春樹の山。

 午後から渋谷への出張があったので、用件が済んでから池袋に出て往来座へ寄る。昨日送った段ボールに入りきらなかった文庫本を10冊ほど持ってきたのだ。瀬戸さんが独りで店番をしていた。30日・31日の外市に顔を出せそうもないので、池袋駅で買った札幌どら焼き(塩キャラメル味など)と出張先で貰ったエコバックをお詫びに置いてくる。


 池袋のリブロを覗くと村上春樹1Q84」が平積みというより山積みされていた。当然、買って読むことは決めているのだが、この本は地元でも簡単に手に入るだろうから、入手が難しそうなこれを買って帰る。

お言葉ですが…〈別巻2〉

お言葉ですが…〈別巻2〉

 青が清々しい装丁だ。高島さんの新刊がまた読めるという気分も手伝って雨に降られた鬱陶しさも少し晴れる。


 仕事が溜まっているので直帰せずに職場へ戻る。途中のコンビニで買った炭酸ヘルシアウォーターを飲み、ゴマせんべいを食べながら夜9時まで。


 退勤して本屋へ。ここもしっかり春樹本を平積みしている。なんだかんだと言ってもこの人の本が売れる真っ当な世の中であってほしいものだと思う。


 その他、休刊が決まった『國文學』臨時増刊号や黒岩比佐子さんの角川文庫などが気になるのだが、毎日少しずつ手に入れていこう。それを楽しみに日々を過ごすことにする。