ガーナの約束。

昼過ぎに仕事を終えて、神保町へ。


さぼうる2でナポリタン。久し振りにこれが食べたかった。
満足。


書肆アクセスで以下のものを購入。

畠中さんとしばらくお話をする。昨日のライブや京都ガケ書房のライブのことなど。


喫茶ぶらじるで買ったものに目を通す。
「ほんの日記」に自分が出てくる箇所を発見。ブログ休止の時のことですね。


いろいろ覗いた後、日本特価書籍へ。

「考える人」はもう少し大判で、雑誌連載時のような写真を豊富に入れたビジュアル本ぽく出るのかと思っていたが、違った。
写真は各人扉の1枚のみ。定価を押さえないと売れないという出版社の判断なのだろう。定価1500円(税別)はお手頃価格かな。


帰りの電車では、野村胡堂「胡堂百話」(中公文庫)を読む。これが今月の中公文庫となる。
いきなり盛岡中学在校時代の石川啄木との交友から始まる。報知新聞時代は佐藤垢石、佐藤紅緑村上元三村井弦斎といった名前がぽんぽんと出てくるので面白い。弦斎は12人分の仕事ができたそうだ。


帰宅後、読書。小谷野敦谷崎潤一郎伝」の続き。昨日貰った『彷書月刊』で特集されていた西村伊作の名前が登場する。小谷野氏は、西村の建築論・コミュニティ論が佐藤春夫の「美しい町」に影響を与えていると言われているが、谷崎にも影響を与えているのではないかといっている。


今日の4000番台。

演奏のすばらしさ以上に、ピアノのソニー・クラークの不調で有名な4051番。LPでいうところのA面の3曲にクラークは参加している。確かにB面のケニー・ドリューの快調さと比べるとヘンだと思う。リーダーのマクリーンは両面ともに好調だ。やはり、4曲目のオリジナル「アポイントメント・イン・ガーナ」が目玉かな。これを邦訳して「ガーナの約束」なんてしたら、昭和40年代の歌謡曲の題名だと思われそう。