2010-01-01から1年間の記事一覧

太陽が袈裟切り。

仕事用のバッグはショルダーバッグでこれを袈裟懸けにしている。駅から歩いていると太陽がカーッと照りつけてきて職場に着くまでにしっかりと汗をかいてしまう。鞄をおろして洗面所に入るとひと昔前の南米のサッカーチームのユニホームのようにシャツに斜め…

夏季限定ビオレ。

今日も暑い。 昼過ぎまで野外仕事。たらふく汗をかいてホウホウの体で冷房の効いた室内に戻る。背中に張りついたTシャツがヒンヤリとするのが心地よいやら気味悪いやら。 午後は着替える暇もなく売れっ子弁護士並みに相談者が訪れ、電話も鳴る。 夕方やっと…

宿題やったか?。

この夏は暑さと仕事でシオシオのパアになってブログを書く気力もなく過ぎて行った。過ぎて行ったと書いてはみたが、過ぎるどころの話ではなく9月の声を聞こうというのに相変わらずバカみたいに暑くて嫌になる。 一昨日昨日と野外仕事を同僚に頼み、自宅に籠…

バリウムを飲んで山の上ホテルへ行こう。

今日は年に一度の人間ドックの日。 毎年利用している健診機関がお茶の水にあるため、神保町で下車して歩く。 健診は午前中で終了。これまでは健診の結果は後日郵送にしていたのだが、何時間か待って当日結果を確認するコースを選ぶと無料ランチ券がもらえる…

アナログに胡座をかいていられない。

このところ毎朝目覚めると身体およびその周囲一帯がおびただしい汗にまみれている。別に悪夢を見たわけではない。ただ単に暑いのだ。その尋常ではない汗の量にそのうち寝ながら溺死するのではないかと本気で思う。 連日の野外仕事がボディブロウのように効い…

活字と実家。

昨日の夜に荻原魚雷「活字と自活」(本の雑誌社)を読み終えた。誰もが思うことだろうけれど、このエッセイ集には、地味ではあるが自分の世界をしっかりと持った私小説の佳品を読むのと同質の感動がある。 林哲夫さんがブログで魚雷さんに以前から小説を書け…

ワールドカップの吉行淳之介。

朝、起きてTVを観ていると先日行われたワールドカップのスペイン対ドイツ戦のダイジェストをやっていた。ドイツの若手選手のエジルって誰かに似ているなあと思っていたのだが、それが若き日の吉行淳之介であることに気づいた。 今日は仕事を早めに切り上げて…

ランドセルを背負った40代。

午後、雨がぱらついてきたことをいいことに、仕事を早めに切り上げて電車に乗る。 神保町に到着。既に4時を過ぎている。東京古書会館で行われている黒岩比佐子さんと岡崎武志さんのトークイベントは終わってしまっているだろう。だがまだ展示場は6時まで開…

整ったものと整わないもの。

先週は2日ほど水戸へ出張。宿に着いてから夕食までの空き時間に周辺をブラブラ。新しくできた県庁街らしく、古本屋はないが川又書店という大きめの新刊書店を見つける。 もちろん店内に入る。新書、文庫が充実しているのだが、小説・エッセイの棚は店内の広…

ちょいと一杯のつもりで読んで。

日本対カメルーン戦の余韻を体と心に残したまま起きる。 今日は出張。梅雨入りしたはずが不意打ちのような好天だ。 電車での移動なので、本が読める。今日の携帯本は村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」(文春文庫)。前書きを読み始めてそ…

イタミ本2冊。

出張野外仕事のない週末。 昨日は久しぶりにカトウさんを見た。と言っても通勤時ではなく(彼女は土日休みらしく土曜日の通勤時にすれ違ったことはない)、野外仕事の後の体をクールダウンさせるために職場近くのパン屋へアイスを買いにいった帰りに職場の入…

モヤモヤのない日曜日。

この2週間ばかり、心が折れたような日々を過ごしていたため日記を書く気にならなかった。この1週間もほとんどカトウさんとはすれ違っていない。仕事に急かされいつもより早い時間に出勤することが多いのだからそれも当然と言えば当然か。 昨日今日と職場を…

ラッキー嬢を探せ。

かれこれ20年以上同じ坂道を上り下りして職場へ通っていると毎朝同じ人たちとすれ違う。そのうちで明確に顔を覚えている人が何人かいるが、それがほとんど女性になるのは男の習性としていたしかたあるまい。 ではその女性たちは他の人たちに比べて容姿の点…

クローズ・トゥ・チャイナ。

朝から雨。雨天対策用の野外仕事着を装着して家を出る。 気分を引き立てるために先日衝動買いしたadmiralのショルダーバッグを袈裟がけにして。このメーカーのものを買うのは初めてだが、1914年から続いているイギリスのメーカーとくれば英語国好きの血が騒…

みんな買ってるかい。

なにやら余裕のない日々が続いている。 先週は気分的に追いつめられたような感じで仕事から帰宅しても本を読んだり、日記を書いたりする余裕もなくただ逃げ込むように借りてきた「モヤモヤさまぁ〜ず2」のDVDを毎晩のように観続けることで日々を過ごしてい…

