お台場明日のお楽しみ。


 職場の同僚にラーメン好きの若者がいて、時折彼お手製のラーメン屋レポートを見せてくれる。今日はその2009年版を見た。するとこの街には思いのほかラーメン屋が多くあり、自分の知らない店の存在に気づく。


 退勤後、いつも行くつけ麺屋の並びにつけ麺を出すラーメン屋があることを知り行ってみる。しかし、満員で順番待ちの人影も見えるため、結局いつものつけ麺屋へ。ラーメンレポートの彼もナンバー1のつけ麺と太鼓判を押す店だ。スープは豚骨に魚介のだしがたっぷり入ったタイプ。麺はうどんと見まがうような太麺だ。ひさしぶりの味を満喫。腹ごなしを兼ねてサブカル系古本屋を覗く。

 100円棚に「ジェイムズ・ジョイス殺人事件」という文庫を見つけるが、今日は買わず。トリニティーカレッジに在学していたアイルランドアメリカ人作家の作品とのこと。そのうち気が向いたら買って読んでみようかと思う。
 ジョイスと言えば、来月の新潮文庫の新刊に柳瀬尚紀訳による「ダブリン市民」がリストアップされている。新訳である。これは楽しみ。これで「フィネガンズ・ウエイク」と「ダブリン市民」の2作品が柳瀬訳で読める。後は現在数章だけ分冊で出版されている「ユリシーズ」訳の完成を待つのみだ。


 帰りのバスで古今亭志ん生「唐茄子屋政談・上」を聴く。これはポッドキャストのお台場寄席のもの。下は木曜日配信なので続きはまた明日。