何者かが歩けと言う。

職場を出て雨の降る中を歩き始めると、すぐそこのバス停にバスの姿が。慌てて走り出すもドア前5メートルでバスは発車してしまう。運転手はぜったい横目でこちらの姿を見つけていたはずなのに。これも歩けと言う何者かの意志であろうと駅まで歩く。


本屋へ。文春文庫を3冊購入。

すでに発売されているはずの講談社文芸文庫の新刊を買うつもりだったのだが、見当たらないので、以前から我慢していたこの3冊にする。上の2つは単行本で一読している。岸本さんのは未読。


駅前からバスに乗ろうとするとふだんでは考えられない程の行列となっている。どうやら、何か事故でもあったらしい。これも歩けということだなと判断し、歩いて帰宅。


ブログ散歩の途中で、本やタウンの文庫近刊情報が更新され5月の分が載っているのを知る。

単行本はやたらと厚く重い本であった記憶があるから、手軽な文庫なら読んでみたいと思う。

「花影」は確か坂本睦子をモデルにした小説だったと思うが、久世光彦「女神」ともども読んでみたい作品だ。
小説は新刊がコンスタントに出ている庄野本だが、随筆集はとんと見かけない。親本は1968年に講談社から出版された「自分の羽根」という随筆集のようだ。

これも“〈食〉の名著復刊”シリーズの1冊なのだろうか。どちらにしろ、この手の本をこれからも出してほしいものだ。


アンツルさんの「寄席はるあき」読了。これで獅子文六「ちんちん電車」も買える。


今日は購入3冊に読了1冊。


【購入できる新刊数=5】