天気も本も豪快さん。

 大雨洪水警報が出される中を出勤。


 途中、強風に傘がベチャと潰れる感じになる。おちょこになるんではなく、風に押されて骨が横に倒れる状態になったのだ。おちょこと違い直し方が分からないので、困っていると次の強風で偶然元に戻る。助かった。


 この天候で野外仕事が中止となり、自分のペースで机仕事ができる。あれこれとやっているうちに夕方となり、退勤する。


 帰り道でも強風で傘が潰れる。今度は助け舟の風は吹かず、自力で何とか復旧した。


 携帯本を持ってこなかったので、本屋でなにか文庫を1冊と物色する。


 河出文庫の新刊をチェック。安藤鶴夫「わたしの寄席」のカバー写真がステキ。


ただ、単行本を持っているので今日は見送る。先月出た「三木助歳時記(上・下)」もまだ買っていないしな。


 こちらを選択。

  • 泉昌之「豪快さんだっ! 完全版」


 帰宅して、「豪快さんだっ! 完全版」を読む。豪快さんのキャラクターが全面に出てくるのは最初の5作品(全体の3分の1)なのがちょっとさびしいが、2杯のカツ丼を豪快に食べまくる豪快さんを読んでいるとやはり無性にそば屋の普通のカツ丼が食べたくなる。


 往来座の瀬戸さんから“月の湯古本まつり”で売れ残った本の書影付きのメールが来た。なるほど、これらが残ってしまったか。追加した温泉本2冊は銭湯という場所もあって売れたようだ。残った40冊は往来座で買い取ってもらった。瀬戸さん、ありがとうございます。


 5月の文庫新刊案内が更新されていた。
 来月の講談社文芸文庫は3冊とも充実している。


 河出文庫の充実も見逃せない。落語本はないけど。


 
 新潮文庫では坪内祐三「私の体を通り過ぎていった雑誌たち」が楽しみ。