落穂拾えず。

本日は仕事終了後、実家に向かう。
電車読書用に斎藤美奈子「あほらし屋の鐘が鳴る」(文春文庫)を本屋で調達してから駅へ。
面白く読み始めたのだが暖かな車内についうたた寝をしてしまう。五反野で途中下車して四季書房を覗く。何も買わなかったがこういう店があるというだけで心憩う。
次の電車が竹ノ塚止まりだったのでここでも降りてブックオフへ。時間がないのためさっと流す。新潮文庫の特別復刊の小豆色があちこちにある。もしかしたらと棚を何度も見たが小山清「落穂拾い・聖アンデルセン」は見あたらない。ついさっきまでここにあったはずだという気持ちを捨てきれないまま店を出る。洲之内徹「絵のなかの散歩」(新潮文庫)の美本があったのでそれを土産がわりに買っておく。
今晩は実家に泊まって明日は父親の墓参り。携帯からの書き込みなのでこのへんで。