左京と京都。


仕事を終え、慌ただしく新幹線に乗り込む。

小松左京「SF魂」を読みながらの二時間の旅。


六時過ぎに京都着。四条のホテルに荷物を置いて出かける。


新京極のスタンドで夕食。仕事上がりのビールを楽しんでいるおじさんたちの横で洋風カツ丼を食べる。
横浜を出て三時間でここでこうしているなんて信じられない気がする。
それから河原町六曜社でコーヒーとパウンドケーキ。ウェイトレスの女の子の選び方にまでこだわっているのに感心する。


三条大橋の方を見るとブックオフが目に入る。明日への景気づけに文庫を二冊買った。


その後、高瀬川沿いの木屋町通から錦小路通に出て宿に帰る。


横浜には夏の暑さしかないが、京都には夏の情緒がある。来てよかった。


ホテルの部屋で「SF魂」読了。