週末をベトナムで。


 昨日は朝から仕事。連休中とあって職場の人影もまばらだ。夜7時になると自分しか部屋にいないことに気づく。自分のためだけに電力を消費するわけにもいかず灯りを消して退勤。


 9時前に友人と待ち合わせて駅前のベトナム料理屋へ。友人の再就職の祝いを兼ねた食事をとる。春巻き、バインセオ、焼きビーフン、土鍋ごはんなど盛りだくさん。たらふく食べた。満足。



 今日は休み。ゆっくり起きて洗濯をする。洗濯機が回っている間、動画で「水曜どうでしょう」の“原付ベトナム縦断1800キロ”を観る。これまでの日本編の原付シリーズにはない緊張感が画面に溢れている。街中のカブの洪水のものすごさ、沢木耕太郎氏が「一号線を北上せよ」と行ったハノイホーチミンを結ぶ国道1号線を走る車たちのとてつもない激走ぶりに目が釘付け。これでもかというアクシデントの後に待つ感動的なゴールまでを堪能した。



 午後から外出。山のようなワイシャツをクリーニング屋に出してから隣町のブックオフへ。



 ここへくるのも久方ぶり。溢れんばかりの本に囲まれているシアワセを感じる。ブックオフ仕入れの場所として見てしまえば最近掘り出し物がないと嘆きたくなるような状況であるが、本好きという立場で見ればこれだけ本があれば、必ず見たこともない本の数冊に出会う。それだけでも楽しい。買う買わないに関わらずブックオフにいるとあっという間に時間が経ってしまうよ。


 今日は以下の本を含めて文庫を6冊購入。



 井筒本は「〈狐〉が選んだ入門書」に取り上げられた1冊。これで入門書収集が1冊増えた。


 ヤスヒコ本は新刊で買ってあるが、100円で手に入るならダブリもじさない。カラーも含めたヤスヒコ画がてんこ盛り。


 高橋本はエッセイ集。さすが旺文社文庫、解説・作品解題・年譜が40ページ近くもある。


 油井本はこれで何冊目だろう。見つけると買ってしまう。ジャズに触れはじめた時に道標のように数えきれないほどページを繰った本。気がつけばこの本に載っているアルバムをCDで集めはじめていた。



 知人のパン屋に寄ってパンを買い、歩いて職場へ。



 明日からの通常勤務が始まる前に片付けておきたかった事案を2、3処理して退勤。いつ降り出してもおかしくない空と風。



 クリーニング屋に寄って以前に出したワイシャツを山のように受け取り帰宅。




 これで連休も終わりか。今年はいつもより休めたGWだったけど旅行に行くような余裕はなし。


 ああ、休みを取ってベトナムにでも行きたいものだなあ。