パソコンに冷えピタ。

出張の事後処理をしに職場へ。
昼過ぎに終了し、退勤。
いやぁ、暑い。山から下りてきたばかりなので、まだ体が慣れない。

本屋へ。

文學界』は伊藤たかみ氏の芥川賞受賞第1作が目玉。
『東京人』は特集が“占領下の東京”。
ダカーポ』は、噂の連載まとめて最終回号だ。


そば屋で昼食。待ち時間に『ダカーポ』から最終回となる坪内祐三大崎善生常盤新平3氏の日記を眺める。


帰宅して冷房を入れるも、部屋の熱気がなかなか取れない。冷えピタシートを頭と首筋に貼ってなんとかしのぐ。仕事用のパソコンを立ち上げて作業を進めようとするが、手のひらがあたる部分が熱を持ってしまい、やる気を失う。そこで、使用済となった冷えピタをパソコンに貼って熱をとることを思いつく。実際に貼ってみる。冷えピタを貼られたパソコンが目の前のもの以外に世界に存在するのだろうかと思いつつ、どこか間の抜けたその姿を眺める。


結局、仕事はあまり進まず、夜10時にはテレビの前に移動し、サッカー日本代表U21の中国戦を観てしまう。


ブログ散歩。id:elieliさんのところでみすず書房の“大人の本棚”シリーズの近刊予定を知る。

みな欲しいが、特に堀江さん解説の小山清作品集はたまりませんね。

その他、9月の文庫新刊の情報があちこちから伝わってくる。
創元推理文庫の中村雅楽シリーズは9月刊行に延期されたらしい。
9月から始まる光文社の古典新訳文庫がうれしい。その意気やよしというところか。全部は無理でも数冊は買うことにしよう。特に亀山郁夫氏の訳で「カラマーゾフの兄弟」を読み直してみたいものだ。



今日の4000番台。

ルック・アウト

ルック・アウト


60年代のブルーノートが一番力を入れたと言われる(そう、ライナーノートに書いてあった)スタンリー・タレンタインのリーダー作が4039番。60年代に活躍すると言えば、新主流派かフリージャズということになるのだが、この人はそのどちらでもない。むしろ、ブリブリのテナーを吹く昔臭い印象が強い。その意味でいつ聴いても変わらないというよさがある。ホレス・パーラン・トリオと共演したこのアルバムでも、スリーサウンズをバックにしたアルバムでも彼はブロブロとテナーを鳴らし続けている。それが、いいんだな。