クリーニング屋で万国旗。


朝5時に起きて6時に部屋を出る。
7時に現場に到着し、それから夕方5時過ぎまで立ちっぱなしの野外仕事。のんびり座ったのはべちゃっとした御飯と味がほとんどしないおかず(いちばん味が濃かったのが生野菜についていたマヨネーズ)のお弁当を食べた10分間だけだった。


期待したほどの成果をあげられず仕事終了。バスで横浜駅へ出る。西口の有隣堂へ。

  • 『Lmagazine』12月号
  • 『国文学 解釈と鑑賞』11月号

『Lmagazine』が珍しく雑誌棚に並んでいたので購入。後者は特集が“坂口安吾の魅力 生誕百年記念号”なので。


帰宅後、荷物を置き、代わりに溜まっていたワイシャツの洗濯物を大きめのボストンバックに詰め込んでクリーニング屋へ。この店は平日は8時、日曜は6時で祝日は休みという営業形態のため、平日の仕事帰りでは間に合わず、日曜に休日出張が入ると6時では間に合わせるのが難しいのだ。その点8時までやっている土曜が狙い目なのだが、先週は泊まりがけの出張であったためそれまでの蓄積に一週間分が上乗せで溜まっていたのだ。店に入ってバッグを開き、詰め込んできたワイシャツを20枚近くカウンターに積み上げていく。店員の女性もちょっと驚き顔。僕もなんだか口から万国旗を次々に出していく手品師にでもなったような気分。


帰宅後、夕食をとってから、食後の散歩でブックオフへ。

最初のは105円棚で中公文庫を見かけるとつい買ってしまいたくなるため。2番目は内澤さんのイラストが見たくて。3番目は池波氏のエッセイ、イラスト、年賀状、対談などを含むバラエティブック。


再び帰宅して『Lmagazine』から山本善行さんの「天声善語」を読む。京都の三大古本祭りの一つ知恩寺の古本祭について。


白川静氏の逝去を悼み、氏の「孔子伝」(中公叢書)を読み始める。




今日の4000番台。

ジャッキー・マクリーン・クインテット

ジャッキー・マクリーン・クインテット


ジャッキー・マクリーンの幻のリーダー・アルバムが4116番。レコード番号が準備されていたにもかかわらず当時は発売されなかった一枚。CDの解説によれば「レット・フリーダム・リンク」で新しいジャズへの飛翔を印象づけたマクリーンにとってドーハム、クラークとの共演はちょっと後ろ向きであると判断されたための欠番であっただろうとのこと。
個人的にはクラーク作の2曲目「ブルース・イン・ア・ジェフ」のさもクラークの曲っぽい作りがいい。「ワンステップ・ビヨンド」なマクリーンよりも「後ろ向きで前へ進む」彼の方が好きだな。


【購入できる新刊数=2】