揚げものだらけの新年会。


 退勤して電車に乗り、目白で下車。今日はわめぞの新年会が目白駅にほど近いポポタムであるのだ。


 まだ時間があるので、目白のブックオフへ。


 小島本以外は105円。ウエッジ文庫がけっこう出ていた。ただし、洲之内徹評伝はなかった。
 「新潟見聞記」はメンバーが充実。角田光代中島らも、大槻ケンジ、みうらじゅんなど。どうやら、リクルート新潟県と組んで広告として『じゃらん』や『ダヴィンチ』に掲載したものをまとめたらしい。温泉につかるオーケンや花火をする角田さんなど他では見られないようなレアな写真が面白い。
 カラーブックスは昔の喫茶店が写真入りで出ているのが興味深くて購入。東京だけではなく、名古屋・大阪・京都・神戸の店も載っている。
 「小説永井荷風」はこの日やっていた単行本半額セールで575円で購入した。


 ブックオフを出ても集合の7時半にはまだ時間があるため、池袋に出てジュンク堂へ。

ラクガキ いっぷく

ラクガキ いっぷく

 毎年暮れに出る『サンデー毎日』の連載コラムをまとめた単行本シリーズの最新刊。地元の本屋ではいつまで待っても入荷しないため、ここでやっと買えた。それだけ部数が刷られていないのだろうか。文春文庫での文庫化も滞っているようだし、中野さんのコラムが冷遇されている状況というのは面白くない。


 ポポタムへに向かいがてら往来座へ。瀬戸さんから前回の外市の売り上げをいただく。そのお金で早速これを。

戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ

戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ

 前から欲しかった1冊。


 ポポタムに到着するとすでにテーブルの上には食べ物が行きわたり、向井さん、岡島さん夫妻、武藤さん、退屈男さん、北條さん、ポポタムさんなどが飲んでいた。テーブルの上を見てそこにあるものが僕が買ってきたものとおもっきりかぶっていることを知る。コロッケ、春巻きなどの揚げ物ばかりになてしまう。
 続々とメンバーが集まる。Y&Nさんは串カツを、にわとり文庫さんは鳥の唐揚げをとますます揚げ物度数が高まっていく。そこにやっと寿司が出て、バランスをとり、遅れてきたリコシェ豆ちゃんの大根サラダでさらに中和される。よかった、よかった。


 NEGIさんから9日の立川談春独演会のチケットを受け取る。演目の一つは「鰍沢」であることがわかった。談春版「鰍沢」は初めてだ。


 腹いっぱい食べて、大声で笑っていい新年会でした。


 さあ、今週末の外市の準備をしなければ。