あのころのファンタ。

 

 朝目覚めてTVをつけるとマンUチェルシーチャンピオンズリーグ勝戦をやっている。どうも贔屓のマンUの分が悪そうなので、チャンネルを変えてニュースを見ていたらその番組内で優勝したことを知る。


 仕事を終えて、家電量販店へ。最近調子の悪い自宅のPC用のマウスを買い換える。マックとウインドウズ両用で気に入るものを見つけるのに結構てまどった。


 本屋を巡回して帰宅。


 「本棚の中の骸骨」の近刊案内でフロスト刑事シリーズ第四弾「フロスト気質」がこの夏に出ることを知る。それから、「河岸忘日抄」に出てくる神西清訳の「かき」を含むチェーホフ短篇集が岩波文庫の今月の新刊として発売中であることが分かった。書店で手に取って見なくてはと思う。


 マウスが新しくなっただけで、PCを使うのがずいぶんと快適になった。


 「アメトーク」のサンミュージック芸人特集で髭男爵が登場。どこかで見たことがあると思ったら、いま職場でコンビを組んでいる同僚にそっくりだった。そう言えば、ファンタグレープを飲んだのっていったい何年前だろうか。100%果汁のジュースがポンジュースしかなかった子供時代に、無果汁と堂々名乗っていた人工的なファンタはどこかカッコよく見えたものだ。あのころ、ジュースとは無果汁で甘いものじゃなくてはならなかった。すっぱい果汁はジュースの風上にも置けないものであった。