2009-01-01から1年間の記事一覧

ボタン2個分の軽さ。

目覚ましを8時にセットしたのだが、7時半頃に目が覚めてしまう。出張のない日曜なのだから目覚ましなどかけずに気のすむまで寝ていたいところなのだが、明日締め切りの仕事が終わっていないため昼までには職場に行かなくてはならないのだ。 溜まっていた洗…

レンガ頭。

気が重い仕事を控え、朝からどんよりとした気分で職場へ。 終わってしまえば、あっけないくらいなんでもなく、ほとんど意味さえもない時間。 頭の中に脳みその代わりにレンガでも詰まっているのではないかと思うくらい頭部が重くなんの反応もしない。これで…

ロマンスのこだま。

休日出張で小田原へ。 前回来た時と同様、駅の待合室の中にある売店のウエッジ出版物棚をチェックし、買い逃していた橋本敏男「増補 荷風のいた街」(ウエッジ文庫)を入手する。朝の8時に書店は開いていないが、駅の売店は開いているのだ。駅構内の箱根ベ…

済みと×。

相変わらずの停滞感を払しょくするために頭の中にクリアすべき仕事を書きだして、その上に×をつけて行くようにひとつひとつ潰していく。朝いちから夜8時まで×を重ねて予定の仕事をすべて済みにしてみたものの総体的な仕事量が減った気がしない。 退勤して本…

自転車操業業者。

職場で先輩の机の上に村上春樹「1Q84」が置かれていたのでちょっとびっくり。へぇ〜、読むんだ。 夜になり、激しい雷雨が予想されると聞き、あまり遅くなる前にと職場を出ると、空に稲光が。早足で駅まで歩く。駅ビルで先日買ったスーツを受け取り、バス…

諭吉とともに本屋へ。

僕は参加しないが職場のイベントがあるためまだ夜の8時半だというのに誰も仕事場にいない。それではとこちらも帰る。 今の職場に勤めて20年がたったので1万円あげるから、その金額を超える領収書を持って来いと言われていたことを思い出した。提出期限は…

スパゲッティのある街。

ひさしぶりの休日。9時前に目覚めて、洗濯機を2度回す。洗濯をしたのは何週間ぶりだろう。帰宅が夜遅く、土日も仕事となれば洗濯機のスイッチを押す機会がないのだが、今日は海老一染之助・染太郎級の働きをしてくれたので、ベランダに白いシャツが洗剤の…

berのつく日々。

昨日やっと懸案の仕事が終わり、今日は土曜日だから久しぶりに早く帰れると喜びながら働く。 この3週間まったく休みがなく、特に今週は退勤時間が9時、10時、あわや11時という状態が続き、英語の月名でいえば、berのつくような日々であった。外で夕食…

肩もみデズモンド。

昨日は雨の中の野外仕事。 こちらのミスで本部に呼び出され、部長から直接注意を受ける。先週は別の会場で別の部長から注意を受けたばかりだ。2週続けて凹む。 帰りに横浜駅の有隣堂で『文學界』7月号を買ってから電車に乗る。文学界 2009年 07月号 [雑誌]…

本でアイロン。

停滞している。職場の机の上に積み上げられた紙達の氾濫。未処理の書類を入れたクリアファイルや扱いを決めかねる小冊子も机に作りつけられた書棚の本の上で崩れやすい春先の雪山のような不気味な高さを形成している。 一日忙しく作業をしたものの何かが片付…

春樹の山。

午後から渋谷への出張があったので、用件が済んでから池袋に出て往来座へ寄る。昨日送った段ボールに入りきらなかった文庫本を10冊ほど持ってきたのだ。瀬戸さんが独りで店番をしていた。30日・31日の外市に顔を出せそうもないので、池袋駅で買った札…

石ころと一緒に。

いつもより30分早く起きて家を出る。今日は職場が提携している施設での年に一度の人間ドックの日。東京へ向かう電車はとてつもなく混むのでそれを避けて6時台の電車に乗り、神保町で下車。コンビニ以外開いていないような閑散としたすずらん通りを過ぎる…

CR中公新書

昨日、今日と野外仕事。日照り攻めの次は水攻めとなかなかハードな2日間だった。 2年前甲府に散った夢よもう一度と準備をすすめていたのだが、一番恐れていたことが今日の午前中に起こる。昨日の手ごたえがよかっただけに、何かもてあそばれているような感…

皿皿皿と菊。

昨日は知人がとってくれたチケットで巣鴨のスタジオフォーに立川志の輔独演会を聴きに行く。定員80人の志の輔師匠いわく「自分のやっている中で一番小さな会場」ですぐそこに現在の落語界を支えている大看板が落語を語っているのはまさに感動ものであった。…

ルーティン・サンデー。

休日出張のない日曜日。なにもする気が起きない。 9時に目覚めてテレビをつけ、「ドラゴンボール改」、「ワンピース」、「クロスゲーム」と3本連続アニメを観てしまう。疲れによる退行現象ですかね。 三遊亭円生「永代橋」を聴きながら風呂に入り、少し前…

