ。


 帰宅後、『yom yom』から、岡崎武志「本読み爺さんがおもしろい本を教えよう」と岸本佐知子「出会い頭5本勝負」を読む。
 前者では、出久根達郎「作家の値段」(講談社)を買い忘れていたことを思い出し、後者ではグレゴリ青山「ブンブン堂のグレちゃん」(イースト・プレス)所収のインドを小さな内田百閒と旅する漫画で不覚にもちょっと泣いてしまう岸本さんに同感する。そう言えば、グレちゃんについては岡崎さんも触れていたっけ。


 思うところあって向田邦子「父の詫び状」(文春文庫)の沢木耕太郎による解説を読む。解説文の4章から5章へ移る部分で劇的な展開が待っている。このように解説さえもドラマティックに書いてしまうところがまさに沢木流だな。


 今日のヴォーカルアルバムはこれ。このアルバムの「煙が眼にしみる」はダメだが、「スターダスト」は○。

ノー・カウント・サラ

ノー・カウント・サラ