門の中に月。

今日は遅番で、歯医者に寄ってから職場へ向かう予定であったのだが、いろいろとやることが溜まっていたため、予約をキャンセルする。
家賃を振り込み、紅茶を仕入れてから職場へ。


夕方、野外の仕事である事件に遭遇。その件で警察の事情聴取を受ける。
事件時の己の行動を何度も反芻する。その度、自分の無力さ、臆病さに直面してしまう。一度はうまく助けることができたのに。あそこで終わっていれば、気持ちよく家路につけたのかも知れないが、現実は当然のごとく思う通りなどにはならない。
この出来事がこれからの自分にどんな影響を及ぼすのだろうか。今はよく分からない。


嫌な気分を振り払うために本屋へ。

小林本は『週刊文春』連載の最新単行本。
久世本は未完の遺作。“百間”の“間”はもちろん“門”の中に“月”が正しい。いい加減にこの字を普通に使えるようにしてほしいものだ。
昭和のまぼろし―本音を申せば  百〓先生 月を踏む

帰宅すると、古書現世から小包が。
本に囲まれて、すこし心が安らぐ。


今日購入した新刊は2冊。読了本はなし。

【購入できる新刊数=1】