朝、職場でトイレに入ったら洗面台の前で同僚から1万円を渡される。先月と今月の2度に渡って貸してあったものが戻ってきたのだ。明日の日曜はこれを持って中央線古本屋巡りをすることに決める。
仕事を終えて歩いてブックオフへ。
1週間前に行ったばかりなのだが、105円棚から6冊拾う。
- 池田弥三郎「聴いて歌って」(旺文社文庫)
- 芥川也寸志「音楽を愛する人に」(旺文社文庫)
- 杉田博明「祗園の女 文芸芸妓磯田多佳」(中公文庫)
- 柴田錬三郎「デカダン作家行状記」(中公文庫)
- 色川孝子「宿六・色川武大」(文春文庫)
- 片岡義男「彼女が演じた役 原節子戦後主演作を見て考える」(ハヤカワ文庫)
本屋へも寄る。
- 『本の雑誌』12月号
『おすすめ文庫王国2006』の広告が掲載されている。12月上旬か、楽しみ。
レジ横で『asta*』12月号を貰って帰る。
帰宅して『本の雑誌』から「坪内祐三の読書日記」を読む。『文学全集を立ちあげる』を読んだ坪内さんが三浦雅士氏に対して宣戦布告(?)。先行きが気になる。
その坪内さんの「『近代日本文学』の誕生」(PHP新書)読了。やっぱり明治は面白い。
村上春樹訳「グレート・ギャツビー」の続きを少し読む。
今日の4000番台。
- アーティスト: スタンリー・タレンタイン,ブッチ・ウォーレン,ケニー・バレル,ソニー・クラーク,トミー・タレンタイン,アル・ヘアウッド
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1994/06/29
- メディア: CD
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スタンリー・タレンタインのお蔵入りアルバムが4122番。タレンタイン兄弟のフロントラインにバレルのギター、そしてクラークのピアノと役者は揃っている。聴き直してみていいアルバムだなあと思う。僕にとってJAZZというのはこれ以上でもこれ以下でもないものだなという感じを抱かせてくれる。緻密や完成という言葉とは違う方向の充実感が演奏に満ちている。クラークのラストレコーディングでもある1枚。
1冊読了。
【購入できる新刊数=1】