ぬえの舞う日はおそろしい。

何事もなく仕事を終え、退勤。


同僚に頼まれた本を探しに地元の古本屋による。探索本の姿は棚にあったのだが、思っていたより本の程度が良くない。明日状況を説明した上で、購入するかしないかを確認することに。


新刊書店にて。

この号には南陀楼綾繁さんによる「気まぐれ古書店紀行」の書評が載っているのだ。


帰宅するとポストに“郵便物お預かりのお知らせ”が入っている。チケットぴあに注文した5月3日の横浜にぎわい座立川談春独演会のチケットが届いたらしい。早速ネットで職場への再送付を依頼する。


昨日の郵便物に入っていた能楽師をしている友人からの封書をチェック。6月3日に国立能楽堂の舞台があるというお知らせだ。ここ数年案内を貰っていながら観に行けていないので、今年こそと思う。この日はお茶の水で定期健康診断を受ける日だ。健康診断は午前中に終わるので時間的には問題ないが、バリウムと下剤を飲んだ体でまともに観能ができるのかちょっと不安。案内状を読んで友人がブログ(http://blog.goo.ne.jp/nuenokai)をやっていることを初めて知る。同級生の頑張っている姿はやはり刺激になるな。だからと言って急に何ができるわけではないけれど。


南陀楼さんによる「気まぐれ古書店紀行」の書評を読む。まずは話題の箇所をチェックしてしまう。ほんとだ。
書評末尾にある、《この本をガイドブックとしては使いたくない》、《ふらふらと散歩に出かけた先で、「古本」という看板を見つけて飛び込むのがこの「気まぐれ」な本の読後感にふさわしい》という箇所に共感する。
僕たちがこの本から学ぶべきことは、そういう古本屋がそこにあるということではなく、古本屋とどのように関わるかというあり方なのだから。

【購入できる新刊数=6】