野外と谷中。

朝、天気予報を見ると数日前の予報より天気はいいようだ。今日は終日野外での仕事なのでうれしい。一箱古本市に参加する方々もほっとしているのではないか。


この春からスタッフに加わってくれた女性の同僚が、自分のポジションを見つけられずに居心地悪そうなのが気になっているのだが、こちらもどう扱っていいかまだ手探り状態であるため、気をつかって疲れる。


今日の仕事は、思い通りにいったこともあり、その逆もあったという感じ。午後の俄雨には参ったけれど。一箱古本市の人たちはどうしただろう。


帰宅後、小林信彦「昭和のまぼろし」(文藝春秋)を読む。雑誌連載中に気付かなかったことや読んだのに忘れてしまったことを確認しながら、興味深く読む。昨今のお笑いブームで、残るのは友近だろうとさりげなく書いてあるのはさすがだなと思う。
それから254ページの《古本屋全盛時代で、井上靖五味康祐、早川ポケットミステリは古本屋で借りて読む。》とあるのは“貸本屋”の誤植だろう。
読了後、とりあえず、「女の中にいる他人」、「パッチギ!」、「奥さまは魔女」、「ミリオンダラー・ベイビー」、「タッチ」などを観るための努力をすることを決意する(つまりTSUTAYAに行くようにするということですね)。

明日も終日野外で仕事だ。もう寝よう。

来年は一箱古本市に行けるといいな。


本日1冊読了につき、買える本が増えた。
【購入できる新刊数=3】