三上寛と女子高生。


仕事を終えて、馬車道へ。


伊勢佐木モールを進み、先生堂を覗いてから新しくできたブックオフに入る。
地下1階地上4階と広い。

半村・宮部本は友人へのプレゼント用。「吉田健一頌」が105円とはうれしい。
ここのブックオフは品物も店員もとりあえず掻き集めたという感じ。大きい割には並んでる本にあまりそそられるものがなく、店員のうごきがぎこちないように思う。
ただ、BGMがジャズなのがいい。


その後、有隣堂や誠文堂書店を流してから、地元へ戻る。
今日は友人といつもの料理屋で夕食をともにする約束なのだが、友人から遅れるというメールが入ったので、駅前のスターバックスで「胡堂百話」を読みながら時間をつぶす。
本屋でこれを入手。

ここでも店内にはジャズが。ジャッキー・マクリーンの「センチメンタル・ジャーニー」が聴こえてきてニンマリする。


8時に料理屋へ行くと、すぐに友人も来た。ナスの煮しめ夏菜の炒めもの、深谷葱のからし和え、サーロインの串焼き、カマンベール入りオムレツ、レバーペーストのピザなどを堪能する。しあわせ。

友人と京都の話。彼は僕が下鴨に行った1週間前に京都に行っていたとのこと。その時の京都もやはり暑かったそうだ。グレゴリ青山山田稔、スタンド、六曜社といった単語が通じる相手なので話しやすくていい。
ただ、この友人、10年以上前に、職場にバイトの女子高生が来ていてどんな話題をしたらよいか分からず、僕に電話をかけてきたことがある。
「女子高生が関心があるのはトレンディドラマじゃないか」
と僕。
「今、人気がある俳優は誰だ?」
三上博史かな」
「ああ、あの青森出身のシンガーソングライターの」
「おい、それって三上寛だろ」
というくらい、シブい男なのだ。


三上寛の話題で盛り上がる女子高生なんて一度見てみたい気もする。