ストレスレスとストレススレスレ。

日曜日が来た。もちろん日曜日は週に一度万人に対して平等にやってくるが、フツーに休める日曜は民草に等しくもたらされる訳ではない。その休日がそっと訪れたのだ。 9時頃のそのそと起き出し、洗濯。白いTシャツを10枚ほどと白いポロシャツを1枚ベラン…

UVカット携帯。

今日は1ヶ月ぶりの休日。 昨日、一昨日と野外で一日陽光を浴び続けていたので極力室内で過ごしたい。まずは録画しておいた「モヤモヤさまぁ〜ず」と「龍馬伝」をみてから風呂に入る。 BGMは先日古本屋で買った立川志の輔「みどりの窓口/しじみ売り」。前者…

20をめぐる悔恨。

今週も仕事に追われているうちに週末を迎えた。 そんな生活の中でうれしかったことは、地元の本屋でこの本と出会ったこと。 野呂邦暢「夕暮の緑の光」(みすず書房) 夕暮の緑の光 (大人の本棚)作者: 野呂邦暢,岡崎武志出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2…

大人の本だな。

朝5時半起床。菓子パンと牛乳とコーヒーで朝食をとり、風呂に入る。「仮面ライダーディケイド」の再放送(仮面ライダーアマゾンが懐かしい)を観ながら支度し、家を出る。 目の奥の方に鈍痛がある。これは寝不足、疲労のしるし。今月に入ってまだまともに休…

モヤモヤさんで〜ず。

朝起きると風邪をひいていた。喉の奥に風邪の固まりが詰まっている感じ。昨日の野外仕事がとてつもなく寒く体の芯に寒さが染み込んでくるようだった。その寒さを抱き込んだまま帰ってきたような気分だったが、やっぱりこんなことになってしまったか。 パブロ…

葉桜の下の葉月。

休日出勤野外仕事。 仕事現場周辺には桜の木が多く、すでに6割方散ってしまっているように見えるが、時折強い風が吹くと驚くほど多量の花びらが舞い落ちる。一瞬視界が白いドットで覆われてしまったかのようだった。そこにいた人々は歓声をあげながら携帯で…

つけねらうつけ麺屋。

なにやら年度始めの慌ただしさの中でばたばたと日々を送っている。 仕事帰りにつけ麺屋に寄る。ここの店は券売機の横に店員が立ち、僕が“つけ麺”のボタンを押すや否や、「つけ麺で〜す」と大声で厨房に告げ、続いて“大盛り”のボタンを押すと「大盛りで〜す」…

ミル・アン・サリー。

昨夜からの大風が今朝もやむ気配を見せない。 朝風呂に入り、昨日の花粉を体から落とす。うかうかしている間に4月になってしまった。好きなスタンダードナンバーである「エイプリル・イン・パリ」を聴きたくてサラ・ヴォーンのアルバムを浴室に流す。サラ・…

4冠から5冠へ。

今日は仕事が早く終わった。明日から忙しい日々が始まるのでしばらく神保町へもいけないなと思ったら丸香のうどんが食べたくなった。 当駅始発の電車に乗り込み神保町へ。車内で携帯本の田草川弘「黒澤明vs.ハリウッド」(文春文庫)を読む。550ページを…

鼻に蛇口のたとえもあるぞ。

気持ちよく晴れたのだが風は冷たい。それでも雨や曇りよりましと思いながら野外仕事をする。つい気が緩んでマスクをせずにいたら今シーズン一番のアレルギー反応が出てくしゃみ・鼻水が止まらなくなった。しまったと思うが時既に遅し。 午後机仕事に戻っても…

神保町というブルペン。

今日は一応フリーとなっているのでしっかり寝てから起きる。一応と言ったのは午後2時までに職場に行き、一件だけ片付けなければならない仕事があるからだ。 泊まり込みではシャワーだけだったのでゆっくりと湯船につかる。浴室に流れるBEGINを聴きながらぼ…

体と心は野菜を求めている。

3泊4日の職場泊まり込みから今日解放される。 そんなにきつい仕事ではないのだが、プライベートな時間をほとんど持てない数日間は寝不足とともにけっこうこたえた。食事に関しても自由にならず、ほか弁を中心とした揚げ物・肉類のオンパレードで野菜や繊維…

みちくさ市日和。

晴れましたね。 今日は雑司ヶ谷でみちくさ市です。連休の最後を雑司ヶ谷辺りの散歩で過ごすのも悪くないと思います。 天気もいいし、散歩の途中で本や雑貨のフリーマーケットをのぞいたりするのに絶好のみちくさ日和ですね。 雑司ヶ谷に向かう電車の中でブロ…

紅と鮭。

もっと物事をシンプルに進めることができないのかと思いながら日々なにやらグニグニとすっきりしないことばかりが続いている。 今日もそんな一日を過ごして退勤。 帰宅してみちくさ市に出品する本・雑誌・ビデオ・CDを段ボールに詰め、キャリーに括りつけて…

竜馬でゆく。

いつもの日曜。洗濯をしてクリーニング屋へ。 街に出て駅前のマクドナルドでカリフォルニアバーガーを食す。なんだかフツー。 ひと駅電車に揺られブックオフに行く。このところ携帯本として読んでいる小谷野敦「文学研究という不幸」(ベスト新書)で興味を…