ロンが撮るロンドン。

朝から出張野外仕事。 いつもと違う人たちと組むので勝手が違って戸惑う。「スタッフはこれをかぶってください」とファンシーな色をしたキャップを渡される。あからさまに嫌そうにしている人がいて面白い。いまさらカッコつける歳でもないので唯々諾々とファ…

白い花から赤い花。

休日出張のない日曜日。9時半まで寝ている。 洗濯をし、洗濯物をクリーニング屋へ出してから職場へ。休日に仕事をしに行くなんて仕事の虫などと呼ばないでいただきたい、そうしないと明日からがつらいのです。 コンビニで買って来たおにぎりで昼食をとり、…

B型の死角。

初夏のような日。 夕方まで野外で仕事。仕事着からスーツ姿に着替えて退勤。 本屋へ。文春文庫の新刊が出ていた。 小林信彦「昭和のまぼろし」(文春文庫) 天野ミチヒロ「放送禁止映像大全」(文春文庫) 小林本は「本音を申せば」シリーズの1冊。2005…

映画の品格。

昼過ぎまで仕事をして退勤。 電車に乗って日比谷を目指す。丸の内ピカデリーでやっている映画「グラン・トリノ」を観にいくつもりなのだ。 最初は松岡正剛「白川静」を読んでいたのだが、眠気でぼんやりしてしまい字が目に入ってこないので、iPodで春風亭昇…

森繁とともに風呂へ。

昨日今日と仕事。眠い目をこすりつつ松岡正剛「白川静」(平凡社新書)を読みながら出張場所へ向かう。 昨日うれし涙を流していた女の子が今日は悔し涙を流しているのを見ながら、婦女子というのはよく泣くものであるなあと思う。その点、男はいいカッコしい…

先発転向。

今日は自分の所属する部署の懇親会だ。なんだかんだとバタバタしながらも無事に開催にこぎつけ、それなりによっぱらいの2、3人も作り出し、男女の微妙な関係がちらほらと垣間見え、自分的にはただただ最後の雑炊を堪能した会だった。 2次会に行く人々と別…

古本と立方体。

職場のとても偉い人が出した一枚の紙のおかげで職場に驚愕が走る。今後の影響がちょっと恐ろしい。 仕事を終えて9時過ぎに退勤。本屋で仕事の本を3冊まとめ買い。 帰宅するとポストに『ちくま』5月号が届いていた。枯れた文庫がずらっと並んだ林哲夫さん…

神保町を封鎖せよ。

休日出勤で野外仕事。気持ちよく晴れて、風も心地よい。 午後3時前に仕事終了。電車に乗って神保町へ向かう。 今日の携帯本は松岡正剛「白川静」(平凡社新書)。50ページほどを読んだだけだが、なるほど白川漢字学について興味を持たせるうまい紹介ぶりであ…

明後日に向かって撃て。

相変わらず仕事はバタバタと過ぎて行く。 人影も少なくなった職場で休日をはさんだ明後日に向かってメールを送る。明後日の朝にPCを開いた同僚たちのうんざりした顔が目に浮かぶ。 本屋に寄る。『ユリイカ』のクリント・イーストウッド特集が気になる。「チ…

見知らぬ街に住む。

今日は遅番。 山菜おこわを買って職場へ。 夕方から野外仕事。急に冷たい風が吹き始める。 また夜9時まで。 自分の意識が自分の中に型どおりのストレスを作っていくことに気づくが、なかなかそれを解消できない。「わかる」と「できる」は違うんだよな。 と…

紫煙の蔵書印。

休日出張野外仕事。 昨日と打って変り晴天なれども風強し。いや、強いなんてもんじゃない。びゅー、びゅー吹いてくる。花粉症持ちにとっては恨みたくなる一日だ。 仕事の空き時間に休憩所で坪内祐三「ストリートワイズ」(講談社文庫)を読む。原辰徳、戦後…

太宰の地図。

今日はしゃべくり仕事。花粉の影響で喉がよくないところへ何時間もしゃべり倒したため午後にはかすれ声になってしまった。 夕方雨のやまない中を退勤。 本屋で。 太宰治「地図 初期作品集」(新潮文庫) 地図 初期作品集 (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メー…

落語で養生。

今日は8時半に退勤できた。 本屋へ。 『エスクァイア日本版』6月号 Esquire (エスクァイア) 日本版 2009年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: エスクァイア マガジン ジャパン発売日: 2009/04/24メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を…

カプセル怪獣としての自分。

今日も気がつけば夜9時になる。 自分のような人間はこの世にひとりいれば充分だと思っていたのだが、仕事が混線しているためあと2、3人は欲しくなる。 とりあえず、本屋でひと息つく。 『エルマガジン・アート』 京阪神アートブック―L magazine art (える…

ゴールラインで止まるを得ず。

なにやら仕事が混線状態で今何を優先してやらねばならないのか自分でもよくわからなくなっている。抱えている種類の違う複数の仕事がほぼ同じ時期の締め切りに向かってゆっくりとしかし着実に歩を進めていく。気がつけばマラソンの40キロ過ぎとなってもス…