朝、目覚めてまず風呂へ。
小雨そぼ降る露天風呂でしばし放心状態。
バイキング形式の朝食を食べにレストランに行くと、思いのほか多くの泊まり客がいる。自分のことを棚に上げて、平日になんでこの人たちは仕事もしないでこんなところにいるのだろうと不思議に思ってしまう。
支度をしてロビーに下りると、お土産屋のおじさん、おばさんがものすごい勢いで呼び込みをしている。若い女性の同僚たちは怖くてひいていた。あれじゃ売れないよな。
同僚の車で最寄りの駅まで送ってもらう。
本屋へ。
その他、ダイソーで電池を、家電量販店でワイヤレスマウス(先日壊れてしまったので)を買い、TSUTAYAに寄ってから帰宅。
帰宅後、TSUTAYAで借りてきた実相寺昭雄監督「姑獲鳥の夏」を観る。キャラクターが売りの原作だけにキャスティングのもつ意味が大きい。個人的な評価は以下の通り。
○京極堂(堤真一)もう少し長髪で、滑舌がいいとよし。
○関口巽(永瀬正敏)小説家ぽくないのと、濱マイクのイメージが邪魔か。
◎榎木津礼二郎(阿部寛)これはイメージぴったり。ただし、本編での活躍は物足りない。
×木場修太郎(宮迫博之)木場修がこんな小柄ではいけない。
◎中尊寺敦子(田中麗奈)原作のボーイッシュなイメージとしっかりマッチ。
久遠寺涼子役の原田知世が年齢を感じさせない演技で好演。この人の姿を見るといにしえの角川映画を思い出す。たしかにこの映画の雰囲気、テイストは角川映画のノリですね。涼子の母役でのいしだあゆみのどんより顔と奇声は目と耳に残った。
古書肆・京極堂の店内が蔵造りの2階建て書庫とは思わなかった。これはちょっとイメージと違う。原作者の京極夏彦氏も水木しげる役で登場するくらいだから、この店内の造りにはオーケーを出しているのだろうが。
録画しておいた「タイガー&ドラゴン」も2話分観る。「明烏」篇で年相応となった薬師丸ひろ子を鑑賞する。この人も角川映画の人。感慨無量である。
その後、旅行で途中となっていた「あほらし屋の鐘が鳴る」の残りを読み終えて、「変身」を40ページほど読む。旅行帰りは、なぜか気持ちがブルーになってしまうため、大好きなこの作品も重く感じてしまい、今夜はこのくらいで止めにしておく。
気分を変えて、本の山から見つけた荒川洋治「ラブシーンの言葉」を読み出す。久世光彦「卑弥呼」が面白そうだ。
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前の2枚はルーストセッション、最後の1枚はストリービルでのライブ。2枚目の「枯葉」のまったりほんわかした雰囲気と3枚目の村上春樹氏絶賛の「ジャンピング・ウイズ・シンフォニー・シッド」の段々と盛り上がって行くゲッツのソロを楽しむ。